自閉症 療育手帳A
支援学校4年生
発語なし
絵カードやジェスチャーでコミュニケーション
かなりの偏食ありから改善

視覚支援・絵カード・ジェスチャー・遊びをとおして笑顔で暮らすを大切にガーベラ


目に見えない存在(守護龍様)からのメッセージをお伝えしながら、親と子のサポートをしています龍

(一社)日本自閉症サポート協会AMUSMA
代表理事 つづきあずさ



【質問】

おもちゃや服の裾、自分の手などをよく噛んでしまいます。 

やめさせたいので

「噛まない」のカードを見せているのですが

効果がありません。 


どうしたらいいですか?


(自閉症・重度知的障害・発語なしのお子さん)




【答え】

噛まないよ」のカードを作って伝えられているのは素晴らしいこと。


見せて伝えてあげる事は、好ましい行動に繋げやすくもなります。


ただ、「噛まない」のカードが効果的に使えるまでにも段階があるんです。


このお子様の場合、

「噛まない」というカードを使うのではなく、

違う方法で伝える事が有効だと思われるので、

そちらをお伝えします。



まず最初に

「噛まない」カードが有効な場合です。


・「噛まない」が理解できている 

・「噛まない」と言われてやめることが できる 

・刺激を満たすための噛むではなく、暇だから噛んでしまっているなどの場合


「噛まないよ」

とカードで伝えて、好ましくない行動を減らしていく事ができます。


そして、今回のお子さんの場合。


「いろいろな物を良く噛んでしまう」 とのこと。 

物を噛む以外に自分の身体を噛んでしまうのは、親としてとても心配なことでしょう。 


だからこそ「噛まないよ!」と一生懸命教えたくなる気持ちはすごくわかります。


噛まないで欲しい。 


それを教えたいのに真逆の答えになりますが、まずはたくさん噛ませてあげましょう。 


とはいっても、

なんでも噛んでもらっては困るので、

「これなら噛んでいいよ」というものをまずは用意します。


「感覚 咀嚼 おもちゃ」 

などで検索するといろいろな感覚グッズがでてきます。 


「噛んではいけない❌」 

を教える前に 

「これなら噛んでいいよ⭕️」  

を教えてあげて、口腔内の刺激を満たしてあげましょう。


噛むことはいけないことなのではなく、

その子にとっては必要な(欲している)刺激の場合があるからです。 


噛まないの近道は噛ませてあげる 

だったりします。 


そして、


◎今、何をしてほしいのか 

◎何をする時間なのか 

◎本人にとって苦手な活動の場合は、それがどれくらいで終わるのか 


それをカードやタイマーなどで教えていきましょう。


刺激が満たされていったり、

やりたい活動や好きな事が増えていくことで、「噛まないよ」のカードも有効に使えるようになります。 


噛むことをオッケーにして、まずは噛んで良いものに移行できるよう、家庭だけでなく、事業所、学校と連携できるといいなと思います。


お子さんとの暮らしに安心が増えますように🌸



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