あらすじ・・・・

 自分がエクソシストであり、長年一緒に連れ添ったエリアーデがアクマと知ったクロウリーは

エリアーデに襲いかかる。

 エリアーデは口から触れたものの水分を蒸発させる泡を出してクロウリーに対抗する。

そのころアレンとラビは食人花につかまり、悪戦苦闘していてクロウリーを援護できずにいた。

戦いながらもクロウリーはエリアーデを愛する気持ちを捨てきれずにいた。

 しかしエリアーデはクロウリーに泡をぶつけ体中の水分を奪い取ってしまう。

吸血鬼の疑いをかけられた男と美しきアクマの悲しい愛の物語ここに完結!



私なりの感想・解説・・・

 ある頑丈そうな扉をいくつも開けたその先には大きな誰かの絵があった

『初代アレイスター・クロウリーは 大変奇天烈な人で

この城にあるものは全て 御祖父様が生前集めていたコレクションであった

特に御祖父様が「レア者」と言って重宝し愛していたものが古代の植物達

この城の土地があったのかとても元気にそして巨大に育った

毎夜毎夜寄生を発ししかも城を訪れた客人たちを襲ったりしたために

いつのまにか我らは 吸血鬼 と噂されるようになった 

 “アレイスター・・・お前はこれから一生この花たちの世話をして生きるがいい

このまま死ぬまでずっとこの城からでない方が

お前は幸せでいるだろう・・・”

 御祖父様が亡くなり その膨大なコレクションの中に私は一人残された

村人達からすでに 吸血鬼 と恐れられていた私には

どんなに望んでも城から出る方法など思いつかなかったし

出て行く勇気も無かった

 私は毎日毎日御祖父様の残したコレクションの世話をしつづけた

そしてある日 ふと気が付いた・・・

 自分もまるで御祖父様のコレクションのようだと・・・・

ここにあるものは全て御祖父様の物 私の物は何一つ無い

この世界のどこにも私と言う人間を認め 受け入れてくれる者などいない

 私を愛してくれる者など・・・いない・・・

だが・・・ エリアーデは違った・・・

エリアーデだけが私を受け入れてくれた そして私は確かに

エリアーデを愛したのだ・・・』



夜の村では・・・

 “今頃クロウリーを退治してるとこかねぇ~修道士様たち・・・”

“さっき すげぇ火柱が立ったような・・・なんだったんだ?あれは・・・

ねえ村長!”

 “ん~・・・・宿屋にいた修道士様に聞いてみるか・・・

ねえ! 修道士様!”

 村長は先ほどまでいたはずのブックマンのほうを見たが今は誰もいない

“あれ・・・・? 修道士様! どちらに行かれたのですか!?”

 村長は辺りをキョロキョロ見渡していた


城では、食人花がクワッ!クワッ! 口をあけてアレンとラビを襲っていた

 ““うわ~!!わ~!!””

“チクショーめ!これじゃクロちゃんとこに行けないさ!”

 “何とか行かなきゃ!”

“満満!・・・!!!”

 するとラビが持っていた槌を花がつるで持っていってしまった

“そんなぁ~~~~!!!(泣)  ・・・・うわっ!”

 “ラビ!”

ラビは嘆いているとパクリと花に食べられてしまった(ラビが)

 “うわぁ~~~~~!!!!!死ぬ!食われる!!助けて~!!!”

ラビは鼻の中で大暴れ・・・

 “ラビ!落ち着いて!僕の言う通りにして下さい”

アレンは花のつるに捕まりながら言った

 “アホかー!おっおっ 落ち着いたら食われる~っっ!”

ラビは花の中で締め付けられていた(食べられていた)

 “さっき言ったでしょ? (バシッ!) 

僕この種類の花を世話していた事があるんです (バシッ!)

師匠といたときに!”

 アレンは花にバシバシ叩かれながらびくともせず話を続けた

“マジで!? じゃこいつら止められるん?”

 “はい! この花は好意を持つ人間には噛み付きません

だから心をこめて花に愛情表現してみてください!”

 “愛情表現!!?

ラビはかなり苦しそうな体制・・・

 “花に好きだって言うんです!”

“分かった~!!”

 そしてアレンとラビは2人でこう叫んだ

““I LOVE YOU-----!!!!!””


クロウリーは凄い顔でエリアーデに攻撃をしていた

クロウリーが真上から落下し血を吸おうとしたとき

周りにシャボン玉のような者があるのに気がついた

クロウリーはすぐさまそこから離れた

 “ウッフフフフ 鋭いわね 離れたのが正解よ

このボールは私の能力・・・”

 ”能力?”

“除けきれるかしら?”

 そういうとクロウリーのほうにそのボールが大量に飛んできた

クロウリーは物凄いスピードで除けている

そして何かに気が付いた

 『花が・・・しおれた!?』

“さぁ!まだあるわよ”

 何とか除けていたクロウリーだったが右腕がボールの中に入ってしまった

そしてそのボールが割れるとクロウリーの腕がペラペラにつぶれてしまった

 “くおっ! おのれ!!”

そしてクロウリーは破裂したボールの中から出てきたものを左手で割ると

 『これは・・・水!   そうか・・・・』

クロウリーは少し止まった

 “この玉は・・・固体の水分を蒸発させ封じ込める者か”

“そうよ これが私の能力 どんな生き物もこの玉に守られた私には近寄らない”

 ”くだらんな エリアーデ・・・御祖父様の花を傷つけた罪は重いぞ!”

“偉そうな事言って! ホントはこんな花どうでもいいんじゃないの?

御祖父様 御祖父様って外へいけないのを全部じじいのせいにしてさ

 臆病者!お前なんか・・・この城で朽ち果てるのがお似合いなのよ!!!”

“あぁ・・・・お前とならそんな生涯を送ってもいいと思った

エリアーデ アクマでもやはりエリアーデが好きだ

 だが・・・醜いお前は見たくない 跡形もなく消してやろう”

“いやよ!”

 クロウリーはまた戦いに戻った

“近寄れる者なら近寄ってみなさい!!”

 エリアーデは今までより大量のボールを出した


その下では

アレンとラビが ””愛してる”” を連発していた

ラビはやっと花の中から出してもらえた

 “ふ~・・・・ (ガブッ!) !!! 愛してる!愛してる!!”

