賞味期限切れマグロ混入、、、
すぐにでも、このニュースのことは書きたかったけど。
2007/07/04 産経新聞より
『水産大手「マルハグループ本社」(東京都千代田区)の子会社「北州食品」(同中央区)が昨年10月から今年3月にかけ、
賞味期限切れの原料約2.3トンを混ぜた業務用ネギトロを出荷
していたことが4日、分かった。
北州食品は「工場がマグロ価格高騰を受け、コストを抑えようとした」としている。
同社によると、賞味期限切れの原料が混じった商品の出荷量は約8.1トンで、ネギトロ巻き約20万本分。6月から回収に乗り出したが、大半は消費され回収できたのは約8キロ。原料は商品に加工する前に品質検査しており、健康への影響や被害報告はないという。
回収対象は、同社仙台工場(宮城県亘理町)で製造した「まぐろすき身鉄芯」「特選品まぐろ」など7商品。主に東海、近畿地方のスーパーやすし店などに、ネギトロ巻きやネギトロ丼の材料として出荷された。
社内調査で、同工場が昨年9月から今年1月にかけ、賞味期限が切れた冷凍品「鮪タタキ」を混ぜていたことが判明。賞味期限は昨年7~9月だったが、商品の賞味期限は今年9月から来年1月と表示していた。
同社は6月18日、宮城県に報告し取引先に連絡したが、健康への影響はないと判断し公表しなかった。
北州食品の品質管理部は「法令には違反しないが、(消費期限切れ原料を使った)不二家のような期限切れ原料使用は許されない。再発防止に努める」と話している』
この業界に関しては、そんなことは無いと思いたかったですけど。
無い訳無いよなあ、、、
在るかもなあ、、、
とは思ってたけど、案の定(・・;)
ミートポークもこのマルハの子会社もそうやけど。
コストを抑えようとしたって、言うてますねえ?
それは、製造者が利益を得る為の商品を作る為に?
それは、消費者が口に入れる食品を作る為に?
会社として製造して、そこで働く人が居る以上、食品が商品になっていることは理解します。
理解しているつもりです。
しかし。
食品が商品になったのか?
商品が食品になったのか?
食品として扱うことが先に在りきじゃないの?
そう考えてしまう、筆者には、このコストの抑え方は理解出来ない、、、
去年の10月~今年の3月の間に主に東海、近畿地方のスーパーやすし店などに、出回ったようですが、
10月末に東海地方に出張行ってんですけどねえ、、、
思いっきりネギトロ丼食した覚えが在るんですけどねえ、、、
ちゃんとしたマグロの産地で、ちゃんとしたお店やったから、大丈夫でしょうけど(;^_^A
一抹の不安を感じました。
昨今起きてる、食品会社の不祥事で思う。
製造者と消費者との距離がまだまだ遠い。
遠いどころか、間に壁さえ存在しているような気もする。