骨折 | Tune's Voice

骨折

今月の9日にスノーボード歴20数年の中ではじめて骨折に遭遇した。まわりの友人や仲間、ライダー君たちが骨折をしたのを結構見てきたが、自分は「折らない」と思い込んでいた。

 特にラディカルなことをした訳でもなく、ただただゲレンデサイドで少し遊んだだけだった…


 3月8日からの3泊4日の八甲田山ツアーのことでる。2月中旬から雪という雪が降っていなかった八甲田に我々の到着を歓迎するように3月8日の昼前から久々の降雪があった。午後から加わったバックカントリーツアーでは、午前中には想像できないほどのグッドコンディションで銅像コースのノートラックバーンを楽しんで1日目を終了し、ガイド曰く「このまま降雪があり、落ち着いたら明日は遠出で、箒場帯だからお弁当の用意してください」とのこと。「ヨッシャー!」という気分で、ホテルに戻り温泉・夕食・アフタースノーボードを楽しみつつ就寝。


 翌日、山の状況を訪ねてみると、「山頂で40cm降雪!」ということだった。ロープウェイで山頂に上がりガイドにコースを聞くと「今日は前岳山頂へ上がるよ!」と言われ、ショート3本のコースとなった。

 1本目はちょっとガスった状態ながら前岳の大斜面を堪能し、昼食。昼から寒水沢からゲレンデへ出る2本目のとき、事件が起こった。


 斜面、ツリーと楽しみ、ロープウェイ乗り場へ向かうためゲレンデをトラバースする際、(気分がハイになっていたのか)普段は、スパンが短く、上がらないだろうと思うゲレンデサイドの壁に上がり、ゲレンデに戻る手前のブッシュの中の1本の木の外側にノーズを捕られ、ボードが急停止する状態になり、グーフィーの私は、右足に今まで感じたことのない痛みをもった。その場にうずくまり、「膝か?足首か?」と、負傷箇所を考えていたが、覆面、ゴーグル、ニットと全く顔が見えないと、友人は「また、いたずらしようと思っているのかな?」などと、心配もせず、滑り過ぎて行くだけで、「日頃のおこないは大事やな!」と、日頃のいたずら好きを後悔していると。ガイドサポートが近づいてきてくれて、「大丈夫?」と、声をかけてくれた。


 「大丈夫、少ししたら歩いておりれると思う」と、言ったものの、立とうとすると激痛が走り、「やっぱり無理なようなので、アキアボートをお願いします」と、救助を要請。その後、パトロール室でブーツを脱ごうとするが、痛すぎて、普通には脱げず、今までにないぐらいインナー、アウターの紐を緩め、ソックスの足首あたりをつかみ、足を引き抜くのではなく、つかんだソックスを通し踵を引っぱり上げるようにブーツを脱いだ。ソックスは、脱ぐ勇気もなくハサミングで、カットした。そのあと、雪でアイシング(この時点で腫れはなく、パトロールは骨折だと思ったと、後で聞いた)


 ホテルまでおぶられて戻り、少しフロントで横になって待っていると救急車が到着した。そのままストレッチャーで救急車へ、病院までの道のりが長く感じられた。


 自分自身では、まさか骨折などとは考えてもおらず、ひどくてヒビぐらいにしか思っていなかった。しかしレントゲンで頸骨骨折がわかり「全治3か月ですね」と言われ、「骨折か~、始めてやな」と思ったぐらいで、そのときは3ヶ月の言葉の重みを認識できなかった。


 今、32cm×11.5パイのチタンパイプを骨の中に埋める手術を終え20日が過ぎ、抜糸も終えこれを書いているが、今回お世話になった方々にお礼を言いたい。八甲田タクマ君、オサムさん、貝森さん、友人の杉本、ツトム、カイト、ありがとう!お世話になりました。これからもよろしく!

To be continued