2人とも花から下ろしてもらい、また ””愛してる”” を連発していた

すると2人の前に張った花がエリアーデの能力のボールでしおれてしまった

 “何だ!?”

“クロちゃんは!!?”

 2人はクロウリーの見える場所まで行って見ると

ボール球が飛び交っていた

 “クロちゃん!!”

“やばいです!!あれにふれちゃ!”

 アレンはラビをつれて必死でボールだまをよけていた

“うわーーーーっ!”

 “くっそ~! 結局クロちゃんとこに行けねぇじゃん!”

クロウリーは除けながらエリアーデの方に近づいたが途中で

 右腕・・・左足・・・右足・・・・ついには顔・・・そしてボールに囲まれてしまった

クロウリーは全身が紙のように薄くなってしまった

 そしてクロウリーは静かに地面へ落ちていった

ゴロンと身体が落ち

顔は骨のように見ていられない姿になってしまっていた・・・。

 “さようなら・・・アレイスター・・・”

エリアーデはクロウリーの前へエリアーデの人間の姿で前に立った

 “アレイスター・・・私ね・・・・あなたとしてみたかった事があったの

でも・・・・もうムリね・・・”

 風にのって食人花の花びらがヒラヒラと舞っていた

クロウリーは口をあけ倒れている。何も動かない

クロウリーの着ている服も大きくゆれた

するとその瞬間 クロウリーの服の間から骨のような顔が勢いよく

エリアーデの首元に行った

 “まだ・・・・動けたのね・・・・”


その頃2人はボール球から必死に逃げていた

逃げている途中にも花はどんどんしおれていった

 またもや教われないように2人で ””愛してる!”” を連発していた

2人はエリアーデとクロウリーの前にたどりつた

その光景はなんとも言葉にならないものだった

 “血を・・・・吸ってる・・・・”

『この牙に・・・壊される予感がしていた・・・・

昔から・・・私のことを綺麗だと言って近寄ってきた男は沢山いたわ

私がずっとしてみたかった事 それは人間達の女が一番綺麗になる方法

 どんなに私より劣っていた女でもそれをすると

まぶしいくらい綺麗になったから

 でも・・・どんなに望んでも私にそれは出来なかった・・・

だって私はアクマだから・・・近づいた男を殺してしまうのよ

私がそれをするには 私に殺されない男が必要なの

 私がしたかったのは・・・愛する事・・・・

必要だったのは私が愛せる男 私に殺されない男』

 クロウリーはゴクゴクと血を飲んで紙のようになっていた身体が元に戻ってきていた

『でも・・・それは 私を壊す男・・・・』

 そして、クロウリーの目には涙があった

“ねぇ・・・私・・・彼方を愛したかったのよ・・・・

 アレイスター・・・彼方を・・・愛したかったのに・・・な・・・”

そしてエリアーデはそう言い残して砂になっていった

その砂の中から丸い光が出てきて そこからはアクマの魂・・・・女の人が

クロウリーを見て空へ消えていった・・・。

 “エリアーデ・・・・”

エリアーデの能力のボール球が次々と割れていった

そして大雨が降った

 “ちべてっ!”

”えっ・・・・雨・・・? 城の中なのに”

 外は振っていないのに城の中だけが振っていた

2人はクロウリーの元へ行った

少しは慣れたところから言った

 “クロウリーさん”

“死にたい・・・私は・・・愛する人を殺したのだ・・・

愛する人を・・・手にかけて・・・”

 クロウリーはエリアーデの服を握って泣いていた

“手に・・・かけて・・・・”

 “ウハハハハ・・・・とんだ化け物になったものだ・・・私は・・・!

愛していた人の血を吸ってさっきまで傷ついていた身体を元に戻してしまった・・・

エリアーデを殺してまでこんな身体を・・・!!

こんな化け物に・・・生きてる価値など・・・ない・・・”

 クロウリーはその場にへたりこんで泣いていた

アレンは何か思いながらその姿を見ていた

そして決心したのか前を向きクロウリーのほうに近づいた

 “そんなに辛いなら・・・”

アレンはクロウリーの胸倉を掴んだ

 “エクソシストになればいい!! エクソシストはアクマを壊すのが仕事です!

あなたは今日エリアーデというアクマを壊したんです!

そして・・・これからもアクマを壊しつづける

 それは間違いなくエリアーデさんを壊した理由になります!

理由があれば生きられる・・・・理由のために生きればいいじゃないですか!!

 あなたもまた・・・イノセンスの使途なんだ・・・僕たちと同じ・・・”

アレンは何かを必死に伝えようとしていた。

アレンはマナを壊した。アレンはマナを壊した理由のためエクソシストになったんだろう

アレンのその声はどこか悲しげで苦しそうだった・・・。

そんな姿をラビはじっと見ていた

 クロウリーはずっと泣いていた


3人は部屋を後にした

 “確かにこの人ならこの城に来たである・・・”

クロウリーはクロス元帥の絵をロウソクで照らしながら見ていた

 “御祖父様の訃報を聞いてきた友人とかで

預かっていたものを返しに来たと・・・”

 “預かっていたもの・・・?”

“あぁ・・・これである”

 クロウリーは1つのつぼを出してきた

“あーーーっ!!!! こっ・・・この鉢は! 確かにロザンヌ!!”

 “見覚えあるか?”

“ありまくり・・・・です・・・”

 アレンはその鉢を見て手がブルブル震えていた

“何が植えられていたのさ?”

 “食人花の赤ちゃんである”

“やっぱり・・・”


それはアレンが12歳の頃・・・・

 “アレン・・・・ロザンヌに何かあったら全てお前に100倍返しだからな・・・”

“はーい”

 アレンは笑顔で返事をしたが花のほうを振り向くと

ガブリ!と顔を噛まれてしまった

 “あ・・・あ・・・・”

アレンは涙を静かに流していた


アレンは鉢を持って同じように泣いていた

 “う・・・・うっ・・・”

ティムはアレンの頭をむしゃむしゃ噛んでいる

 “まぁ気にしないで 辛い過去を思い出してるだけだから

んで・・・花を返しに来たって・・・それだけ?”

