あらすじ・・・・
自分がエクソシストであり、長年一緒に連れ添ったエリアーデがアクマと知ったクロウリーは
エリアーデに襲いかかる。
エリアーデは口から触れたものの水分を蒸発させる泡を出してクロウリーに対抗する。
そのころアレンとラビは食人花につかまり、悪戦苦闘していてクロウリーを援護できずにいた。
戦いながらもクロウリーはエリアーデを愛する気持ちを捨てきれずにいた。
しかしエリアーデはクロウリーに泡をぶつけ体中の水分を奪い取ってしまう。
吸血鬼の疑いをかけられた男と美しきアクマの悲しい愛の物語ここに完結!
私なりの感想・解説・・・
ある頑丈そうな扉をいくつも開けたその先には大きな誰かの絵があった
『初代アレイスター・クロウリーは 大変奇天烈な人で
この城にあるものは全て 御祖父様が生前集めていたコレクションであった
特に御祖父様が「レア者」と言って重宝し愛していたものが古代の植物達
この城の土地があったのかとても元気にそして巨大に育った
毎夜毎夜寄生を発ししかも城を訪れた客人たちを襲ったりしたために
いつのまにか我らは 吸血鬼 と噂されるようになった
“アレイスター・・・お前はこれから一生この花たちの世話をして生きるがいい
このまま死ぬまでずっとこの城からでない方が
お前は幸せでいるだろう・・・”
御祖父様が亡くなり その膨大なコレクションの中に私は一人残された
村人達からすでに 吸血鬼 と恐れられていた私には
どんなに望んでも城から出る方法など思いつかなかったし
出て行く勇気も無かった
私は毎日毎日御祖父様の残したコレクションの世話をしつづけた
そしてある日 ふと気が付いた・・・
自分もまるで御祖父様のコレクションのようだと・・・・
ここにあるものは全て御祖父様の物 私の物は何一つ無い
この世界のどこにも私と言う人間を認め 受け入れてくれる者などいない
私を愛してくれる者など・・・いない・・・
だが・・・ エリアーデは違った・・・
エリアーデだけが私を受け入れてくれた そして私は確かに
エリアーデを愛したのだ・・・』
夜の村では・・・
“今頃クロウリーを退治してるとこかねぇ~修道士様たち・・・”
“さっき すげぇ火柱が立ったような・・・なんだったんだ?あれは・・・
ねえ村長!”
“ん~・・・・宿屋にいた修道士様に聞いてみるか・・・
ねえ! 修道士様!”
村長は先ほどまでいたはずのブックマンのほうを見たが今は誰もいない
“あれ・・・・? 修道士様! どちらに行かれたのですか!?”
村長は辺りをキョロキョロ見渡していた
城では、食人花がクワッ!クワッ! 口をあけてアレンとラビを襲っていた
““うわ~!!わ~!!””
“チクショーめ!これじゃクロちゃんとこに行けないさ!”
“何とか行かなきゃ!”
“満満!・・・!!!”
するとラビが持っていた槌を花がつるで持っていってしまった
“そんなぁ~~~~!!!(泣) ・・・・うわっ!”
“ラビ!”
ラビは嘆いているとパクリと花に食べられてしまった(ラビが)
“うわぁ~~~~~!!!!!死ぬ!食われる!!助けて~!!!”
ラビは鼻の中で大暴れ・・・
“ラビ!落ち着いて!僕の言う通りにして下さい”
アレンは花のつるに捕まりながら言った
“アホかー!おっおっ 落ち着いたら食われる~っっ!”
ラビは花の中で締め付けられていた(食べられていた)
“さっき言ったでしょ? (バシッ!)
僕この種類の花を世話していた事があるんです (バシッ!)
師匠といたときに!”
アレンは花にバシバシ叩かれながらびくともせず話を続けた
“マジで!? じゃこいつら止められるん?”
“はい! この花は好意を持つ人間には噛み付きません
だから心をこめて花に愛情表現してみてください!”
“愛情表現!!?
ラビはかなり苦しそうな体制・・・
“花に好きだって言うんです!”
“分かった~!!”
そしてアレンとラビは2人でこう叫んだ
““I LOVE YOU-----!!!!!””
クロウリーは凄い顔でエリアーデに攻撃をしていた
クロウリーが真上から落下し血を吸おうとしたとき
周りにシャボン玉のような者があるのに気がついた
クロウリーはすぐさまそこから離れた
“ウッフフフフ 鋭いわね 離れたのが正解よ
このボールは私の能力・・・”
”能力?”
