全豪OPテニス決勝、ジョコビッチが優勝しましたね!
ラリーが長くて最初はこの試合は何時間かかるんだろう・・・と
思ってましたが(^∇^)
第3セット途中からはマレーが疲れたのか、メンタル的に
崩れてしまったのか。
決勝で最終セットが6-0というのはちょっと悲しかった
ですが、それだけジョコビッチが強かったんですかね。
とりあえず、また次の大会が楽しみです(o^-')b
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- 秘事・半所有者 (新潮文庫)/河野 多恵子
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最近訃報が多いですね。先日、河野多惠子氏もお亡くなりに
なりました。
私はこれ以外に読んだことがないのですが、母が好きだった
ようで実家に何冊かありました。
ある日、母が「これ、読んだら?」といってくれたのがこの文庫
です。
正直・・・なんでくれたのかわからない内容でしたね( ̄_ ̄ i)
もらった当時、30歳くらい??
この小説について理解不能でした・・・
特に「半所有者」についてはネクロフェリアという、禁断の
題材であったので。
でも、訃報を聞いたのと今朝の読売新聞に川上弘美氏が
河野多惠子氏について追悼文を寄せていたので、再読
してみました。
「秘事」は、昭和30年代に結婚した夫婦の普通の生活の様子を
描いたものです。
大恋愛で結婚し、夫は順調に海外赴任などをこなしながら
昇進していく。子供は男の子2人で、この次男が
「お二人は僕にとって最高の夫婦なんですよ」
などというくらい、はたからみてお似合いで仲睦まじい夫婦。
しかし、結婚前に妻は待ち合わせをしていた夫の前で、
事故にあい顔に大きな傷ができてしまう。
そのことを夫となっても、「傷のせいで結婚したわけではない」
という言葉を決して言わないと決めて生活していく夫。
そのことを感じていても、口に出さない妻。
早死にしてしまう妻に、夫は「決して同情や責任感から君と
結婚したわけではない」と言いそびれてしまう。
うーん、そうですね・・・
何もないことが小説になっている、稀有なものなのかな、と。
夫婦の背後にいつもある、「妻の顔の傷」。
そのことが夫婦生活のいたるところに出現します。
それが歪みといえば歪みなのか。
昭和の時代のよき人間関係や言葉遣いが描かれていて、
それは面白かったかな。
「半所有者」については・・・
ネクロフェリアってのが、ちょっと怖い。
しかしそれほどまでに妻を愛している夫、と思えばいいのか。
夫は死後の妻と交わることで、自分が妻を支配していたようで
実は支配されていたことを知る。
グロテスクだけど、これも愛か。
・・・・母がこの作家を好きだというのが、ちょっと知らない母を
見るようで少し怖くなったかも。
私にはなかなか理解しにくい作家だった様子。
最後になりましたが、ご冥福をお祈りしたいと思います。
★★☆