朝からざんざん降り

こんな日は家にこもって

手仕事をするに限ります。

 

娘が着ていた麻のワンピースをリフォームし

バルーンパンツを作ります。

 

娘は側弯症の手術をしたら

身長が4センチも伸びて

手術前に作ってあげたワンピースが

着れなくなってしまいました。

 

麻の生地は買うとなると高いです。

何度か着て洗った麻布は

優しい風合いになり

とろみが出るので

バルーンパンツにぴったり。

リフォームしない手はありません。

 

 

数日前にほどいてネットに入れ洗濯した

元ワンピースの麻布にアイロンをかけます。

 

アイロンは長い間

家庭用のスチームアイロンを使っていましたが

2年前にパナソニックの

ドライアイロンに買い替えました。

シャープなデザインで操作しやすく

高温が出るのも気に入っています。

 

 

麻布の上に型紙を置き、しるしをつけ、

縫い代を付けて裁断します。

しるし付けはへらでするのが好きです。

 

元のワンピースはギリシャ時代の衣装のように

布幅いっぱいに使ったデザインだったので

ゆったりしたバルーンパンツが

ちゃんととれました。

 

裁ちバサミは60年前から使っていたのが

腱鞘炎で重くて使いにくくなり

クロバーの軽量ハサミに変えました。

カラスみたいでしょ。

 

 

縫い代の周りにロックミシンをかけます。

ロックミシンはずっと持ってなくて

縫い代の端を少し折り

端ミシンをする方法で始末していましたが

60代後半から

服作りが面白くてたくさん作るようになり

やっぱり必要だ。と買いました。

 

 

まず、ウエストのタックを縫い

次に脇にミシンをかけます。

ミシン縫いの時は

必ずしつけをかけてから縫います。

 

ミシンもずっと使っていた

鉄製のミシンが力があって好きでしたが

ダウンしたため8年前買い替え、

今では呼吸が合うようになりました。

 

 

一度に根を詰めるとしんどくなるので

今日はここまで。

制作中の作品の布や型紙、付属品などは

まとめてお盆に入れておくようにしています。

 

服作りをするのは久しぶり

始めれば”昔取った杵柄”とやらで

てきぱきと手が動き

しゃんとしてくるのが嬉しい。

続きはいつやろう。