今日の日経平均は朝方37600円台まで下落する場面があったものの、その後は買い戻され、38000円を維持して前場引けしました。かなり底堅い印象で何らかの悪材料が出ない限り大きくは下げそうもないですね。5日線と20日線がGCしており、37000円を割り込まない限り、上昇トレンドが継続しそうです。

 

 

ただ、ここからスルスルと上昇するのかというと日経平均に限って言えば難しそうです。下図は日経平均の累積売買代金ですが、38000円から上は戻り待ちの売り物が大幅に増えてきます。しばらくは37000円~39000円で揉むと見るのが自然でしょう。

 

 

一方、この戻り相場で空売り比率が一貫して40%を超えてきており、空売りが焼かれており、なかなか日経平均は下がりずらい状況があります。下図は空売り比率の推移になります。この状況を見る限り、2番底3番底があるというシナリオはだいぶ無くなってきたと言えそうです。