フランス料理には憧れのある、つんもです。

憧れるあまりに、一人でフランス料理のフルコースを食べに行った経験あります。

まあ、

あまりの異質さゆえに、店員さんに気を遣わせる結果となったのが残念でしたが、
美味しく頂きました。

なので、フランス料理、気になります。

(少し前に、コロッケがフランス料理だと気がつき、ビックリ)

フランス料理の歴史/マグロンヌ・トゥーサン=サマ

¥3,360
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フランスの料理の歴史本です。

なので、「フランス料理」の歴史として読むと落胆します。憧れる様なフルコース系の宮廷系の料理はあまり触れていません。どちらかといえば、ブルジョアジーの食べていた料理の歴史書です。

なので、フランス料理の源流は他国から来た王女さまと一緒に来た料理人が
フランスの食材の悪さに落胆し、素材の悪さを消すために、
濃い味のソースと盛り付けで誤魔化したという、有名な話は出てきません。

ブルジョワジーの食生活がどのようなものであったかを資料をもとに綿密に書いています。

意外と、シンプルというか、貧しい、食生活が分かります。
ジャガイモ、トマトは歴史が新しいですし、ニンジンも実はあとから入ってきたもの。
弱火で煮込む、焼く以外には調理法が無いので、
多くの料理レパートリーがあるわけではなさそう。

そうやって考えると、「フランス料理」って異質な食事なんだと思いますね。

フランスの料理の進展には、調理器具の改善や流通網の発展などが重要な
役割をはたしていることも分かりました。当然といえば当然なのですが、
「~~の歴史」とかすると、良く他の歴史の事を忘れてしまいますが、
やはり、互いに緊密な関係にあるということがわかります。

そんな、お堅い内容が満載のこの本ですが、
文章自体は読みやすいです。そして、そこかしこに、当時のレシピが出ており、
興味深いです。


この本は、
料理の好きな方や、歴史好きの方は是非一度お読みください。