 “ん・・・ただその花ちょっとおかしくて・・・

突然私に噛み付いたと思ったら みるみる枯れてしまったである”

 『うおっ! く・・・苦しい!まさか!毒の花だったのか!?』

クロウリーが喉を抑えて苦しそうにしていると

いきなり葉がボロボロと抜け落ちた

 『はっ! ○☆△□×○□!!』 ←何を言っているのか分かりませんでした・・・

ばっと口を抑えると 先の尖った歯が生えてきた

 “今思えばあの花はきみたちの言うイノセンスだったのかもしれない”

クロウリーは少し落ち込んだ顔をした

 “間違いなくそうですよ・・・

ただ・・・どうしてあの花にイノセンスがやどったのか分からないけど・・・”

 “元帥が返しに来たって言ってた事は もともとこの場所にイノセンスがあった

っていう可能性もあるさ”

 “その牙が生えて以来・・・私は血に飢えるようになり

そして・・・エリアーデと出会って・・・”

 クロウリーは下を向いた

“俺らは今その男を捜してんだ クロちゃん何か知らないさ?”

 “そういえば・・・遠くへ行きたいから友人の孫のよしみで金を貸せと・・・”

『(チョイーン ←効果音) ここでもか!』

 クロウリーがかなり落ち込んでいるのを見てアレンとラビは顔を見合わせた

“クロウリー・・・”

 “あっ・・・・いや・・・大丈夫である

お願いがある・・・先に城の外で待っていてくれないか?

旅支度をしてくるである”

 “はい”

2人は微笑んだ


2人は大きな門を開け城の外に出た

 “ん~・・・”

ラビは大きく伸びをした

 “もーすぐ夜が明けるさ なんだか散々な夜だったさ”

“結局・・・師匠がここにきたって言う手がかりだけでした

僕達・・・何のために来たんだか・・・”

 “まっ!クロちゃんっていう仲間も出来たっていう事だし

無駄足って事はないさ!”

 “えぇ・・・”

あまり嬉しそうじゃないアレンをラビは見た

 “そんな悪いことしたみたいな顔すんなって

たしかにあんま前向きな方法ってわけじゃねぇかもだけど・・・

今のクロちゃんにほり理由が必要だったと思うぜ?

いつか楽になれる日も来るさ”

 するとどこからか声がした

“随分と偉そうだな”

 “ブックマン!!”

“じっ!じじい!!いつの間にここに!?”

 アレンとラビの間にいつのまにかブックマンがいた

“今さっきだ”

 “心配性だなぁ~! 今頃出てこなくても!今回の件は俺らでバッチリ片付いたとこさ!”

(ドッコーン!!!) ウワァーーーーーッ!!”

 ブックマンはラビを横から足蹴りした

ラビは思いっきり木にぶつかった

 “痛てぇじゃねーかよ・・・!”

“何がバッチリだ!! 暴れすぎた!!! 城に穴をあける必要がどこにあるか!!”

 ブックマンは鬼の目になった

“こっちだって死にかけてたんだぞ!! 話も聞かず殴るな!このパンダ!!”

 “殴っとらん!この未熟者!”

“同じじゃねぇーか!”

 アレンは2人の光景を見て微笑んだ

“同じじゃなかろうが”

 “大体!今まで何やってたんだよ!?”

すると大きな地響きが起きた

そしてその瞬間城が爆発した

ゴウッと炎が立ちこめた

 “あっ!!”

“城が!”

 “まさか・・・! クロウリーさん!!  はっ!”

すると炎の中から人影が見えた

 “ん? ハハハハハ なんであるか?その顔は

私が死んだと思ったであるか?”

 クロウリーは優しい話し方だった

“大丈夫である 私はこれからエクソシストになるのであるからな”

 アレンは微笑んだ

“はい!”

 『エリアーデ・・・・私はこれからもアクマを壊しつづける

でなければ・・・何のために私は・・・お前を壊したのだ・・・』

 朝日が昇る中4人は燃えている城を見ていた

クロウリーの顔は前の弱い顔ではなく 

 何かを決意した顔であった・・・・




■□■□■     END     □■□■□


23話終わりました!!

これでクロウリー&エリアーデの話は終わりました!



クロウリーの子供の頃可愛かったです!!

キョトンとしてて

私のイメージでは御祖父様は漫画で見た限りかなり年行っている方だと思っていたら

そうでも無かったですね・・・(汗)

何で吸血鬼と呼ばれるようになったのか判明しましたね!

そういうことか~って!

 しかも、村人達が行っていた 毎夜毎夜叫び声が聞こえる と言うのは

食人花の叫び声だったんですね!

っていうか・・・食人花って愛情表現したら離してくれるんですね・・・

花に「アイラブユー」って・・・・どうなんですか!? (苦笑)


クロウリーが紙のようになってしまったときの顔は本当に

ひどいものでした・・・

見てられなかったです

エリアーデが最後に言った言葉の時 本当に悲しかったです

この話は悲しい恋の話ですね・・・

本当に辛いですね

 エリアーデは寂しかったのかな?(何回言うんだおい!)

人間になりたかっただろうね・・・

でも、アクマだからムリ 可愛そうです・・・。

でもクロウリーに破壊されてよかったんじゃないでしょうか?

クロウリーも他人に壊されるより

自分で壊せてよかったんじゃないでしょうか



アレンの育てていた花はロザンヌっていうんですね

ということはお城にいたあの花たちにも名前があるのかな?

どうなんだろう・・・



無事クロウリーも仲間になりましたね!

さてこれからどんな教団生活を送るんでしょうか!?

次回は外に出たことも無いクロウリーが、とんでもない事をしでかします

 黒の教団にも帰ります!

さてさて! あの門はちゃんとくぐれるのでしょうか!!?

(ここ気になる所ですね!!)


次回をお楽しみあれ!



あらすじ・・・・

 アレンは左眼の能力をとりもどしたアレンはエリアーデがアクマだと見抜く。

それを機にアレンとエリアーデの戦闘が始まる。

 一方ラビはクロウリーとの戦いが続いていた。

ラビは巨大な槌を振るうも、クロウリーに軽々とうけとめられてしまう。

さらに地面にたたきつけられて絶体絶命のピンチに。

 クロウリーの強烈な一撃を覚悟したラビだがクロウリーは突然、

胸を押さえ、苦しみの咆哮をあげる。

そしてエリアーデの血を求めはじめる。

勝機と思ったラビはイノセンスを第二解放し、クロウリーに攻撃をしかける。

果たしてこの闘いの決着は!?そしてアレンとエリアーデの戦いの行方は・・・!?




