善通寺の観光案内所ではなんと、100円で1日自転車が借りられる。


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このかわいい自転車で72番曼荼羅寺から76番金倉寺まで廻り、金比羅さんにもお参りする計画。

お昼は、観光案内所のおばさんと、通りがかったおじさんのいちおし、金倉寺の近くの香の香でうどん。いりこだしのきいたつゆと、腰があるのにのど越しつるりの麺が美味しい。

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金比羅さんに行く途中、天気が急変し雹が降り出す。冷たい雨に濡れながら金比羅さんへ。

参道はにぎやか。

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階段がすごいので、かごに乗って行く人もいる。

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雨で客待ち

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田舎暮らしのいいところの一つに、街の図書館では何百人の予約待ちになるような新刊が簡単に借りられることがある。

今回も吉田町の図書館で田部井さんの新刊を見つけた。田部井さんの本は今までも何冊か読んだことがあるが。今回はガンの再発と治療の経過が書かれていて驚いた。

前半は今までの登山経験の中から心に残るエピソードが書き連ねられている。

田部井さんは語り口が柔らかく、どこにでもいるおばさんのように見えるが、やはり、判断力、責任感、気力、人への思いやりなどが抜きん出ていることがよくわかる。

女性が山に登ること自体が珍しかった時代に、女性として世界で初めて世界最高峰エベレストおよび七大陸最高峰への登頂という偉業を達成できたのは、やはりこれらの特質と何より山を愛する気持ちがあったからだと思う。

ガンに対しても、オタオタするな、と自分にかけ声をかけ冷静に一歩ずつ治療をされ、現在は寛解状態にあるとのこと。

抗癌剤治療や手術の合間も講演や東北の被災者を支援する登山などを続けるパワーには驚かされる。

しなやかで強い心を持った田部井さんは憧れの人だ。
宇和島にも三浦半島がある。今日は半島にある遊子という集落の段畑を見に行った。

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リアス式の複雑な海岸線から一気に山が立ち上がっているため、畑地を得るために急峻な崖を段畑に開墾している。

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東南アジアで見慣れた段畑とは異なり、細かい石で石垣を組んであるところがさすが生真面目な日本人の仕事という感じがする。

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畑の向こうに広がる穏やかな内海では真珠の養殖や漁業が行われている。

重要文化的景観の指定を受けているそうだが、種芋を植える作業をしているのはお年寄りばかりで、後継者がいるのか心配になる。

厳しい自然条件の中で半農半漁の生活を営み、海の恵みに感謝の気持ちを忘れずに暮らしているのは素晴らしいと思う。

魚介類の慰霊塔

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慰霊の碑文



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宇和島の裏山、鬼ヶ城山から八面山、三本杭と1000m級の連なる山を歩いた。

登山道はよく整備され、特に八面山から三本杭への道は広葉樹の明るい森で紅葉が美しい。

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誰にも人に合わないね、と言った矢先に鹿の被害を調査している森林課の人に出会った。森が明るいのは下草を鹿が食べてしまうからで、望ましいことではないそうだ。

アプローチのクネクネの林道の運転が少し長いが、3時間半くらいで往復できて、どの季節も楽しめそうな手軽でいい里山だと思った。




高知県から愛媛県宇和島市の吉田町へ移動した。愛媛に入ると、黒潮の外洋に面した高知県安芸郡とは異なり、優しい島なみと穏やかな内海が迎えてくれる。

今回滞在する吉田町はみかんの栽培が盛んな古い町。古い建物を利用した図書館が素晴らしい。

これが図書館!

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到着の翌日おねりという祭りが行われた。8基の山車が練り歩き、巨大な獅子舞のような牛鬼、哀愁を帯びた八ッ鹿踊りなどを見ることができた。

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牛鬼

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八ッ鹿踊り

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高速道路松山道が宇和島市から三間町を通って開通したため、56号沿いの吉田町は訪れる人が減っているという。後からニュースで知ったことだが、多くの人に訪れて欲しいという願いを込めた祭りだったらしい。