何と言っていいのか、まあ、私の勉強不足でしょう。

タクシー王子、東京を往く。―日本交通・三代目若社長「新人ドライバー日誌」/川鍋 一朗

¥1,418

Amazon.co.jp

タクシー会社の三代目の社長さんが現場を知るために、自らタクシーに乗った一か月間を書いた本。

ぬう、なかなか魅力的な本だ。是非、読んでみたい。

と思って、二年くらい。全く出逢いが無く、月日は過ぎ、私の職もなくなった最近、

古本屋で百円で売っているのを発見。

これこそ、運命の出会いだ!

と思って読んだのですが、

読んだんです。

だけれども、


でも、


なんというか、


ええ、そう、


肌に合わないんです。

読むのに「肌」はおかしいんですが、その表現がぴったり。

本の書き方が臨場感というか、その現場の匂いを出すために「日誌」の形式をとってます。

あれやりました。これやりました。こんなことありました。


なるほど。そんなことあったんですね。

で、タクシーの運転手やってよかった、というオチ。

なるほど。よかったですね。


そして、私にはそれほど、何も残らない。



おそらく、直接的に得るものがあるという思い込みで読みだした私が悪いんでしょう。
普通に、気取らず、意気込まず、目に入ってくるものをそのまま受け取れば良いのだろうとおもいます。

それが出来てなかったので、何も残りませんでした。
また、「日誌」スタイルがあまり好きじゃないというのも要因でしょう。あまりに物事に接近し過ぎている文章にはある一種の「暑苦しさ」を感じるという特徴が私にはあるようです。

でも、普通に読み物としては面白いと思いますよ。
機会があれば、お読みください。