再婚した女優妻の連れ子まで愛する“優しいパパ”から「不倫男」

転落した韓国俳優、和解の可能性が浮上  スポーツソウル

不倫疑惑で訴訟を提起された俳優のカン・ギョンジュンに対して、裁判所が調停の決定を下し、和解の可能性が出てきた。

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2月7日、法曹界によると、ソウル中央地裁・民事単独209(チョ・ジョンヒョン部長判事)は、カン・ギョンジュンと自身の妻が不倫したと主張する原告A氏が2023年12月23日にカン・ギョンジュンを相手に提起した「相姦男慰謝料請求訴訟」に対して、調停回付の決定を下し、双方に調停回付決定謄本を渡した。

調停とは、判事が職権で本訴訟手続きの進行に先立ち、当事者間の合意を通じて紛争を解決するように誘導する手続きのこと。調停期日などを通じて双方の調停が成立すれば、確定判決と同じ効力がある。

しかし調停が成立しなかった場合、正式な訴訟手続きに移って裁判が始まる。

カン・ギョンジュンは最近、不倫をして他の女性と性的関係を結んだ“相姦男”の容疑で訴えられ、非難を浴びた。彼は不倫男と名指しされ、5000万ウォン(約500万円)の損害賠償請求訴訟を提起された。



(写真提供=OSEN)チャン・シニョン(左)とカン・ギョンジュン 

カン・ギョンジュンの所属事務所側は当初、「内容を見るとお互いに誤解の余地があった」と明らかにしたが、その後、彼とA氏の妻が私的に交わした対話が公開されるや、契約延長の議論を中断した。

原告A氏は「カン・ギョンジュンが自分の妻と不倫して家庭を破綻させた」とし、「人妻であることを知りながらも不正行為を犯した」と主張した。カン・ギョンジュンは現在まで沈黙を守っている。

ただカン・ギョンジュンは、去る1月29日に3人の法律代理人を選任し、ソウル中央地裁に訴訟委任状を提出。そのためカン・ギョンジュンがA氏との和解を試みるのではないかという推測が出たりした。

なおカン・ギョンジュンは、2018年に女優のチャン・シニョンと結婚。チャン・シニョンの連れ子である息子がおり、2019年10月に2人の間に生まれた次男がいる。

カン・ギョンジュンは家族と共に、バラエティ番組『同床異夢2-あなたは私の運命』『スターパパ奮闘記!スーパーマンが帰ってきた』などに出演し、家庭的な姿で“優しいパパ”として多くの応援を受けた。

◇カン・ギョンジュン プロフィール

1983年2月11日生まれ。2004年のMBCシチュエーションコメディー『ノンストップ5』でデビューした。ドラマ『帰ってきたシングル』『裸足の青春』などに出演。2013年のドラマ『いばらの花』に出演し、共演した女優チャン・シニョンと2018年5月に結婚。チャン・シニョンの連れ子、2019年9月に生まれた息子と暮らす。2023年4月からはバラエティ番組『スターパパ奮闘記!スーパーマンが帰ってきた』にレギュラー出演している。