結構妖怪好きの つんもです。

まあ、妖怪好きといっても、大したこと無いんですけど。

見えない世界の覗き方―文化としての怪異/著者不明

¥1,680
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妖怪さんなどの怪異を日本の文化でどうとらえるかのシンポジウムをまとめた書籍に読めました。

(ちなみに、乱読、誤読が私には多いのでご注意ください。)

面白いです。
パネラーとして京極夏彦、小松和彦などが中心となって、議論が進んでいきます。

見えないものや分からないものをどうとらえるか、という点が重要な点として、進んでいきます。

なるほどです。勉強になります。


たとえば、妖怪の「ぬりかべ」さん がこの本には多く登場しますが、実際には

福岡県で起きる不思議な現象、

でしかない、というのが書かれています。そうなんだ。びっくり。

その現象が、水木しげる大先生などのおかげをもって、あのような「かたち」ができたそうな。

ふーん。

現象という「こと」に 妖怪という「かたち」がついてしまう、
それが妖怪というものの一つの現象なんだそうな。

やはり、妖怪、一筋縄ではいかないな。


などなど。勉強になります。
あと、いざなぎ流、仏教における夜叉、言葉と世界の関係など、色々興味深いことが書かれております。

この本、そういう感じの研究の入門書としては良いんじゃないでしょうか。
面白い内容ですので、機会があれば、ご一読ください。