ピピッピピッ…ピピピピピピ…






…うるさいなぁ まだ寝させてよ…




ピピピピピピ…


あすか〜〜 朝だよ〜

学校遅れるよ〜



っ!!


「やばい!」


ハンガーから奪い去るように制服を取り階段を駆け下りた。


「あー!飛鳥やっと起きた〜」

「おはようお姉ちゃん!」

「学校遅れちゃう!どうしよう!」

「飛鳥落ち着いてよ〜 大丈夫だから!ほら!」



お姉ちゃんに促されて時計を見ればまだ6時半。



はぁ…

どきどきしたぁ…



「お姉ちゃん、朝ご飯食べたい」

「お米でいい?パン?」

「うん、お米」






「はい飛鳥あーん」


あーん



「美味しい」

「よかったよかった」


「でも私急いでないからひとりで食べれるよ」



と言えば寂しそうな顔をするお姉ちゃん。



…しょうがないなぁ


「お姉ちゃん、ん!」


「はーい♪」








ピンポーン




「おはよ〜」



「「おはよ〜」」




「よし、飛鳥今日も元気にいってらっしゃい!」

「七瀬、飛鳥のことよろしくね」


「うん、ななに任せてや〜」

「いってきまーす」













「クラスどう?仲良くなれそう?」

「うーん、普通かな」

「普通か…まぁ普通がいちばんやな」

「今日はねー、図書館行ってみようかなって」


「図書館!なな図鑑読むの好きだったんよ〜」

「本めちゃくちゃあるし、絶対飛鳥気に入る!」

「ほんと?楽しみだなぁ」








「じゃあななはここで。いってらっしゃい!」


「ありがとね、なな」

「いってきます!」










変な子って思われてないかな…

ちょっと不安だけど行くしかない!

頑張れ私!




「よし」




私は今日、初めて1人で「学校」に踏み出した。