思い 5周年に向けて | みんなともだち tunagariフェスティバルのブログ

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今回の出演者さんのYaeさん。
6月の開催できなかったつなフェスの出演予定のアーティストさんです。
どうしても、みんなと聞きたい。
聞いてもらいたい。
だから、ちょっと(だいぶ?)背伸びして、
今回はみんなの出店料もあげさせてもらって、
そして来てもらいます。
Yaeさんを知ったのは、映画「つ・む・ぐ」の主題歌から。
あいをよる思いをつなぐという主題歌が、私の10年来の友人で、つなフェスでもいつも出店してくれていたibumakiことまきちゃんの姿が、その歌の歌詞と重なって。

どんどん便利になって、土から離れて、合理的に生きている。そんな私たちは何か忘れてしまってないかな。

って、思って、その歌を聴きながら、
山で農業をしながら自然の中で生きるibumakiのまきちゃんを思って、それで、どうしても来てもらいたくってYaeさんにオファーしたのがきっかけでした。

そして、もう一つは、
3.11
あの日に生まれた子供たちを、すべての子供たちをテーマにした曲「名も知らぬ花のように」が、
今でもいつも心に響いているから。

震災から5年目。
つなフェス5週年。
だからこそ、Yaeさんのコンサート。
当日は12:30からの出演時間です
ぜひ。
一緒に、感じたい。
ユーチューブでもこの歌が聴けます。

https://www.youtube.com/watch?v=liJPOxPT1-o

私は、今日、インフルBが金曜日まで感染危険がるため、ラジオ出演は断念しました。
私のメッセージを、中城なほちゃんが代わりに読み上げてくれました。
少し長くなりますが、
ここに掲載させていただきます。

つなフェスは、震災以降、3.11で被災された方々に祈りを送るとともに、目の前にある当たり前の日常がいかに感謝に包まれているかを、もう一度振り返って、祈りと感謝、愛を感じるイベントとして、2011年7月から始めました。
なので、地震発生時刻の2:46には、会場のみなさんとともに黙祷を毎年しています。

他のイベントと大きく違うのは、出会いのきっかけを増やしたいという思いから、特に何も決めず開催している日本一緩いイベントだと思っています。
何を決めないかというと、スタッフを決めていません。
当日できる人ができることをする。
縄文時代のように、できることを持ち寄って作る一つの大きなワークショップだと思っています。
例えば、四角四面に貴方は何々がかりね!と決めると、
自分の係り以外のことは担当じゃないってなる。
私はこの係りとなると、その係りに一生懸命になって、他のことが見えなくなる。
もしかしたらそういうことってあるかもしれない。
だけど、係りを決めてないからこそ生まれる、新しい出会いが面白い。
何気に本部の近くにいる人が、勝手に受付してくれたり。
案内してくれたり。
交通整備してくれたり。

そうすると、
思ってもなかった方が、何となくその場ではメンバーになるw
そんな自分の考えでできることを持ち寄る場だからこそ生まれる空気感があります。

だから、私は、イベントと捉えていなくって、一つの大きなワークショップだと思ってやっています。
すると、毎年、なんかコアに動くメンバーが一人また一人と増えていって、
今年はチラシが届いたら、大垣の福島のお母さんたちに震災以降ずっと野菜を送り続けている根っこの輪のメンバーが、
ちさちゃん大変だよね!って手伝いに来てくれて、
そこにチラシを取りに来てくれるいつも写真撮ってくれる方がチラシ取りに来てくれて。
そのあと、カメラマンの方が他の人にも届けてくれて。
そうやって、お願いしてないけど、誰かが自分のできることをしてくれる。
そういうのって、本当に心から温かい気持ちになるし、
お互い無理もないのじゃないかと思います。

決められてないからこそ生まれる。
ブースの場所も決めていません。
当日、みんなで相談しながら出店します。
お隣さんと相談しながら、
いつも出ているメンバーは、迷っている人がいたら声をかけてくれて。
会場全体が、なんかまとまっていて。
そういう空気を感じて欲しくって、あえてこのやり方をしています。
もっと言えば、出店料を払い忘れて帰る人もいる。
でもそれもあえて何も言わない。
そうすると、後からメールが来たり、すいません!去年払い忘れました!
って言って2年分次の年にはらわれたり。
そんなんでいいかなって。

それは、人を信じることだと思うのです。

誠実さを持って人を信じればいいだけ。
調和というか。
コントロールしようとしない。
だから、あえてスタッフも、スタッフって名札つけないし。
ブースも決まっていません。
ゴミ箱もありません。
でも、誰もゴミをしない。
きっと、そういう空気感なんだと思います。

もしかしてこうなったらいけないから、こういうことをしようって、
なんでも先手先手で準備して凝り固まっていくけど、
あえてそれをしないのは、
そういうことをそこにいるすべての人と一緒に感じたいから。
うまくいくより、その方がやりたいことだからです。
でも不思議と今までなんの問題もありません。
びっくりするほど。
それは、一人一人を信じるからこそだと思うのです。
そこにいる人みんながその瞬間、そう無意識に感じてるのかな。

そんな変なゆる~いイベントです。

今年は、震災から5年め。
つなフェスも何回めの開催か忘れちゃったけど、
5周年め。
ドラマレッドクロスの主題歌で話題にもなった、加藤登紀子さんの娘さんの歌手のYaeさんをはじめ、ちょっと出店料だけではまかないきれないけど、豪華ステージを組んでいます。
きっと、ステージの内容からも、新しい出会いがあるんじゃないかって思っています。
出会いのきっかけを作りたい。
それは、誰かという人だけではなく、
新しい自分への可能性とも出会う事だと思ったりしています。

約束「あなたがあなたとしてそこにいる事」
は、よくよく考えると難しいかもしれない。
だからこそ、この約束をずっと掲げて主催しています。
あなたが、あなたとして、そこにいる。
それだけで素晴らしく、それだけでいいんだって。
そんだけ。

ぜひ、
あなたが、あなたとして、そこにいる。
そんな参加資格を心の片隅に留めてもらいながら、
ゆる~い、至らないところだらけの、いい加減フェスに遊びに来てください^^

会場で、お待ちしています。

つながりフェスティバル実行委員会
はやしちさこ