私なりの感想・解説・・・・

 アレンとエリアーデが向かい合っていた

“あーあ バレちゃったかもう・・”

 “えっ”

“この傷残っちゃうじゃない! ホント!嫌なガキね

せっかくの服もボロボロ・・・”

 “やっぱり昨日のアクマは・・・あなただったんですね”

“あなたはあのままこの城に来なければ・・・”

 “ボディをコンバートしないんですか?

アクマの姿にならなくて”

 “あたしはこの姿がすきなの!ず~っとこの人間の姿でいたいのよ!

アクマの姿は醜くて嫌い!”

 “そうですか”

“もし彼方がこのまま帰ってくれるなら”

 “残念です”

エリアーデは前髪を直していた

 “残念ね”

アレンは右腕でフードに手を伸ばした

エリアーデは顔がアクマに変化していった・・・

顔、手、身体と・・・

エリアーデがアクマに変わると戦闘に入った


外ではまだ2人が戦っていた

ラビは槌でクロウリーを叩きつけようとすると

クロウリーに槌の棒の部分を捕まれてしまった

 “しまった!”

そのままラビは振り落とされた

クロウリーは全速力で倒れたラビに攻撃にかかった

が・・・・

ラビの顔の寸前でクロウリーの動きが止まった

ラビは恐る恐る目を開けると、クロウリーは身体を抱えてブルブル震えていた

 “う~っ・・・う~”

“あれ・・・?”

 しまいには頭を抱えて、どこかに行こうとしたのか飛んだ瞬間木にぶつかっていた

“はれ?”

 ラビは何が何なのかわからない様子で、体を起こし、

苦しそうにしているクロウリーに遠くから話し掛けた

 “おーい! どうしたぁ?”

『く・・・・くそっ・・・まさかこんな時に燃料切れか・・・・!

もう少し・・・もう少しエリアーデの血を吸っておけば・・・』

 “ダメである! あれ以上血を吸ったらエリアーデが死んでっ・・・!うっ!

エリアーデ!!(ドンドンドンドン!)

 なぜかクロウリーエリアーデの名前を言いながら木に叩きついていた

“何か・・・悩んでるっぽいさ・・・

まっ! いいかぁ~♪”

 ラビはニッコリ笑った

“事情は全く知らねぇけど こっちにとっちゃチャンスさ!

恨まないでねぇ~♪”

 ラビはそう言って槌を伸ばした

“イノセンス 第2開放! 判!マル火! 劫火灰燼!火判!”

クロウリーの周りに火が包んだ

クロウリーは火に包まれて建物の中に飛ばされていった

 “安心せぃ・・・火加減はしといたさ”

クロウリーはヘビの炎の中。ヘビの炎は建物の壁を次から次へと壊していった


アレンとエリアーデは戦っていた

 “何だ!?”

アレンは何かに気がついたのか横を見た

エリアーデも振り向くと

壁を突き破ってさっきのヘビの炎が向かってきた

アレンは何とかよけたがエリアーデには直撃

アレンは除けたが、吹っ飛ばされていった

 “うわーーーっ!”

飛ばされた先は窓ガラス。アレンはガラスを突き破ってそのまま外へ

まっ逆さまで落ちていった

すると、ラビが槌にまたがってアレンを助けた

 “ラビ!”

“よお!アレンどこいくんさ?”

 “助かりました・・・ラビも元気そうですね・・・”

“なんとかなぁ!”


エリアーデが瓦礫の中から出てきた

 “はっ!”

見るとそこにはクロウリーが横たわっていた

 “アレイスター!”

エリアーデはアクマの姿のままではまずいと思ったのか

人間の姿にコンバートした

 “アレイスター様! アレイスター様!”

アレンとラビは中に入ってきた

 “あれ?”

“へっ?”

 ラビは目をこすった

ラビの顔はいつもと様子が違った

 “あれ? 何か変さ・・・”

そして真っ青な顔で目を大きくし、アレンに聞いた

 “アレン・・・・あの女もしかして・・・アクマ?”

“えっ”

 ラビは冷や汗を流していた

“オレ・・・・見えるさ・・・あの女の側に魂が・・・”

 “そんな!”

エリアーデの方を見ると方から赤い炎、そして そこにはアクマの魂が・・・

そのアクマは叫び声を上げていた

 “まさか・・・僕以外にも・・・見える?”

“あれが・・・・アクマの・・・魂?”



帰ってきて・・・帰ってきて!お願い!生き返って!”

1人の女性がそう願っていた

“捕まった・・囚われた・・・逃げられない・・・苦しい!

この女のせい・・・”

 “ヘヘヘヘヘヘヘ♪ さぁいらっしゃいv お前はもう我輩の物デスv”

伯爵はこの女を殺し被れと命令をした

 “私を殺す!?”

“苦しい・・・!逆らえない・・・!”

 目を開けると伯爵が強く命令をした

アクマのボディが叫んだ

女性は後ろへ後ろへ後ずさりした・・・・

血がパタパタ!と落ちた』


『私の魂を呼び出した女・・・私の皮になった女・・・

その姿はとても美しかった・・・

アクマになった私はただ人を殺しつづけて

そしてついに進化した・・・

 進化して自我を持つことを許された私はもっぱらの関心は・・・

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私は可愛くて綺麗 男達は誰もが私を綺麗だと 可愛いと誉めて

私に近づいてきた

 でも私はアクマだから・・・

気が付くと人間を殺しちゃう 私に近づいてきた男は 皆簡単に死んでしまった・・・

人を殺した時の私はとてもブサイク

可愛くない 綺麗じゃない そのとき私は気付いた

本当の人間の女のようにはなれないって事に・・・

 私は考えた あれをしてみたい1つだけ・・・

どうしてもやってみたい でも・・・それは絶対に無理

だって私はアクマ アクマはメカ・・・人を殺すようプログラムされた機械


“エリアーデです”

 “随分沢山殺しているようだネv えらイ えらイ♪”

“ありがとうございます”


だって私はアクマ伯爵様のプログラム通り殺しつづけるメカだから


“仕事でス アレイスター・クロウリー三世 という奴 何か匂うんで調べて来ておいで”

 “アレイスター・クロウリー・・・・”

“どうもエクソシストの元帥クロスと接触した可能性がありまス(省略)

もしクロウリーに何も無くても

取り合えず殺しておきなさイ”

 “はい”

“千年公~♪ あそぼ!”

