最近衝撃的な本を読んだ。

ノンフィクション作家の奥野修司氏が著した「本当は危ない国産食品」(サブタイトル=「食」が「病」を引き起こす)という本である。

本の帯に書かれてある様にまさに「超弩級の衝撃」内容である。

これを読むと市販で売られている野菜やペットボトルの飲料水は迂闊に買えないと思ってしまう。

まずはネオニコチノイドという農薬が国内で流通しているほぼすべての食材から検出されていることの事実。

この農薬は肥満、アレルギーのみならず、脳の萎縮、自律神経の失調、神経伝達の異常、発達障害などを引き起こす要因となっているデータがある。

 

そして普通に売られている発がん性物質を含んだ除草剤の存在。

極めつけは遺伝子組み換え食品の表示が2023年4月1日からは表示されなくなってしまうという事実。

この遺伝子組み換え食品はかつてのベトナム戦争での枯葉剤を開発した会社が植物の遺伝子に除草剤の耐性遺伝子を植え付け、雑草を枯らすが作物は枯れさせない様に商業主義によって開発されたわけだが、発がん性物質を含んでいるのは間違いない。

                        無農薬栽培で作った野菜。今年はもっと色々と挑戦します。

商業主義によって農薬や除草剤をたっぷりかけられた、虫も食わない見た目きれいな野菜を何の疑いも無く食べ続けることで、命の危険に晒されている事実を知る必要がある。

そして中国、韓国に次ぐ世界第三位の農薬大国になってしまった日本の安全神話はもはや昔話であるということを!

 

世界の流れはオーガニック農業への転換を模索している。

命を守る農業を!

今年取り組むテーマとして掲げたいと思う。