“除けきれるかしら?”
そういうとクロウリーのほうにそのボールが大量に飛んできた
クロウリーは物凄いスピードで除けている
そして何かに気が付いた
『花が・・・しおれた!?』
“さぁ!まだあるわよ”
何とか除けていたクロウリーだったが右腕がボールの中に入ってしまった
そしてそのボールが割れるとクロウリーの腕がペラペラにつぶれてしまった
“くおっ! おのれ!!”
そしてクロウリーは破裂したボールの中から出てきたものを左手で割ると
『これは・・・水! そうか・・・・』
クロウリーは少し止まった
“この玉は・・・固体の水分を蒸発させ封じ込める者か”
“そうよ これが私の能力 どんな生き物もこの玉に守られた私には近寄らない”
”くだらんな エリアーデ・・・御祖父様の花を傷つけた罪は重いぞ!”
“偉そうな事言って! ホントはこんな花どうでもいいんじゃないの?
御祖父様 御祖父様って外へいけないのを全部じじいのせいにしてさ
臆病者!お前なんか・・・この城で朽ち果てるのがお似合いなのよ!!!”
“あぁ・・・・お前とならそんな生涯を送ってもいいと思った
エリアーデ アクマでもやはりエリアーデが好きだ
だが・・・醜いお前は見たくない 跡形もなく消してやろう”
“いやよ!”
クロウリーはまた戦いに戻った
“近寄れる者なら近寄ってみなさい!!”
エリアーデは今までより大量のボールを出した
その下では
アレンとラビが ””愛してる”” を連発していた
ラビはやっと花の中から出してもらえた
“ふ~・・・・ (ガブッ!) !!! 愛してる!愛してる!!”
2人とも花から下ろしてもらい、また ””愛してる”” を連発していた
すると2人の前に張った花がエリアーデの能力のボールでしおれてしまった
“何だ!?”
“クロちゃんは!!?”
2人はクロウリーの見える場所まで行って見ると
ボール球が飛び交っていた
“クロちゃん!!”
“やばいです!!あれにふれちゃ!”
アレンはラビをつれて必死でボールだまをよけていた
“うわーーーーっ!”
“くっそ~! 結局クロちゃんとこに行けねぇじゃん!”
クロウリーは除けながらエリアーデの方に近づいたが途中で
右腕・・・左足・・・右足・・・・ついには顔・・・そしてボールに囲まれてしまった
クロウリーは全身が紙のように薄くなってしまった
そしてクロウリーは静かに地面へ落ちていった
ゴロンと身体が落ち
顔は骨のように見ていられない姿になってしまっていた・・・。
“さようなら・・・アレイスター・・・”
エリアーデはクロウリーの前へエリアーデの人間の姿で前に立った
“アレイスター・・・私ね・・・・あなたとしてみたかった事があったの
でも・・・・もうムリね・・・”
風にのって食人花の花びらがヒラヒラと舞っていた
クロウリーは口をあけ倒れている。何も動かない
クロウリーの着ている服も大きくゆれた
するとその瞬間 クロウリーの服の間から骨のような顔が勢いよく
エリアーデの首元に行った
“まだ・・・・動けたのね・・・・”
その頃2人はボール球から必死に逃げていた
逃げている途中にも花はどんどんしおれていった
またもや教われないように2人で ””愛してる!”” を連発していた
2人はエリアーデとクロウリーの前にたどりつた
その光景はなんとも言葉にならないものだった
“血を・・・・吸ってる・・・・”
『この牙に・・・壊される予感がしていた・・・・
昔から・・・私のことを綺麗だと言って近寄ってきた男は沢山いたわ
私がずっとしてみたかった事 それは人間達の女が一番綺麗になる方法
どんなに私より劣っていた女でもそれをすると
まぶしいくらい綺麗になったから
でも・・・どんなに望んでも私にそれは出来なかった・・・
だって私はアクマだから・・・近づいた男を殺してしまうのよ
私がそれをするには 私に殺されない男が必要なの
私がしたかったのは・・・愛する事・・・・
必要だったのは私が愛せる男 私に殺されない男』
クロウリーはゴクゴクと血を飲んで紙のようになっていた身体が元に戻ってきていた
『でも・・・それは 私を壊す男・・・・』
そして、クロウリーの目には涙があった
“ねぇ・・・私・・・彼方を愛したかったのよ・・・・
アレイスター・・・彼方を・・・愛したかったのに・・・な・・・”
そしてエリアーデはそう言い残して砂になっていった
その砂の中から丸い光が出てきて そこからはアクマの魂・・・・女の人が
クロウリーを見て空へ消えていった・・・。
“エリアーデ・・・・”
エリアーデの能力のボール球が次々と割れていった
そして大雨が降った
“ちべてっ!”
