手探りで行動してるんだったら
音を立てないように気を遣わなくちゃ
それでも 無音の警報機につまづいてしまう君


悪気があったわけじゃないの
遠くに行かせたくはないって思ってはいるけど


本気で言ってるわけじゃないんだ

このままいてほしいだなんて
遠くに行ってしまってくれればって

むしろ思ってる位さ


悪気があったわけじゃないの
あなたを逃がさないようにはしてたけど



僕が10からカウントダウンしてる時は
攻撃をしかけないように気を遣わなくちゃ
そんな時に 受話器を取り上げて音を立てる君


悪気があったわけじゃないの
遠くに行かせたくはないって思ってはいるけど

王冠のように 嫉妬心を被る自分
そして ほんの些細な音にも反応して飛びつく君


悪気があったわけじゃないの
あなたを逃がさないようにはしてたけど




それでもまた嫉妬して
良き米国人よろしく 嫉妬深い自分

わかってるんだ 認めちゃいけないって
それでもそうはできないんだ
君はなんて恐ろしい人なんだ



お願いだから 帰ってきておくれ
電話なんか切ってしまえよ
邪魔者扱いしないでほしいんだ
ずっと側にいるって約束しておくれよ





眠ってしまわないように気を付けなくちゃ
歩哨に立って 君が遠くを見ている間は
それでも 心の中に入り込ませてはくれない君


悪気があったわけじゃないの
遠くに行かせたくはないって思ってはいるけど


本気で言ってるわけじゃないんだ

このままいてほしいだなんて
遠くに行ってしまってくれればって

むしろ思ってる位さ


悪気があったわけじゃないの
あなたを逃がさないようにはしてたけど




それでもまた嫉妬して
良き米国人よろしく 嫉妬深い自分

わかってるんだ 認めちゃいけないって
それでもそうはできないんだ
君はなんて恐ろしい人なんだ



お願いだから 帰って来ておくれ
電話なんか切ってしまえよ
除け者扱いしないでほしいんだ
ずっと側にいるって約束しておくれよ



だから 
お願いだから 帰ってきておくれ
その電話は切っておくれよ
帰ってきてほしいんだ 
電話は切ってほしいんだ




それでもまた嫉妬して
良き米国人よろしく 嫉妬深い自分

わかってるんだ 認めちゃいけないって
それでもそうはできないんだ
君はなんて恐ろしい人なんだ



お願いだから 帰って来ておくれ
電話なんか切ってしまえよ
邪魔者扱いしないでほしいんだ
ずっと側にいるって約束しておくれよ







砂漠の太陽が体に照り付けて
纏わりついた汚れを綺麗に洗い落としてくれる
だから僕は安心して息が吸えるんだ 大丈夫なんだ



君が今日出発してしまうのなら
僕の荷物をよろしく頼むよ
ちゃんと僕の元へ送ってくれよ
デザレット行きの飛行機に積み込んでおくれよ わかったかい?



Deseret, Deseret...







Theraのために

お気に入りのレコードをチェックしてやるんだ
そうすると気が付くだろう
彼女が太陽を飲み込んでしまってた事に
誰彼構わず思いの丈をぶつけ始めてた事に


特にこれといった理由はなくとも
季節の変わり目には気をつけていなくちゃ
彼女は癇癪を起こして ソッポを向くだろうから
街のあちこちを行ったり来たりしながら



Thera
火山のような鼓動で
Thera
君に当り散らして



立ち止まって、目を向けて、

揉め事には耳を貸してやらなくちゃならない
彼女がキレて噴火し始める前に
恐怖から逃れる術を見つけなくちゃいけない


特にこれといった理由はなくとも
季節の変わり目には気をつけていなくちゃ
彼女は起き上がって 君に口づけするだろう



Thera
火山のような鼓動で
Thera
君に当り散らして



彼女に結婚してくれと頼んだら
手短に済むのなら 歌にして伝えて頂戴って言われた
幼い少女だって事は分かってる
本当は激しい性格じゃないって事は分かってるけど



Thera... 