 “ひや~ロード!あなたまた我輩のレロをちょろまかしましたネ!”

“あん!どうでもいいじゃん! ゆるしてよぉー!”

 “ダメダメダメ!許しませンこのお転婆が!”


伯爵様は私がどんなに綺麗になっても全然誉めてはくれない

だって伯爵様はそんな事には興味が無いから・・・

だって私は・・・ただのアクマだから・・・

それでも私は着飾った化粧をする

私は・・・綺麗になりたい

可愛くなりたい・・・人間のように・・・・

いつか・・・人間の女のようになりたい

 

 “うるっさいわね!メイクぐらいなおさせてよ!

崩れたままなんて耐えられないわ!!”

 “止まらないでネ・・・・”

”サボらないでネ・・・”

 “先行っててよ!すぐ追いつくから!

まったく気の利かない・・・これだからレベル1は嫌なのよ”


 これからも私は沢山の殺人をする・・・

やってみたい事はできないままだ・・・

人を殺して殺して殺してそしてどんどん進化していく

でも・・・そうやって進化したその先は・・・

 私は人間の男が好き 私を好きになってくれるから・・・

私を誉めてくれるから 

私は人間の男が嫌い・・・

すぐに壊れてしまうから 

アクマの私が少し触れただけで生きたえてしまうから・・・

人間の男なんて・・・・


【すると、クロウリーが吸血鬼のように歯を剥き出しにしてエリアーデに襲い掛かった】


アクマの私が動けない!こいつは何者!?

こいつはだれ!?

この牙は・・・

とても・・・とても嫌な感じがする・・・・


【クロウリーは血を吸い出した】


私は・・・私は死ぬんだ・・・

この男の牙に噛まれて・・・この男が私を・・・・壊す


 “生きてる・・・・”

“わ・・・わ・・・私は・・・人を・・・人の血を・・・・

 私は・・・人を・・・”

【エリアーデはクロウリーの肩に手を乗せた】

 “い・・・生きていたのか!?”

“どうして私を殺さなかったの?”

 “と・・・途中で私の意識が戻った・・・そ・・・それで・・・

驚いて・・・やめたのだ・・・ す!すまない!”

【クロウリーはブルブル震えていた】


その牙は・・・とても嫌な感じがする

なのに私はその牙に・・・

その嫌な感じに・・・引かれたの・・・


【エリアーデは膝をついて、クロウリーの頬をつねった】


“見つけたわ! 今度は!私の番よ”


【エリアーデはクロウリーの唇にキスをした

クロウリーは目がハートになってしまい 後ろに倒れてしまった

エリアーデはそれを見てクスッと微笑んだ】


こうして私とアレイスターは出会った

アレイスターはイノセンスに寄生されている人間

つまりアクマの敵

 アクマの血を飲むことで超人的な能力を発揮する

でもそのイノセンスのせいで

アレイスターの身体はアクマの血を欲する

最初の出会い以来アレイスターは私の血を飲むことを治世していた

私を殺さないようにと

そして血を飲みたいという衝動に駆られては

私以外のアクマを襲いつづけた

村に占領していた部下達を・・・・

私はそれでも構わなかった

 私はただアレイスターといたかった・・・

この城で・・・・ずっと・・・・』



“アレイスター様!アレイスター様!”

 クロウリーが目を開けた

“エリアーデ・・・・”

 “アレイスター様・・・”

クロウリーはハッとした

そう・・・なぜかラビにも見えたアクマのの魂に気付いたのだった

 “エリアーデ・・・・何であるかそれは・・・”

“え?”

 クロウリーはかなり驚いた顔

“お前のその・・・”

 ラビはまだ目を大きく見開いて硬直していた

“お前の身体から出ている・・・そのものは・・・・何なのだ!?”

 アレンもビックリしていた

エリアーデは自分の身体から出ているアクマの魂を見上げた

 “冥界から呼び出されアクマ兵器のエネルギー源として拘束されたアクマの魂か?

あれがそうなんか?アレン すげぇぞ・・・なんで・・・オレにも・・・見えるさ・・・?

お前のその左眼のせいか?”

 『僕の左眼が・・・強くなった・・・・まさか・・・マナの呪いが強くなった?

左眼が映したアクマの魂が 僕以外の人間にも見えるようになったのか?

ということは・・・』

 “クロウリー!見えてるか!?その姉ちゃんの中から出ているものが!”

“それは!アクマの魂です! その人はアクマなんです!

あなたと僕達の敵です!”

 2人は少し離れた所からクロウリーに叫んだ

“本当なのか・・・エリアーデ お前は何か・・・知っているのか?”

 “私は・・・私は・・・・”

クロウリーの手の甲に血がパタリと落ちた

 “この血は・・・お前の・・・この血は・・・・”

“あ~あ・・・ぶち壊しよ!もう・・・”

 エリアーデはアクマの姿になった

クロウリーはビックリして動けなかった。エリアーデがクロウリーを吹っ飛ばした

 “うまく飼いならして利用するつもりだったのに でももういいわ

おまえをエクソシストにするわけには行かないんだ!

今殺してやる!!”

クロウリーは目から涙を流していた

すると ラビが大声を出した

 “うわーぁ!やべぇさ!

クロちゃんさっきオレとバトッててヘロヘロだった!!”

 “クロちゃんって誰ですか!?”

“たっ!助けねぇと!”

 すると両側の壁がいきなり崩れた

そこからはさっきの食人花が・・・

 “花だ!花が壁をぶち破ってきやがった~!!”

“まーだ残ってたんか!このクソ花!!”

 “どんどん出てくる~!!”

“チキショー!何なんだお前ら!?”

 アレンとラビは大量の花に襲われている

“クロちゃんとこにいけねぇー!”

 “フン!じいさんの形見が餌が欲しいって泣いてるわよ?

