悩みが多かったので、相談をしてきました。

 

・叩く行為について

させないこと、反応しないことが消去への近道。

①叩く手を押さえたり、後ろからがっしり押さえるなど、叩くことでの訴えは聞かないとアピール。

②叩かれてしまったら、遠くに離れて反応しない。イライラするだろうが反応しないことが無力化に繋がる。暴れたとしたら、安全な場所で気の済むまで一人にして放っておく。相手が怒ることは反応したことになり、自分の訴えが通じる方法として使えると思わせてしまう

→叩こうとする手をぐっと掴むこと、相手をせずクールダウンさせることは間違いでないと分かり安心しました。

 

噛んでた時もそうですが、適切でない行為も刷り込まれると長期間繰り返すので大変だなと感じます。

 

・人の話を聞かず、相手を困らせることについて

例えば、相手がやめてと何回いっても聞き入れない場合。相手がなんで困っているか、今の行動を続けるとどうなるか状況を説明する。それでもやめない場合は、要求をのまず毅然と対応する。

 

→優しく穏やかな心理士さんですが、衝動と相手の気持ちが分かりにくいところからくる困りごとについては毅然としていて、毎回息子注意されます。これは必要な注意なので、見ていて安心があります。ちなみにこの部分は小学校低学年まで続くだろうとのことです。。な、長い。。

 

・息子に無理をさせないことについて

ちょっと頑張る日と、息を抜く日と一週間単位で考える。帳尻を合わせられればOK。家でやらせていたことは無意味ではないと思う。今は横で見せて覚えさせるだけでもいいと思う。

 

→前ほどの疲れはなくなってきたので、再び出来そうなことはやってもらい、負荷を適度にかけています。息子の状態を見ながらバランスを上手く取れるようになりたいです。

 

 

・園で身支度になかなか取り組めない。本人の非効率な作業や、動線が多い物の配置、刺激の多い環境も気になる。園にも考えてもらっているが、モヤモヤすることがある。心理士さんに写真にとった園での支援・本人の取り組み方の現状を見てアドバイスをもらえないか。

 

OK。環境もそうだが本人のなかで作業と動作がパッケージ化してない可能性が高い。例えば巾着袋にランチョンマットとお箸セットを入れるのでも、一個ずつ入れるのではなく、ランチョンマットにお箸セットを丸めて一回で入れるだけでもぐっと楽になる。本人に作業をバラバラではなくセットした完成像をイメージさせる(写真など見せる)ほうが認知しやすい。本人に合った方法を園と探っていきたい。

 

→これはとってもしっくりきました。園側は息子の興味が別のところにいってやらないのだと思っていますが、(間違ってはいないのですが)それ以前に作業手順が多くて面倒だからやらないというところも大きいです。作業を効率化して本人に頑張らせるか、どうしても難しいためハードルを下げるか、三者で話し合って、適切な支援が出来るようにしたいです。園も快諾してくれました。

 

家でのご飯の準備や片付けの時に、あえて配膳のお手伝いや巾着袋からのパッケージ化した出し入れの練習させてもいいかもね、ということで1日一回取り組み始めました。本人は最初嫌がりましたが、以前より楽に準備が出来ることに驚いていました。やり方の工夫によって出来ることも増えるんだなと感じました。

 

・今後の取り組み

創造性を高める遊び

自由度の高いもの、複雑さが程よいもの、工作道具が使いやすいもの

 

コミュニケーションを高める遊び

役割があるもの、相手の意図を考えるもの

 

心理士さんとも色んな遊びをして、遊びを更に広げていこうとのことでした。

 

☆☆☆

 

ヘトヘトになっていましたが、悩みが吹き飛ぶぐらい力をもらいました。なかなか改善しなかった園での生活環境面のアドバイスがもらえるのは心強いです。加配もつくことが決まり一安心です。

 

来年度に向け課題もまだまだありますが、一つずつクリアしていきたいです。