しかし、暑いですね。本のページが汗でふやけます。めくりにくい。

お菓子と麦酒 (新潮文庫 モ 5-7)/ウィリアム・サマセット・モーム

¥460
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古本屋で買いました。一冊100円。でも、それ以上の価値はあります。

モーム。面白い。

ただ、現代の作家さんで無いので、前置きが長かったり、作者計算ずくの脱線があったりと、なかなか読みにくいのは確かです。

ですが、でてくる人物が魅力的に描かれており、それが生き生きと動いているのが分かり、楽しい本です。内容的には、結局、作家の奥さんが浮気をして出ていく話、と言ってしまえばその通りなんですが、

それに勝る作家モームの人間観察力の高さから来るキャラクターの力でお話をぐいぐい進めていきます。

最初は読みにくいです。前置きの長さと、ストーリーへの突入がかなり遅いので…。それが終われば、引き込まれるように、読めます。

当時のイギリスとしては、おそらくセンセーションな作品だったのでは?と思います。現代からみれば、よくある小説のお話。でも、よく読めば構成上もひねってあるので、その点で「やられた」感も味わえます。

やはり、古典(?)になっているだけに、面白いです。
機会があれば、是非、お読みください。