昨日は娘が家へ来る日だった。

娘は家へ着くなり

”粟津潔の家へ行ってみよう”と誘う。

 

娘の友人からの情報で

粟津潔の家は、我が家の近くにあり

公開されている。というのだ。

 

粟津潔は

戦後のデザイン界を牽引したデザイナーで

その仕事は多岐にわたり

彼の作品と気付かぬまま

目にしているものも多い。

 

ネットで見たら

その家は斬新なデザインで見てみたい。

 

グーグルマップを見ると

家から徒歩24分とあり、

私の散歩コースを途中で右に曲がり

何度も曲がりながら行けばよさそうだ。

 

散歩コースを右に曲がったまではよかった。

が、この辺りは住宅地で

道がくねくね折れ曲がっている。

 

しかも丘陵地なので坂道と階段が多く

上がったり下がったりで、ふー、

 

経路を見ながら歩いても

間違えて引き返したり。

 

シュウメイギクがきれいに咲いていたが、

立ち止まるどころではなかった。

24分なんて嘘だ。

 

ヘトヘトになったころ

粟津邸の白壁が目の前に現れた。

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表に回ると

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狛犬(?)がユニーク。

 

予約なしで来たので内部は見れなかったが

見学の人たちは内部だけでなく

外回りや庭も丹念に見ていた。

ぜひ、見てみたい。

疲れも忘れて、そう思った。

 

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粟津邸を囲む植え込みの木の実。

この邸宅の主が選んだのだろうか。

印象的な色合いだった。

 

帰りは位置間隔が分かったので

坂道に苦戦しながらも

別のコースで間違えずに帰れたから

予約して見学に行くときは

この道を歩こう。