”えっ・・・・雨・・・? 城の中なのに”
外は振っていないのに城の中だけが振っていた
2人はクロウリーの元へ行った
少しは慣れたところから言った
“クロウリーさん”
“死にたい・・・私は・・・愛する人を殺したのだ・・・
愛する人を・・・手にかけて・・・”
クロウリーはエリアーデの服を握って泣いていた
“手に・・・かけて・・・・”
“ウハハハハ・・・・とんだ化け物になったものだ・・・私は・・・!
愛していた人の血を吸ってさっきまで傷ついていた身体を元に戻してしまった・・・
エリアーデを殺してまでこんな身体を・・・!!
こんな化け物に・・・生きてる価値など・・・ない・・・”
クロウリーはその場にへたりこんで泣いていた
アレンは何か思いながらその姿を見ていた
そして決心したのか前を向きクロウリーのほうに近づいた
“そんなに辛いなら・・・”
アレンはクロウリーの胸倉を掴んだ
“エクソシストになればいい!! エクソシストはアクマを壊すのが仕事です!
あなたは今日エリアーデというアクマを壊したんです!
そして・・・これからもアクマを壊しつづける
それは間違いなくエリアーデさんを壊した理由になります!
理由があれば生きられる・・・・理由のために生きればいいじゃないですか!!
あなたもまた・・・イノセンスの使途なんだ・・・僕たちと同じ・・・”
アレンは何かを必死に伝えようとしていた。
アレンはマナを壊した。アレンはマナを壊した理由のためエクソシストになったんだろう
アレンのその声はどこか悲しげで苦しそうだった・・・。
そんな姿をラビはじっと見ていた
クロウリーはずっと泣いていた
3人は部屋を後にした
“確かにこの人ならこの城に来たである・・・”
クロウリーはクロス元帥の絵をロウソクで照らしながら見ていた
“御祖父様の訃報を聞いてきた友人とかで
預かっていたものを返しに来たと・・・”
“預かっていたもの・・・?”
“あぁ・・・これである”
クロウリーは1つのつぼを出してきた
“あーーーっ!!!! こっ・・・この鉢は! 確かにロザンヌ!!”
“見覚えあるか?”
“ありまくり・・・・です・・・”
アレンはその鉢を見て手がブルブル震えていた
“何が植えられていたのさ?”
“食人花の赤ちゃんである”
“やっぱり・・・”
それはアレンが12歳の頃・・・・
“アレン・・・・ロザンヌに何かあったら全てお前に100倍返しだからな・・・”
“はーい”
アレンは笑顔で返事をしたが花のほうを振り向くと
ガブリ!と顔を噛まれてしまった
“あ・・・あ・・・・”
アレンは涙を静かに流していた
アレンは鉢を持って同じように泣いていた
“う・・・・うっ・・・”
ティムはアレンの頭をむしゃむしゃ噛んでいる
“まぁ気にしないで 辛い過去を思い出してるだけだから
んで・・・花を返しに来たって・・・それだけ?”
“ん・・・ただその花ちょっとおかしくて・・・
突然私に噛み付いたと思ったら みるみる枯れてしまったである”
『うおっ! く・・・苦しい!まさか!毒の花だったのか!?』
クロウリーが喉を抑えて苦しそうにしていると
いきなり葉がボロボロと抜け落ちた
『はっ! ○☆△□×○□!!』 ←何を言っているのか分かりませんでした・・・
ばっと口を抑えると 先の尖った歯が生えてきた
“今思えばあの花はきみたちの言うイノセンスだったのかもしれない”
クロウリーは少し落ち込んだ顔をした
“間違いなくそうですよ・・・
ただ・・・どうしてあの花にイノセンスがやどったのか分からないけど・・・”
“元帥が返しに来たって言ってた事は もともとこの場所にイノセンスがあった
っていう可能性もあるさ”
“その牙が生えて以来・・・私は血に飢えるようになり
そして・・・エリアーデと出会って・・・”
クロウリーは下を向いた
“俺らは今その男を捜してんだ クロちゃん何か知らないさ?”
