延縄漁業とは | 釣針屋

延縄漁業とは

当社製品の釣針が使われる漁法の80%は延縄漁業です。

延縄漁業とは総延長何十kmにもなる幹縄におよそ50m間隔で

餌と釣針(ここ重要、笑)を付けた枝縄を垂らして行きます。


その枝縄の数は近海船の平均で1500~2000本

遠洋船になりますと3000本にまでなります。

この数だけ聞くと、そんなに獲ってるの?と思われるかもしれません。

しかし、全てにマグロがかかる訳じゃないです。

3000本に一本もマグロがかからなかった!

なんて話も北大西洋で操業されてる船頭さんから

お聞きしたこともある位ですから(><;)


それに、延縄漁業だと餌の大きさに比例するサイズしか、

魚を漁獲することが出来ません。

それ故に、、、

延縄漁業が待ちの漁業と言われます。

(魚に餌食べる選択肢が在りますもんねえ、笑)


それと対なすのが巻網漁業が攻めの漁業と言われます。

巻網漁業ですと、網の目が最初に入った魚で無くなって、

サイズ大小関係無く、その魚群を漁獲出来る訳です。



どちらの漁業が良いとか悪いとか言ってる訳では在りません。

日本の食卓を支える一次産業の一つ水産のことを少しでも

知って欲しくて筆者の拙い知識で書いただけです(^^;