ロースハムの誕生―アウグスト・ローマイヤー物語/シュミット・村木 真寿美

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ハムの好きな、求職中の つんもです。
ごく最近、というか、今日仕事を辞めました。これからどうしようか思案していますが、まあ、とりあえず
本を読もうと決め、図書館で借りてきました。

断っておきますが、私の読み方は、偏っておりますので、その点ご容赦ください。


まず最初に、この本は、主に、

ロースハムの誕生の秘話を書いた本、


ではありません。

とりあえずその点は最初に書いておきます。

ロースハムを作ったアウグスト・ローマイヤーという人の生涯を描きだした物語の本です。

実際には歴史書としても読めるのですが、アウグストさんの特に前半生に史料が無いらしく、著者の創造の点が多く盛り込まれているので、歴史書としては扱いにくいです。


ですが、歴史として、この本を読むとかなり面白い。


ドイツ人のアウグストさん、日本とドイツの戦いでチンタオで捕虜となり、日本の捕虜収容所へ。
捕虜収容所から解放された後に、日本でハムなどの職人さんになり、ハムを製造したという人です。

彼の生涯を通じてその当時の人たちの考え方や行動がわかり、勉強になります。戦争というのは国と国の戦いでしょうが、それに巻き込まれるのは個人であり、その中にはいろんなドラマ、歴史があるんだという、当たり前のことをもう一度思い起こさせてもらえました。

結構、このアウグストさんの周りには有名人が多く、びっくりです。本物の職人さんにはやはり多くのファンがつき、その中には多くの著名人がつくのだなあ、と思いました。


ただ、ロースハム、日本生まれなんですね。
それはビックリです。

色々、苦労があったのでしょうが、日本でハム、ソーセージの文化を根付かせたのは凄いと思いました。

できれば、私もこんな職人さんになりたいものです。
頑張ります。