日本の水産物の買い負け | 釣針屋

日本の水産物の買い負け

5月22日 読売新聞より転載


『松岡農相は22日の閣議に、2006年度の水産白書を提出し、了承された。

 世界的に魚介類の消費が拡大する一方で、国内では魚離れが進み、転機を迎える水産大国、日本の現状に警鐘を鳴らしている。

 白書は、水産物の輸入で、中国、米国、欧州連合(EU)などが日本よりも高い値段で魚介類を買い付け、日本が「買い負け」している実態を豊富なデータや事例を交えて紹介している。その上で、魚のさばき方をスーパーなどの店頭で情報として主婦に提供するなど、魚離れをくい止める取り組みを強化し、魚を食べる文化を守る重要性を強調している。 』


出張先でも、チラホラと聞こえてた日本の買い負け。

これって、輸入=海外の水産物ですけど。

国内でも起きてますよ、似たようなことが。

三陸のアワビが中国にごっそり買われてるってのを聞きました。

気仙沼のフカヒレも、そうなってるんじゃないかな?

そろそろ、気仙沼に出張に行くだろうから、聞いてみよう。


骨を取るのが面倒臭いと言って、焼き魚を食べる人が減ってるようですが、、、


老眼でもないのに、面倒臭いとか言うなっ!

老眼でもメガネかけて喰わんかいっ!


、、、まあ、所詮個人の食生活なので、ここで喚いても仕方無いですけどねえ(・・;)

イワシ、アジ、サバ、三大大衆魚(←今、筆者が命名 笑)

これらなんて、国内の天然物なんて、高級魚の部類に入りかけじゃないですか?

肉の美味しさも解りますけど、魚も食べましょうよお、、、

上記の魚をクジラのように(魚じゃないけど)懐かしむ時が来るなんて、筆者は考えたくないですぞ( ̄Д ̄;;


魚のさばき方をスーパーなどの店頭で情報として主婦に提供するなど

、、、本当に居るんですよね。


三枚に卸す=三つにブツ切り する人が(  ゚ ▽ ゚ ;)


筆者と同年代で大都市出身&在住の女性の方と魚料理のことをお聞きしたことが在りますが。

魚の名前は知ってても、魚の姿を知らない人って、結構居るようですね。


最近よく聞く地産地消地元で生産して、地元で消費する。


そうすることで、生産者と消費者の距離が縮まる。

そうするこで、消費者の食への意識の高まり、生産者の活性化も図れる。

そうすることで、国内での需要と供給が高まる。

そうすることで、国内の食料自給率が高まる。


これは、農業に限らず、漁業も含んだ、食に関係する一次産業全てに言えることですよね。

これが、もっと、もっと、広まれば良いのに。

そうすることは、魚食も守ることになると思うから。