学名:Hosta montana
花言葉:落ち着き、沈静、変わらない思い、静かな人、沈着冷静な態度
「うるい」と呼び、今頃食べ頃の三菜ですv^^
うるいとは
うるいはユリ科の「オオバギボウシ」という多年草の若い芽です。
「トウギボウシ」や「ボンギ」「アマナ」などと呼ばれることもあります。
ちなみに、オオバギボウシという名前は、橋の欄干に施されている擬宝珠に似ており、葉が大きいことから名付けられました。
うるいという名前は、葉に水分が多く湿地に生息するため「潤い」から転じたという説や、葉がウリ類の色に似ているからという説があります。
白い茎と緑の葉がネギの姿と似ているものの、うるいはネギほど太さはなく葉が開いているのが特徴です。
また、ネギのような独特なくせや苦み、香りもありません。
若干のぬめりとサクッとした歯ごたえが楽しめます。
東北地方では昔からなじみのある山菜で、主な産地は山形県です。
天然物のうるいは、4~5月にかけて旬を迎えます。
雪の多い地域ではハウス栽培をしており、ハウス栽培されたものは2月くらいから店頭に並びます。
みそ和えや浅漬けで食べるのが定番です。
ただし、うるいの特徴であるぬめりは、生の状態で切っただけで食べても感じられません。
ぬめりを楽しみたい場合は、ゆでたりたたいたりして調理しましょう。
くせがないため、味噌汁などのスープやパスタの具材に加えるのもおすすめです。
サッと揚げて天ぷらにしてもおいしいですよ。
うるいの花も天ぷらにして食べられます。
ほかにも、シャキシャキとした食感が活きるサラダなどで食べることもできます。