ティラは自分が神だと思い込んでるのさ








朝陽がもたらしてくれるであろう 昨日までとは違う一日
今日は私を照らしてちょうだいって 太陽にそう望むの


目覚まし時計は音をたてようともしない
いろんな思いが頭の中を駆け巡る
いつも同じ過ちを犯してしまうみたいなの



感覚が麻痺しているんだわ
切り裂かれて 引き離されたような気分なの
苛立って 興奮して それからきっと落ち込んで


でも 一つだけはっきりと分かることがある
もうあなたを愛してないってこと
混乱なんてしていないし 電話をかけることもないでしょう



あなたは船
私はあなたに言われるがまま
あなたは行ってしまったけど
私は今も あなたのために座ってる


あなたは帆船
私は風
私はあなたを運ぶけど
あなたは決して気付きはしないでしょう



あなたの新しい制服は好きじゃない
生まれてからずっと あなたといっしょだったけど
過去を振り返ったりしないし 忘れたりしない
波風立てたりなんてしないわ



あなたは帆船
私は風
私はあなたを運ぶけど
あなたは決して気付きはしないでしょう


あなたは船
私は空
そうよ 私は遥か頭上にいるけど
あなたは飛べるはずないでしょう




大西洋が今日誕生したんだ 事の成り行きを君に説明しよう
上空を覆う雲は開けて 海を押し広げてゆく

穴だらけの球体の表面に立っている僕
全ての穴を水が満たしてゆく
それが無数に重なり合って やがて海洋となった
そして島々ができた 距離を隔てた、あるべきではない場所に
ああ なんてことだ


狂喜した人々 彼らはボートへと乗り移った
湖と呼べるほど大きくはないけれど
城を囲む堀程度のものでもないって思ってた
君の元を目指して 洪水の地を歩く僕の足音が刻むリズム
それは永遠に掻き消されてしまった

その距離はあまりに遠くて 僕はとても漕いで行けない
かつて経験した事のない程の距離に思えるんだ
ああ なんてことだ



  ずっと近くに 君がいてほしい
  もっとそばに 君にいてほしい


  ずっと近くに 君がいてほしい
  もっとそばに 君にいてほしい



    だから、おいでよ、こっちへおいで








一目で見遂せない程 果てしない地平線
私は首を伸ばして 全てを視界に収める
フロントガラスに頭をぶつけて 太陽の行方を探す
それは 私達の遥か頭上を進み行く
方角の事なんて知る由もないけど



遠い場所へ行きたい
だけど 惰性で頭がずっしりと一層重くなる
この星の自転が 時の流れを遅らせてる



体から放たれた光は 私達を先行く
貴方が首を伸ばしてるのが見えるわ






"終わり"は"始まり"にもなり得るって言うけど
こうしてまだ生きてるのに 埋葬されたような気分さ
終わりのない、ツイてない一日のよう


身の回りの混沌に気付いていながらも
僕が否定しようとしない事がある
受け入れることを学ばなくちゃいけない
人生には 自分ではどうにもならないことがあるって事を


恋愛は辛い古傷にしかならないって言うけど
愛が何なのかすら 僕は分かっていないのさ
測り知れない程の涙がこれまでに流れてきた
わかるだろ? そういう事はもううんざりなんだ

ひどく目が眩むような呪文を覚えたけど
その魔法の言葉は効き目がない事に気付いた
それが何であれ 名前で呼ばれることはない
荒んで行く僕の人生の一部に過ぎないのさ


要領よくなりたいとは思わない
立派になりたい、人の上に立ちたいなんて思っちゃいない
氷のように純粋に 炎のように純粋に

微風が僕の心を吹き飛ばしていった今
輝かしい勝利よりも敗北の中にこそ
尊い何かがあるってことに気付いたんだ
綱渡りのロープの上でバランスを失いかけて
どうか教えてほしい 声をかけてほしい 教えてほしい お願いだから


僕がずっとマシな気分になったら
 君と楽しい時を過ごせるんだって 気付かせてほしい
 電話番号を教えてくれたっていい
 全てが終わったら君に知らせるよ



素晴らしき日々にしがみついて
友達に頼ることだってできるのさ
辛い日々を共に乗り越えてくれるだろうさ

でも僕は 自分で敵を養っている
自分の仇と結託してるんだ
事が起こった時は 僕を非難すればいい
どうすることもできないんだ できないんだ 仕方がないんだ


僕が乗り越えてきた困難など誰も知りはしない
幸福が訪れたら 君からの電話が待ち遠しくなるだろう
嵐のような日々は終わらない
がんばったけど、代償を払う事になるのだろう
自分の城が脆くも崩れてゆくのを目の当たりにしたけど
所詮ガラクタで出来た代物に過ぎなかった
いつかこの事を笑い飛ばせる日が来るだろうけど
もう待てない 待ってられないんだ 待てないんだ もう