あんたが死んだらその身体でも与えておいてあげましょうか?”

 クロウリーは涙をボロボロ流していた

“愛していたのに・・・・ 初めてお前を見たときからずっと・・・

敵ならお前にほれていたオレをどうして殺さなかった?

いつでも機会があっただろう・・・”

 “だから利用したって言ったでしょう!?

やってみたい事があったのよ!

そのためにあんたを殺すのを我慢してたの!”

 “そうか・・・・おまえは本当にアクマだったんだ・・・”


クロウリーは手の甲についた血をぺロッと舐めた

 “エリアーデ・・・私は 私はお前をずっと殺したいと思っていた!”

“同じだったのね・・・・私たち・・・”

 “あぁ・・・”

クロウリーとエリアーデは戦う・・・・





■□■□■     END     □■□■□


第22夜終わりました!!

今回は割と早くかけましたね


アレンの左眼の力が強くなりましたね

そしてラビとクロウリーにも見えるようになりました

どんな気分だったでしょうね・・・・・

ん~


今回見てて思ったんですが、エリアーデもどこか寂しかったんじゃないでしょうか

ずっと何かを求めていましたし

人間の女性になりたいと言ってました

仲間が欲しかったのかな・・・

クロウリーにもアクマダと知られてしまい

2人とも心を傷つけたと思います

表には出さなくても・・・・






さて次回23夜でお会いしましょう!

更新日はいつになるか分かりませんが・・・・・



あらすじ・・・・

 村人達から吸血鬼と恐れられるクロウリーと戦うアレン。

しかしその戦いの中でアレンとラビはクロウリーに対してある疑問を覚える。

クロウリーが襲った村人達すべてにその人物がアクマである証拠である

「ペンタクル」の文様が浮かんでいたのだ。

 しかしアレンがそのことに気をとられているとクロウリーに

強烈な一撃を喰らってしまい、城の中へと吹き飛ばされてしまうことに。

アレンはその城の中から抜け出そうとすると、

ふとした拍子から隠し部屋へと入り込んでしまう。

するとその部屋からは謎の女性のうめき声が響いていた・・・!



私なりの感想・解説・・・・

 “もしかしたら・・・・僕たちは・・・・何か大きな勘違いをしているのかもしれない”

城の中にはエリアーデが歩いていた

 “あいつらやっぱり生きてた ゴキブリ並にしぶといわ

このままほって置くと あいつらはきっとアレに気付いて

そしてアレイスターをこの城から・・・駄目よ!

アレイスターをこの城から出すわけにはいかない!

あいつら・・・生きて返すもんか!!”

エリアーデはかなり怒っていた

その頃クローリーはさっきの大きなゆれの事を気にしていた

 “御祖父さま・・・あなたは私に遺言を残された

おまえはこれから一生花の世話をしているのが幸せなのだと・・・

わたしはもうその言葉を守るしかないようになったのである・・・

 御祖父さま・・・

わたしは本当の吸血鬼になってしまったである

村人達には嫌われ もう誰も私と友達になってくれはしない

 わたしは・・・ この城の中でずっと生きて

そして死んでいく定めなのだ”

 クロウリーの目には涙が溢れ出してきた

自分がどうして泣くのかわからず 自分に寂しくないと言い聞かせていた

 “御祖父さまこれはあなたの呪いですか?

いつまでも外の世界にあこがれ 貴女の遺言を破りたいと願っていた私を

この城に縛るために あなたが 私をこんな化け物になさったのですか?”

クロウリーは泣いていた。すると扉が開いた

そこにはエリアーデが涙を流していた

クロウリーが心配そうにするとエリアーデはクロウリーの元にフラフラと寄っていった

 “エクソシストと名乗る男達が

アレイスター様を退治しにこの城に忍び込んできました・・・!

今さっき攻撃を受けました!”

 “何だと!?”

“中央階段のお花たちは全部奴らに燃やされてしまいました・・・”

 “何!!? さっきのゆれはそれか!

おのれ・・・大事な御祖父様の形見の花を・・・!”

 “お願いします・・・戦ってください・・・アレイスター様”

クロウリーは戸惑った

すると、エリアーデはクロウリーの頭をグイッと自分の首元に持ってきた

 “私の血をお飲みになってください

あいつらは強いですわこのままのアレイスター様では勝てません!

でも・・・私の血を口にすれば・・・

あらた様はあいつら以上にもっと強い吸血鬼になるはずです!

でも気をつけてください 少しだけですわよお願い・・・ 私を殺さないで”

 エリアーデはいつもと違う目の色になっていた

“エリアーデ・・・”

2人でずっと城で生きていくためにと言って説得をしていた

クロウリーは牙を剥き出しにして血を飲んだ


その頃アレンとラビはスコップで土を掘り返していた

 “さっき気付いたんですが・・・”

“手ェ休めるなよな!”

 “あの食人花が出してた香り・・・なんか記憶にあると思ったら

以前師匠が育てていた花が 同じような香りを出していたんです”

 “はぁ?”

アレンはまた掘る作業に戻りながら話を続けた

 “師匠画が育てていたのは小さな鉢植えだったけど

でも 同じような花でした”

 “て事はあの花はクロス元帥の?”

“関係がある可能性は高いです”

 アレンは髪の毛を後ろで1つに結わえて、

ラビはいつも首に巻いていたマフラーを口に巻いていた

アレンがスコップを土に入れるとゴン!という音がした

 “ありました!”

早速アレンがフタを開け、中を見た。ラビは口に被せていたマフラーを元に戻して言った

 “やっぱりか・・・ アクマだ・・・”

中にはアクマの骨組みがあった

・・・・・・・・

“全部アクマさ 地面のペンタクルは死体の外側がくさって

そのウイルスが漏れたんだな”

 “つまりクロウリー男爵が襲った村人の死体は全てアクマだった・・・

もし・・・アクマだけを襲ってたのだとしたら・・・・”

 “こりゃ単なる吸血鬼退治じゃないって事さ・・・

クロウリーって奴は・・・”

 “そう クロウリーが吸血鬼じゃないとしたら・・・”

アレンがラビのほうを見るとラビの背後に誰かが立っていた

 “ラビ!!”

“ん? (ドゴーン!!)

