雲の上の人
いつもお世話になっているAdobe社のソフトウェアのCS6パッケージ版が
来月下旬をもってすべて終了しクラウドに完全に以降するそうです。
クラウド版は月額や年間使用料を支払えば色々なソフトが使いたい放題で
バージョンアップに悩む必要がなく、最適な環境で使え、いい事づくめの
ようですが、当然ネットに接続しなくては作業が行えず、私のような動画の作成に
利用している者は作ったデータを最終的に自分のPCに取り込まなければならず。
動画の膨大なデータを貧弱なネット環境でどうしよう?という問題に直面します。
クラウドとはなんぞや・・・
簡単にいうとPhotoshopなどのソフトはAdobe社のPC上(サーバー)にあって
ネットを通じてそのソフトを自分のPCで遠隔操作する仕組みです。
大きな目で見るとパーソナルなコンピュータが端末化する訳です。
数年前テレビでジョブスさんが「これからのコンピューターはサーバー上のソフト
ウエアから提供される時代になるだろう・・・」かつて企業のサーバーの端末だった
コンピューターを一般の人へ普及させた人・・・
その仕組みを後にGoogleの偉い人がクラウドといって大きく発表した事が
思い出されます。(昔はASPとか呼ばれていた様な・・・)
時代は繰り返すのでしょうか・・・
何気ない毎日の
何気ない中から
何かが見えてくるかも、しれない・・・
(^O^)/
技術の継承
時はずっとさかのぼります。
私が中学生の頃のある昼休み
どうしても見たい番組がありました。
教室にはテレビが備え付けてあったのですが・・・
テレビ画面の前には扉があり鍵がかかっていたのです。
どうして?
私はいい考えを思いつきました。
良く刑事ドラマの泥棒がやっているあれです。
名札のピンセットを鍵穴にゆっくりと差込
くるりと回すと「カチャ」なんと・・・
めでたく開錠 ('-^*)/
その時、鍵の仕組みがなんとなくわかった気がしました。
帰宅するとすぐにアルミ缶を叩きつぶし
その缶を石で叩いてなんちゃってキーを作りました。
縄文人はきっと・・・
翌日、学校で試してみるとまた開錠に成功!
それを見ていたすごく、いたずらっ子の友人が
(赤ブー)といいます。
一日貸してというので貸してあげました。
そして次の日・・・
なんと、赤ブーは更にバージョンアップした鍵を作ってきたのです。
私が作ったなんちゃって番はアルミで見た目もおそまつでしたが
赤ブーが作った鍵は誰が見ても鍵です。ヽ(゚◇゚ )ノ
しかしまたまた次の日・・・
うちのクラスには当時、頭のすごくいい拓ちゃんがいました。
いつも私たちと遊んでいるのに成績がすごくいい・・・
その拓ちゃんが昨日赤ブーから鍵を入手!
なんと・・・
拓ちゃんが作ってきたのは鋼鉄でできた・・・
正真正銘の、職人さんもまっ青な、見事な鍵でした。
こうして私のピンセットから始まった鍵は人から人へ
バージョンアップを重ね見事な鍵へと成長をとげたのです。
成人式がやってくると当時の事を思い出します。
チャンチャン・・・
何気ない毎日の
何気ない中から
何かが見えてくるかもしれない・・・
(^-^)/