“そういえば・・・遠くへ行きたいから友人の孫のよしみで金を貸せと・・・”
『(チョイーン ←効果音) ここでもか!』
クロウリーがかなり落ち込んでいるのを見てアレンとラビは顔を見合わせた
“クロウリー・・・”
“あっ・・・・いや・・・大丈夫である
お願いがある・・・先に城の外で待っていてくれないか?
旅支度をしてくるである”
“はい”
2人は微笑んだ
2人は大きな門を開け城の外に出た
“ん~・・・”
ラビは大きく伸びをした
“もーすぐ夜が明けるさ なんだか散々な夜だったさ”
“結局・・・師匠がここにきたって言う手がかりだけでした
僕達・・・何のために来たんだか・・・”
“まっ!クロちゃんっていう仲間も出来たっていう事だし
無駄足って事はないさ!”
“えぇ・・・”
あまり嬉しそうじゃないアレンをラビは見た
“そんな悪いことしたみたいな顔すんなって
たしかにあんま前向きな方法ってわけじゃねぇかもだけど・・・
今のクロちゃんにほり理由が必要だったと思うぜ?
いつか楽になれる日も来るさ”
するとどこからか声がした
“随分と偉そうだな”
“ブックマン!!”
“じっ!じじい!!いつの間にここに!?”
アレンとラビの間にいつのまにかブックマンがいた
“今さっきだ”
“心配性だなぁ~! 今頃出てこなくても!今回の件は俺らでバッチリ片付いたとこさ!”
“(ドッコーン!!!) ウワァーーーーーッ!!”
ブックマンはラビを横から足蹴りした
ラビは思いっきり木にぶつかった
“痛てぇじゃねーかよ・・・!”
“何がバッチリだ!! 暴れすぎた!!! 城に穴をあける必要がどこにあるか!!”
ブックマンは鬼の目になった
“こっちだって死にかけてたんだぞ!! 話も聞かず殴るな!このパンダ!!”
“殴っとらん!この未熟者!”
“同じじゃねぇーか!”
アレンは2人の光景を見て微笑んだ
“同じじゃなかろうが”
“大体!今まで何やってたんだよ!?”
すると大きな地響きが起きた
そしてその瞬間城が爆発した
ゴウッと炎が立ちこめた
“あっ!!”
“城が!”
“まさか・・・! クロウリーさん!! はっ!”
すると炎の中から人影が見えた
“ん? ハハハハハ なんであるか?その顔は
私が死んだと思ったであるか?”
クロウリーは優しい話し方だった
“大丈夫である 私はこれからエクソシストになるのであるからな”
アレンは微笑んだ
“はい!”
『エリアーデ・・・・私はこれからもアクマを壊しつづける
でなければ・・・何のために私は・・・お前を壊したのだ・・・』
朝日が昇る中4人は燃えている城を見ていた
クロウリーの顔は前の弱い顔ではなく
何かを決意した顔であった・・・・
■□■□■ END □■□■□
23話終わりました!!
これでクロウリー&エリアーデの話は終わりました!
クロウリーの子供の頃可愛かったです!!
キョトンとしてて
私のイメージでは御祖父様は漫画で見た限りかなり年行っている方だと思っていたら
そうでも無かったですね・・・(汗)
何で吸血鬼と呼ばれるようになったのか判明しましたね!
そういうことか~って!
しかも、村人達が行っていた 毎夜毎夜叫び声が聞こえる と言うのは
食人花の叫び声だったんですね!
っていうか・・・食人花って愛情表現したら離してくれるんですね・・・
花に「アイラブユー」って・・・・どうなんですか!? (苦笑)
クロウリーが紙のようになってしまったときの顔は本当に
ひどいものでした・・・
見てられなかったです
エリアーデが最後に言った言葉の時 本当に悲しかったです
この話は悲しい恋の話ですね・・・
本当に辛いですね
エリアーデは寂しかったのかな?(何回言うんだおい!)
人間になりたかっただろうね・・・
でも、アクマだからムリ 可愛そうです・・・。
でもクロウリーに破壊されてよかったんじゃないでしょうか?
クロウリーも他人に壊されるより
自分で壊せてよかったんじゃないでしょうか
アレンの育てていた花はロザンヌっていうんですね
ということはお城にいたあの花たちにも名前があるのかな?
どうなんだろう・・・
無事クロウリーも仲間になりましたね!
さてこれからどんな教団生活を送るんでしょうか!?
次回は外に出たことも無いクロウリーが、とんでもない事をしでかします
黒の教団にも帰ります!
さてさて! あの門はちゃんとくぐれるのでしょうか!!?
(ここ気になる所ですね!!)
次回をお楽しみあれ!