 ラビはクロウリーに横殴りをされて吹っ飛んでいった

ラビは瓦礫の上で倒れていた

 “わたしを怒らせてな・・・!”

アレンとクロウリーは戦闘にはいった

 『吸血鬼アレイスター・クロウリーは・・・実は・・・』

クロウリーが宙に高く飛んだ

 『実は!!』

アレンは何とか攻撃をかわした

 “なんてスピードだ・・・

クロウリーさん! 話を聞いて!!”

 クロウリーは聞く耳も持たず、ズカズカアレンに攻撃をしてくる 

(クロウリーは白目です・・・(汗))

 “仲間の死を見てビビッたか!!?”

クロウリーは一発入れようとした瞬間 アレンはイノセンスを解いた

 “左手の武器を・・・解いた?”

“ハァ・・・ハァ・・・ 話をっ・・・聞いてください・・・”

 “ん?”

“あそこの墓地にあった村人の死体は・・・全部アクマでした

あなたはアクマを襲っていた・・そのことを知っていましたか?”

 “アクマ?”

“アレイスター・クロウリー

あなたは本当に・・・吸血鬼なんですか?”

 “フン! 吸血鬼か・・・ だと・・・?”

するとクロウリーは瞬時にアレンの背後に回り アレンの首を噛んだ

アレンはビックリして宙にジャンプした。

しかし、クロウリーの口にはアレンの結わえていた髪の部分が・・・・。

アレンは首を抑えていた

 “ペッ!お前の血は不味いな・・・”

“人間の血だからじゃないですか!?”

 “人間? 化け物のお前が?”

“くっ・・・・”

 “アクマがどうの吸血鬼がどうの・・私には関係ない・・・

私はただこの城で生きるのだ

 エリアーデとともに!! 誰にも邪魔されず永遠に!!

フッハッハハハハハハハ!!!

だから・・・邪魔する者は殺す! お前もな!!!”

 クロウリーは猛スピードでアレンのほうに突進していく

アレンは睨んで構えている

アレンは除けようとしたが、クロウリーの突進に当たってしまい城の方まで吹っ飛ばされた

アレンは瓦礫の上で倒れていた

 “フン! 終いか”

すると瓦礫の中から何かが猛スピードでクロウリーに向かっていた

 “ナメんなよ こんにゃろ・・・ちょーっとキレたさ・・・

ブチのめしてからゆっくり話し合おうと思います!”

 “フン・・・面白い”

ラビは槌で叩いたがかわされてしまった


城の中では不気味な唸り声がしていた


(カラン・・・)

“あぁ・・・”

 フラフラとアレンが壁に手を当てて歩いていた

“あ゛ーなんか頭強く打っちゃったかなぁ”

 アレンは左手で頭を抑えている。その周りにはたくさんの星がチラチラ回っていた

だんだんその星の正体が見えてきた

 “(コケッ)あれ!?”

周りの星を掴むと

 “ティム!邪魔・・・”

アレンはその星の正体だったティムを団服の胸の中にしまった


ラビは槌をつかって必死に戦っていた

 (ドカン! ドゴン!)外が騒がしいな・・・・

早く戻んなきゃ・・・”

 アレンが壁に手を当てて歩いていると(ズコッ)といって

壁の石が中に入っていった

 “えっ!?”

すると壁が開いてしまった

 “うわっ! とっ!  えっ! あっ! わっ! ゴフッ・・・!

(チョーン・・・ドス)

 アレンはベッタリ床にうつ伏せで倒れた

“いっ・・・ててて・・・ど・・・どこだ?ここ・・・”

 周りを見ると本がずらりと並んでいる

“あ゛・・・まだ頭がクラクラする・・・・ん?

これ・・・隠し部屋?”

 『うっ・・・うう・・・・ううう・・・・』

アレンは何かの声に気が付いた

壁を見ると何か大きな影が映っていた

 『何だ!?この影は・・・!』

『ううっ!』


ラビはもぐら叩きのように槌で叩いている

クロウリーには除けられてしまう

 “強ェーは!あんた・・・”

“フン!”

 ヒュオーッと風が吹いた。止まるとまた2人は攻撃にかかった


『この影はもしかして・・・ はっ!!』

 すると入ってきた扉がガコン!と閉まってしまった

“あっ!”

少し目を放した隙にその影はなくなってしまった

 “いない・・・ まだ頭がクラクラしてるのかなぁ・・・”

すると背後にエリアーデが現れた

 “えっ? あっ! あなたは!”

“あら さっきの白い坊やじゃない 

まったく! 女の子の秘密の部屋にズカズカ入ってくるなんて・・・

空気が読めないったらありゃしないわね・・・もう”

 エリアーデはコンパクトを開いて化粧をしていた

エリアーデの首下を見ると傷があった

 “その傷は・・・”

“あら まだ消えてなかったのね”

 エリアーデはそう言ってポンポンと首元にもつけた

コンパクトのふたを閉めるとエリアーデは怒った顔をした

すると、壁がぶち抜かれた

アレンが本棚にへばりつかされていた

 “いったい・・・あなたは・・・・グハッ!”

“アレイスターったら 必ずしとめるって言って出てったくせに!

まったく・・・死ぬ思いまでして血を上げたのに

ホント頼りないんだから”

 エリアーデはもっと力をいれてアレンを押さえつけた

“うっ!!”

 “まぁいいわぁ! あんたはあたしが始末してあげる 

エクソシスト!!

 エリアーデの顔がアクマの顔に豹変した

“ううっ!!”

 『何だこの強さは!?』

アレンが話されたと思ったら今度は本を背にされて

胸に強く押し付けられた

 “フン!”

バキバキバキと音をたててアレンを強くおしつける

 “ゲホッ ゲホッ! ゲホッ!”

“どうしたの? 抵抗しないの?”

 “はぁーハァーッ ハァ ハァ”

『熱い・・・ボーッとしてくる・・・ さっきの傷のせいだ・・・

眠たい・・・』

 するとエリアーデはカッと目を開きアレンをボコボコ殴りにかかった

“フーン 無反応? それともやる気ナシ? アレイスターに相当やられたの?

もう戦わないの? ”

 『ダメだ・・・眠るな! 眠ったら殺される!何か考えろ!』

“だって・・・あなたと・・・戦う理由が無い・・・・”

 アレンは胸を強く押し付けられているので、弱弱しい声・・・。

“ん?”

