生活発表会以来、荒れが続いて疲れ果てていた私。
私にだけ叩くという行動が出てきて、反抗的にもなり、更に園でも友達をレールで叩いて怪我をさせたという連絡がきて、もうどうしていいか分からなくなっていました。
これが俗に言う二次障害?反挑戦的障害?悪い言葉ばかりが頭をグルグル。
気持ちを代弁しようとすると「言わないで!」、叩く行動を止めようとするも「やめて!」と、日に日に叩く行動はエスカレート。親子関係にヒビが入っているのを感じる中の、待ちに待った診察でした。
先生に、これは二次障害ですか。と聞くと、
「園など頑張りすぎて疲れてないですか。その上で家でもあれをやれこれをやれと指示や、否定的な言葉かけをしていませんか。」
「疲れている様子があれば、疲れてるんだね、やるよと手伝ってあげてください。」
「家で出来ないことがあっても、園でよくやっていることを認めてあげましょう。」
「家では好きな活動を十分にさせ、安らぐ環境を作ってあげましょう。」
「成長して気持ちを伝えるスキルが身に付けば変わります。叩くことで気持ちを伝えようとする癖をなくしていくことが大事です。」
「園での出来事は、先生が間に入り未然に防いで欲しいですね。」
たまたま加配の先生がいない時起きてしまいました。
先生に言われたことがものすごく響いていました。
生活発表会の頃から、確かに息子にやることが増えていたのです。
イレギュラーな中、園では加配の先生の支援が少し減り、園では自分でやらないといけないことが増えました。特に手順の多いことは疲れる様子です。
行き帰りの身支度でも私がうるさい。準備を沢山やらされる。
帰りには療育があって、合わないところもある。
家でもすることが一杯。。
息子のキャパは限界を迎えました。
色々見直す時期が来たと感じたので、対応を変えました。
①やらなくていいことはさせない。
本人が苦手意識を感じやすいもの・今出来なくてもいいことは、無理にはさせないことにしました。また、合わない療育も辞めました。
②本人の動きを待つ。
指示が苦手なので、次は何をするんだっけ?と考えさせるほうが能動的に動けて本人も嬉しい様子。定着すると自分から動いてくれるように。こちらもイライラが減りほめる方向にシフトチェンジ。
③パニックの予防に努める。本人がヘルプを出しやすい環境を作る。
④イレギュラー時は特に本人が好きな活動をさせる。
⑤叩かず気持ちを伝える方法を教える。
言葉で言うメリットを刷り込み、伝わった成功体験を増やす。
パペットでロールプレイする。
すぐに言葉が出にくいので、代弁したりヒントを出したりする。
⑥日頃頑張っていることをほめ、十分に甘えさせる。叩かなくても、気持ちは分かっていると気持ちを受容する。害のないことは目をつむる。
ここ最近の私も、SST療育探しに奔走していて疲れていて、肯定的な関わりは出来ていませんでした。気になるところや叩く行動ばかりに着目して、その裏の子どもの状態や気持ちを見ようとはしなかったです。
それに気づいて、不甲斐なさにまた涙が流れたのですが、取り返しのつかなくなる前に気づけて良かったです。対応を変えてからは、叩く行動が減り、苦手ながらも気持ちを少しずつ伝えようとしてくれるようになっています。母への好意を口にしてくれることもまた増え、関係が良くなってきました。
☆☆☆
とっても疲れた1ヶ月でした。最近は積極的に母子分離して、信頼できる第三者に見てもらってリフレッシュしています。
来月はクラス替えや新しい療育先への通所等で特に環境が変わるので、無理させずいきたいと思います。