「地下2階の酸素溶接作業中の天井ウレタンフォームに飛んだ火花で火災発生と推定」
工期短縮しようとし、労働者を追加投入・結露防ぐ避難路遮断して人命被害大きくなって
警察「現場あちこち安全上の注意に従わないことを確認」.. 工事関係者24人立件・9人令状
（千=連合ニュース）グォンジュンオギムソル記者=
38人が死亡した京畿利川倉庫工事現場の火災惨事を捜査中の警察が事故発生の48日目の15日、中間捜査結果を発表し、今回の火災が安全対策を適切に取らないまま溶接作業をしている途中に発生したと発表した。
警察は、工事現場の地下2階で溶接作業中に発生した火花が可燃性の素材である建物の天井の壁ウレタンフォームに飛び出し炎が上がったことと暫定的に結論した。
人命被害が大きかった理由は、工期短縮のために計画より労働者が追加で投入され、結露を防ぐ避難路を閉鎖するなど、現場のあちこちで安全を後回しに延ばしたためであった。
京畿南部地方警察庁捜査本部はこの日、京畿利川警察署での中間捜査結果の発表では、これらの内容を骨子とした中間捜査結果を発表した。
警察は消防と国立科学捜査研究院、韓国電気安全公社、韓国ガス安全公社、雇用労働部、韓国産業安全保健公団など7つの機関と4回にわたって行われた合同鑑識などを通じて、今回の火災が工事現場の地下2階で始まったと判断した。
【京畿消防災難本部映像キャプチャします。再販とDB禁止]
警察は、工事現場の地下2階で溶接作業中に発生した火花が可燃性の素材である建物の天井の壁ウレタンフォームに飛び出し炎が上がったことと暫定的に結論した。
人命被害が大きかった理由は、工期短縮のために計画より労働者が追加で投入され、結露を防ぐ避難路を閉鎖するなど、現場のあちこちで安全を後回しに延ばしたためであった。
京畿南部地方警察庁捜査本部はこの日、京畿利川警察署での中間捜査結果の発表では、これらの内容を骨子とした中間捜査結果を発表した。
警察は消防と国立科学捜査研究院、韓国電気安全公社、韓国ガス安全公社、雇用労働部、韓国産業安全保健公団など7つの機関と4回にわたって行われた合同鑑識などを通じて、今回の火災が工事現場の地下2階で始まったと判断した。
当時、ここで労働者Aさんがユニットクーラー（室内機）配管の酸素溶接作業を進めていた中に発生し、火花が、天井の壁の中に塗布されていたウレタンフォームについてに火魔になったというのだ。
室内機は、室内に強制送風式冷風装置で一定の温度を維持しなければならない冷蔵倉庫などで主に使用され、ウレタンフォームは、断熱材として主に使われるが、火がよくつく性質を持っている。
警察はAさんが作業していた室内機周辺が相対的に大きく弾点、近くで発見された溶接に使われる酸素容器とLPガス容器のバルブが開いていたことなどをもとに、このように判断した。
[聯合ニュース資料写真]
炎が突然上がった原因としては、火が、最初は煙が発生していないで目で確認することが困難な無煙燃焼形態で行われ、天井と壁のウレタンフォームを焼いて拡散したためと推定した。
消防庁の関係者は、「溶接作業の過程で発生する火花は1千600~3千度の高温でウレタンフォームなどの断熱材に弾けるようになるとすぐに、火災につながることもありますが、中を焼いて入って行ってしばらくの時間が経った後、本格的に炎が高騰する場合も多い」と説明した。
このように煙を出さずにウレタンフォームを焼いた火が酸素の供給が円滑なドア付近で爆発的に拡散して被害が大きくなったものと推定される。
火魔を起こした溶接作業は、特別な安全対策なしに行われたことが確認された。
産業安全保健法に基づいて労働者は、溶接作業を行うとき防火・防炎・火花飛散防止カバーの取り付けなどの措置をしなければならず2人1組で作業しなければならないのに、これらの規定は守られなかった。
火災監視人は、当時の作業現場を離れ、火をすぐに発見できなかったし、管理・監督者は、火災の危険性作業前安全関連の情報を共有しておらず、火災予防・避難訓練もしていないなど、総体的な安全管理不十分が確認された。
人命被害が大きかった理由もこれと無関係ではないことが分かった。
まず火災当日に通常よりも約2倍の67人の労働者が投入されたことが分かった。
工事期間を短縮するために、計画よりも多くの人材と装備を投入したものである。死亡者が多かった地上2階の場合調理室の内部キッチンダクトと消防配管作業に12人投入されたが、すべて死亡した。
また、5月初めから行われる予定だったエレベーターの操作は、火災発生の日前の4月28日から開始されたし、この操作に投入された3人も、最終的に死亡した。
[聯合ニュース資料写真]
工事便宜のために、現場のあちこちで行われた安全性を度外視した行為も人命被害を育てた原因と指摘された。
当初は工事現場の有害危険防止計画書には、地下2階から火災などの危険発生時の機械室に通じる防火扉を経て外部に避難できるように設計されているにもかかわらず現場では結露を防止する目的で防火扉設置スペースをレンガで積み上げ閉鎖したことが分かった。地下2階で亡くなった4人は、閉鎖された防火扉をくぐって避難しようとして失敗して死亡したことが確認された。
また、地上1階から屋上まで接続された屋外の鉄非常階段は、設計とは異なり、外部パネルに仕上げて地下2階から始まった炎と煙の拡散通路になった。結果的に非常階段を利用した避難路が遮断されて、多数の労働者が避難していなかったと警察は見ている。
ウレタンフォーム発泡や溶接などの火災や爆発の危険がある作業を同時に進行することを禁止したり、スケジュールを調整して回避しようとした情況も確認されていない工事全般にわたって同時操作が行われたとみられる。
このように安全対策が事実上皆無の状況であったことが明らかになり、警察は業務上過失致死傷などの疑いで発注したエクスプレス社員5人、施工者の建友役職員9人、監理団6人、協力会社4人など24人を立件した。
このうち発注先1人、施工者の3人、監理団2人、協力会社3人など9人に対しては拘束令状を申請した。
警察関係者は「工期短縮、安全性を度外視した避難避難路と防火扉の閉鎖、任意施工、火災、爆発の危険作業の同時施工、一時消防設備未設置、安全管理者未配置など多数の安全上の注意に従わないことが確認された」とし、 「拘束令状を申請した9人は、特に責任が重いと判断した」と語った。
続いて「これから火災発生と被害拡散の根本的な原因となった工期短縮に関する重要責任者の集中捜査する一方、工事の過程での他の不法行為などについても継続捜査する方針だ」と付け加えた。
[聯合ニュース資料写真]
今回の火災は、4月29日午後1時32分頃、利川市モガ面のあるエクスプレス物流倉庫新築工事現場で発生した。
この火で労働者38人が死亡し、10人が負傷した。最近10年間、これよりも多くの死者が出た火災事故は、45人が死亡した2018年密陽世宗病院火災だけである。
※韓国では、溶接工事中の引火事故がすごく多いのです。
壁や天井、柱にウレタンマットを使うのは、李明博時代の規制緩和政策によると聞いたこともあります。
船の耐用年数を30年に延長したのも、セウォル号事故の遠因になりました。
韓国では、建設会社の社員は監督だけで、現場作業員は当日集められた日雇いばかり。人夫と呼ばれます。
当日簡単な説明だけで作業開始。
安全教育など行われず
パルリ！パルリ！早く！早く！
だけ言われるとか。