 “アレイスター・クロウリーも・・・・退治する気は・・・・ありません・・・

だって彼は・・・吸血鬼でも・・・化け物でもない・・・・

彼が殺したのは・・・全てアクマだった・・・

彼は・・・僕たちエクソシストの・・・・仲間かもしれない・・・・

もし仲間だったら・・・・一緒にここから・・・・”

 エリアーデは目を大きく見開いた

そしてバシバシ!とアレンを殴った

 “アハハハハハハハ!!”

エリアーデは笑いながらずっとアレンを殴った

 “仲間ぁ? 馬鹿じゃないの!? あいつは! アーハッハハ!!

あーいつは吸血鬼なのよ? あいつを!アレイスターを!アレイスターを!

連れてなんかいかせるもんか!! 絶対にアレイスターを連れてなんかいかせない!

だから!

 エリアーデはアレンの胸倉を掴み、そのまま壁に向かってほり投げた

アレンはそのままうつぶせに倒れた

エリアーデは鎌を取り出した

そしてアレンを足であお向けにさせ、

 『絶対にアレイスターを連れて行かせない

だからお前は殺してあげる・・・』

エリアーデは不気味な笑みを浮かべていた


“今のは少し驚いたぞ”

 “やっぱあんたオレたちの仲間かもな”

“なんだと?”

 “あんたが血を吸ってた村人全員 アクマだったんさ

アクマの血を吸っても生きていられるのは

アレンと同じアクマの毒が効かない寄生型の適合者だけさ

つまりオレが考えるに あんたオレたちと同じエクソシストって事さ”

 “わたしが・・・エクソシストだと・・?”

“あぁ・・・あんたが無意識にアクマの血だけを狙ってた だってイノセンスは

それ自体の意識としてアクマを刈ろうとするのさ!

つまり あんたイノセンスと同調してるんさ

 ま! アクマを刈るんが楽しいってんならオレらの仲間になればもっと刈れんぜ?”

“フン!興味ないな”

 ラビはニッと笑んだ

“やっぱそっか・・・”

 “そもそも私をぶちのめしてから話し合うんじゃなかったのか?”

“ふぅ・・・ま!そうだったんだけど・・・あんたが予想以上に強かったんで

先に話しとく事にしたんさ!”

 ラビはそう言って槌を手に持った

“なんせ・・・これからは手加減してやれねぇから

目ェ覚めたら返事頂戴さ クロちゃん”

 “口の減らない奴だ・・・加勢もたいがいにしろ!”

“さて・・・どうかな?”

 ラビは槌を宙に高く伸ばした

“イノセンス 第2開放! うぉーりゃぁ~!!”

 炎がゴゥッとあがった


“あたし達はずっとずっとここで・・・2人だけで一緒にいるはずだったのに・・・

 誰も来なければ・・・このままずっと・・・絶対ここに来るなって警告したのに・・・

なのにお前がここに来るから悪いのよ!

首を落として前身から血を抜いて 城門に飾っといてあげるわ

こんりんざいここの城に誰も近づけないように!“

 エリアーデは鎌をアレンの首に向けた

“このエクソシストの首を代わりに差し出せば

面目も立つ・・・伯爵様も誉めてくださるわ”

 そして鎌を振り上げた

“そしたらあたしは・・・ ずっとずっとアレイスターと・・・ずっと!”

 エリアーデの顔が豹変し、鎌を振り落とした

鎌の先を見ると・・・アレンの左手が押さえつけていた

 “まだ動けたか!! ・・・・・?”

アレンの顔を見ると目が暗い

 “こいつ・・・意識が無い・・・”

アレンは左手に力をこめ鎌を粉々にした

そして左腕が発動し、エリアーデに襲い掛かった

エリアーデは攻撃を受け、ボロボロ・・・。

アレンの左腕は電気のような物が帯びている

 “何こいつ・・・? 左手だけが勝手に動いてる・・・! 何で!?”

アレンはまだ目覚めていない様子。すると額の星のマークが渦を巻き始めた

その星は黒くなり、目の方まで下がって、浮き出てきた

そして、アクマの顔が現れた

エリアーデはそれを呆然と見ている。するとそのアクマがカッとなり

エリアーデのアクマの魂を映し出した

 『ただいま・・・アレン・・・・闇が戻ってきたよ・・・・』


『(コツ コツ コツ・・・) 

“マナ・・・この前見えなくなったときに決めたんだ たとえ左眼が見えないままでも

僕はエクソシストを続けるつもりだって・・・仲間と同じ覚悟をしたんだ”

 子アレンの後ろにいた人が黒に変化していった

“なら より深く  より黒と白の世界へ  堕ちていけ”


アレンの目から出たものはアレンの中に戻っていった

アレンが目を開けた。すると左眼は真っ黒だった

しかし、機械のようなレンズが出てきて目に光が戻った

 『マナおかえり・・・』

“起きた・・・の?”

アレンはエリアーデの方を見た

 “あなた・・・アクマですね? あなたが昨日のアクマだったんですね”

“目が治ったのね”

 アレンの左眼が光った

“戻ってきた・・・! 黒と白の世界”

 エリアーデの魂が見える

“戦う気なのね・・・”

 “えぇ・・・前言撤回です! 戦う理由ができました”

アレンはイノセンスを銃に変えた。






■□■□■     END     □■□■□



21話終わりました!!

わ~っ!ホントに長い間書けなかったですね!!!



クロウリーは本当は寂しいのかもしれませんね・・・。

寂しくなかったら、友達ができないとか言いませんし

泣いたりもしません・・・・。

クロウリーが戦う時白目だから怖いですね・・・・。(汗)

なんていう顔で戦ってるんだか(苦笑)


エリアーデも何かと怖いですよね・・・・

いきなり泣いたり、怒ったり・・・。

アレンくんをボコボコにしたときのエリアーデといったら・・・もう・・・。

怖い・・・


まさかアレンの周りにキラキラと散っていた星がティムだったとは

それはアレンもこけますよ



それでは、次回・・・・っていつになるかわかりませんが

22話でお会いしましょう

クロウリーは一体どうなるのか!?

ではでは・・・