どうしても忘れられないこととか
忘れちゃいけないことって
確かにあると思います。
 
 
でもそうやって
いつまでも過去を握りしめていることが
必ずしも善いこととは
わたしは思わなくて。
 
 
どんな思いだろうと
上手にさよならできたらいいと思っています。
 
 
何故かというと
思いを抱え続けるということは
過去を生き続けることでもあるからです。
 
 
わたしたちはいつだって
現在(いま)を生きています。
 
 
でも知らず知らず
記憶という魔法にかかっては
過去を生き続けてしまいがちです。
 
 
これから伝える言葉は
残酷だと知りながら
それでも伝えます。
 
 
過去に囚われず
現在(いま)を生きよう
 
 
 
 

太陽と月は毎日

空に現れています
 
 
今日も新しい朝がやって来ましたし
やがて今日が終わります
 
 
この循環は地球に存在する全てに対して
もれなく、そして等しく在り続けています。
 
 

至極当たり前のことですが

こうした当たり前の出来事を
日々新鮮に感じられる心であること。
それこそが、豊かさではないでしょうか?
 
 
心だけは貧しさを振り払えます。
意思を持つことで
少なくとも心はいつでも
豊かでいられるんです。
 
 
豊かであることを
恐れないでほしい
 
 
心の豊かさを取り戻すということが
過去を忘れることに繋がり
罪悪感を感じることがあるかもしれません。
 
 
何かを終わらせることが
困難なことはあります。
 
 
それでも、現在(いま)、
そして新しい未来のために
過去を終わらせるんです。
 

 

わたしたち生かされし者の使命とは
この世界で何が起ころうとも
毎日空から照りつける太陽に
心地よさを感じられたり
 
陽の光の温かさに
そっと感謝したり
 
そんな他愛のないことをいちいち感じられる
自分であることではないでしょうか?
 
 
最後に
過去日本において
天災によって命をおとしたすべての人々へ
 
それから
世界中で戦いにより命を落とした
すべての人々へ
追悼と祈りを捧げます
 
 
祈りがあらゆる痛みを融かすと信じて