 僕がもっとマシな気分になったら
  君と楽しい時を過ごせるんだって 気付かせてほしい
  電話番号を教えてくれたっていい
  全てが終わったら君に知らせるよ

 今よりずっとマシな気分になったら
 君と楽しい時を過ごせるんだって 気付かせてほしい
 電話番号を教えてくれたっていい
 全てが終わったら君に知らせるよ


誰かが自分に取って代わったような気分さ
自分自身のゲームさえもプレイできずに
知らないうちにルールが良い方向へと変わっていた
人生にはどうにもならないことだってある
身の回りの混沌を感じながらも
僕が否定しようとしない事がある
受け入れることを学ばなくちゃならない
それは過ぎ去ってゆく僕の人生の一部なんだって事を


夜は暗く、大地は冷たい
心の中を駆け巡る孤独は
丘を越えようと果敢に挑む者のよう
いつか乗り越えられるってわかっているけど
今はどうしていいのか分からないんだ

"終わり"は"始まり"にもなり得るって言うけど
まだこうして生きてるのに 埋葬されたような気分さ
綱渡りのロープの上でバランスを失いかけて
どうか教えてほしい 声をかけてほしい 教えてほしい お願いだから


 僕がもっとマシな気分になったら
 君と楽しい時を過ごせるんだって 気付かせてほしい
 電話番号を教えてくれたっていい
 全てが終わったら君に知らせるよ

 今よりずっとマシな気分になったら
 君と楽しい時を過ごせるんだって 気付かせてほしい
 電話番号を教えてくれたっていい
 全てが終わったら君に知らせるよ







逃げ出そうとする度に
誰かが現れて 思い留まるよう君に声を掛ける
地面にHeartを埋めて 固く心を閉ざす君
まるでダイヤモンドのようさ

誰もが答えを探し求めている
君に訊きそびれた問いに対する答えを
地面にHeartを埋めて 固く心を閉ざす君
まるでダイヤモンドのように

 それを掘り起こして 僕の許へ帰っておいで
 ちょっとした事で 僕等はうまくやっていけるんだ
 忘れないで 
 後悔しないで 打ち明けてくれた秘密を
 Heartはまるでダイヤモンドさ
 君がそれを解き放つまでは


誰もが君に注目している
真っすぐに歩いて行くのは十分難しいことさ
地面にHeartを埋めて 固く心を閉ざす君
まるでダイヤモンドのように

忘れ去った記憶を呼び戻すには
歳をとり過ぎたと感じているのかい?
話を全部 僕に聞かせておくれよ
誰にもしたことのない君のStoryを

 それを掘り起こして 僕の許へ帰っておいで
 ちょっとした事で 僕等はうまくやっていけるんだ
 忘れないで 
 後悔しないで 打ち明けてくれた秘密を
 Heartはまるでダイヤモンドさ
 君がそれを解き放つまでは


  この記憶は永遠に続いてゆく
  一人でそこに 静かに座っててくれればいいのさ
  Heartはまるでダイヤモンドさ
  君がそれを解き放つまでは


あの曲を何度も演奏するんだ
昔は嫌いだったなんて素振りは見せずに
地面にHeartを埋めて 固く心を閉ざす君
まるでダイヤモンドのように

Heartの大きさに気付いた時
君は鼓動を止めようとするだろう
地面にHeartを埋めて 心を閉ざしたままでいるの?
それが弾けきらめくまで





本当に感じた事しか言いたくないんだ
今は誰とも話したくない気分さ
本当にしたいと思ったことしかしたくないんだ
身動きをとる度に 僕は君を傷つける

それが何なのかを知りたいんだ
自分以外の誰も傷つかないように 君が心がけている事を
落ちこんだ時は 今でも君の名前を口にしてしまうから 
昔そうしてたように
人々が灰色や黒に褪せて見えても
君の姿は明るいブルーに映るだろう

考えすぎて よくない事が口をついて出てしまう
この我儘な性分を 自分はどこで手に入れたのだろう

最高の友達よ、僕は最低で最高の友達さ

今日は君に会おう 誰も見ていない頃を見計らって
有り金は全部投げ捨てて 今日は君に会おう





追い風を背中に受けて
足元から大地は上ってゆく
けど僕は家にいて 眠りにつく
太陽が空を横切ってゆくのを
僕はこの目で追うのだろう


君はここにいてくれてる
いつもの満面の笑みを浮かべながら
けど僕は 君に決めることができない
君のために決心することができない


亜麻を金へと変えるのさ
どこまでも車を走らせて
ここで自分を見失って
鍵を掴んで 投げ捨ててしまったから
君にはきっとわからないだろう
ぽっかり空いた僕の心の空洞など


亜麻を金へと変えるのさ
金のために車を走らせるのさ
だけど 君より上にはなりたくない
だけど 一人きりにはなりたくない


君はここにいてくれてる
僕に良い年が来ることを祈りながら
そして僕は亜麻を金へと変えたのさ
だけど 僕の車は壊れてしまった