猛スピードで台風が走り抜けた。

みんなの街は無事だっただろうか…




台風一過の澄み渡った空気に似合うサウンドをお送りしよう♪


DJ Mitsu the Beats が、音楽人生で最も影響を受けたプロデューサー
"J Dilla" へ捧げるソロ・アルバムをリリースした。

Mitsu the BeatsのJ Dillaへの、深い愛とリスペクトをうかがわせる作品だ。



DJ Mitsu The Beats / Celebration of Jay




Jay Dee / J Dilla
『初めて聴いたのがどの曲だったのかは覚えてはいませんが、はっきりとその存在を意識したのは"Slum village / Fantastic Vol.2"でした。
それまでも数々の名曲を生んでいるし、未発表曲集も含めてかなりの数の曲を聴いてきました。ただ、自分にとっての”Jay Dee / J Dilla"という存在は"Slum village / Fantastic Vol.2"と"Welcome 2 Detroit"に全て集約れていると考えています。自分の音楽人生でここまで影響を受けた人はいませんし、これからも無いと思います。それまで誰の影響も受けずに曲を作る事をモットーとして制作に励んできましたが、彼を認識し、その独自の世界に虜になってしまってからは、影響を受けずにはいられませんでした。極限まで固くタイトなドラムをクオンタイズに捕われずに打ち込み、サイン波をベースに利用し、フィルターのかかったサンプルを重ねる。それまで聴いた事の無い空間の使い方、ラフでいて繊細なそのスタイルは今の自分の礎となっている事は間違いありません。
今まで誰かの為に曲を作る事はあってもアルバムを捧げた事はありませんでした。しかし彼が亡くなって以降、心の師として今でも尊敬して止まない彼の為に、そして自分の今を確認する為にもずっと作りたいと思っていました。このアルバムは彼の真似をしている訳ではなく、自分が影響を受けながら模索し、今現在こうなったという姿を捧げる物です。彼の影響無くしては考えられない自分のスタイルを彼に捧げます。今もこれからも尊敬し続けるでしょう。
ありがとうJay Dee / J Dilla』
Mitsu The Beats




J Dillaの死後 (2006年2月10日没) リリースされたアルバム
『Jay Love Japan』では、イントロで冨田勲をサンプリング。
伝説的ヒップホッププロデューサーが日本のヒップホップファンへ
残した影響は計り知れない。


Enjoy!


J Dilla / Jay Love Japan (Album)