豪シドニーの韓国出身一家3人が死亡…容疑者のテコンドー師範を逮捕

2/22(木) 8:38 中央日報日本語版

オーストラリア・シドニーで発生した「テコンドー道場の韓国出身一家死亡事件」を捜査中の現地警察が、事件現場であるテコンドー道場の韓国出身の師範(インストラクター)を殺人容疑者として逮捕した。

21日(現地時間)、オーストラリア9ニュースなどによると、ニューサウスウェールズ州警察は同日、記者会見を開き、シドニー西部地域で一家3人を殺害した疑いで韓国系男性のユ氏(49)を逮捕したと明らかにした。

警察によると、ユ容疑者は19日午後11時50分ごろ、当時、ユ容疑者は胸や腕、腹部に刺し傷を負ってシドニー西部のウェストミッド病院に入院した。緊急手術を受けたユ容疑者は、命に別状はないと伝えられた。病院関係者は警察に通報し、ユ氏は医療スタッフにノース・パラマッタにあるスーパーマーケットの駐車場で不審者から襲撃を受けたと供述した。

翌日の20日午前10時30分ごろ、警察はシドニー北西部のボウカム・ヒルズのある住宅で、韓国系男性のチョさん(39)が刃物で刺されて遺体で発見されたという通報を受けて出動した。チョさんの身辺調査の過程で家族情報を確認した警察は同日午後12時30分ごろ、事件現場に近接したノース・パラマッタにあるテコンドー場でチョさんの妻(41)と息子(7)の遺体を発見する。

警察は死亡した息子が通っていたテコンドー道場の師範がユ氏であることを確認した後、彼の行方を追跡した。追跡の末、警察は20日午後11時20分ごろ、病院で手術後回復中だったユ容疑者を有力容疑者として逮捕した。

警察は、ユ容疑者の単独犯行に重きを置いており、殺人容疑で起訴する十分な証拠があると説明した。19日午後5時30分~6時30分の間、テコンドー場でユ氏が女性と子供の首を絞めて殺害し、その後死亡した女性の車に乗ってボウカム・ヒルズにあるチョさんの自宅に移動、ここでチョさんを殺害したと警察は推定した。

ユ氏とチョさん夫婦の関係はまだ明らかになっていないが、現在警察が正確な経緯を調べている。

ユ容疑者が運営したテコンドー場のホームページによると、ユ容疑者は10代の時からNSW州でテコンドー選手として活動しており、韓国とオーストラリアで開かれた様々なテコンドー大会で受賞したことがある。

※テコンドーの師匠が、弟子とその母親を道場で締め殺し、その後母親の車で自宅に押しかけ、父親を刺殺

無茶苦茶凶悪ですね。