マインドフル クッキング | つながりで支える

つながりで支える

人と人とのつながりを大切にする臨床心理士の思いを綴ります。



 本当に久しぶりのアップになりました。仙台での単身赴任から、東京の自宅に戻り、気がついたらあっという間に1年半が過ぎていました。

 この間、一人娘は大学を卒業、就職し親元を離れて関西で生活しております。単身赴任が終わり、娘が独立するまでの1年間は、家族三人で過ごせた、とても貴重な1年間になりました。
 
 さて、私はというと、日々いろいろな悩みを抱えつつもどうにか生活しております。家庭も、職場もいろいろと環境が変わり、その変化にうまく適応できていない部分もありますが、どうにかね。

 以前から取り組んでいたマインドフルネス、最近はさらに深く興味が増し、熱心に勉強を続けています。臨床心理士の私ですが、現在は臨床から離れ、主に教育に専念する立場ですが、日々の生活の中でマインドフルネスを生かす工夫を続けています。
 
 これまで20年ほどの臨床経験の中で、マインドフルネスほど本質に触れるものに出会ったことがありませんでした。これまでのカウンセリングを通して、私自身が学び体験してきたことのほとんどがここにあると感じます。

 最近は座って瞑想するだけでなく、日常の様々な行動の中で「今ここの意識」を大切にするようにしています。そして日曜日の今日は、朝からパンを焼きました。レーズンから起こした天然酵母で、丁寧にパン生地をこね、発酵させました。

 感触の変化、香り、柔らかな膨らみ、全てを丁寧に感じ取り、味わいます。

 生きているといろいろなことがあり、悩むことも多いけれど、それだけにとらわれず、心を開き、ありのままの全てに目を向けていきたいと強く思います。

 これからまた少しずつ投稿していきたいと思います。みなさま、どうぞよろしく。