随分と書くのをサボっていたので、連続で作業療法です。本当は色々書きたいのですが。。寝たりゆっくりしたりするほうを優先しています。
☆トンネルと不安定クッションでハイハイサーキット
足と膝で踏ん張る訓練です。不安定クッションの間に特大ビーズクッションを挟み、そこだけ立って後はハイハイで進むというもの。特に特大ビーズクッションの上に立つのはバランス感覚も必要です。足が沈んでぐらぐらします。
ハイハイをする手が最初どうしても猫の手のように丸くなっていて、体をしっかり支えるには手押し車のように、手をパーで床を押さえるよう言われていました。ある程度サーキットをこなすとパーの手になっていました。
息子の場合は手が開くまでに時間がかかるので、ハサミのように手を開いて使うものは、ある程度運動してからだと使いやすいということでした。手遊びがいいと本で書いているのも見たことがありますが、同様の効果があるのかな?と思います。
また下半身の踏ん張る力をつけるには、忍者のように雑巾の上に裸足の足を乗せて進んでいくのがいいとのこと。足をぐっと力を入れないと進みません。家で掃除のついでにやってもらっています。絞るのは握る練習、猫歩きや蛙飛びの姿勢で拭くのは体を支える運動になるので、雑巾がけはよくやります。
☆バランスを取る
不安定クッションを等間隔に置き、片足ずつ渡るというもの。片足に一つずつ乗せるので案外バランスがとりづらいです。足先を真っ直ぐ置くのがポイントでした。
☆複雑な指遊び
先生の指の形を両手で模倣します。片方が狐、片方が電話の形など一緒ではない、立っている・折っている指もバラバラなので真似がとても難しそうでした。ヒントをもらいつつ、頑張っていました。このような細かな指の分離が出来るようになると、お箸や道具を使うのが上手になるようです。
☆リクエスト(縄跳び)
運動療育でハズレの先生に当たってしまい、すっかり苦手意識を持った縄跳び。なんとかならないものかと助けを求めました。
①グリップを持つ
②目の前の縄をジャンプで越える(絡まっている場合は足で伸ばす)
③後ろにいった縄を背中から頭を越えさせ、前に振り下ろす
を繰り返すで、一回ずつ飛ぶようになりました。③は最初色々引っ掛かって大変でしたが、勢いをつけて回すことを覚え、なんとか感覚が分かったようです。
ピニールのもので、縄が軽くて回しにくい場合は、縄の真ん中(飛ぶところ)に紙を巻き、重さをプラスしました。白い紐タイプは、結び目をつけるといいそうです。
☆リクエスト(お箸)
前より抵抗がなくなってきたと感じたので取り入れてもらいました。
最初はトレーニング箸からやったのですが、普通のお箸でもやってみようということでやってみました。
・箸を閉じたまま容器に転がして入れる
①一本で鉛筆持ちの状態でやる
②そこに一本入れる
でなんとか頑張りました。そのあとつまんで運ぶ動作もやってみたのですが、以前より自然と開閉するようになっていたので、引き続き家で細部の塗り分けのある塗り絵、ピックなどで突き刺す、片手でつまむ動きを取り入れるよう言われました。
11月ではイマイチだった指の分離も前より進んできたので、遠いと思っていたゴールが少し見えてきました。
☆相談
・最近園で椅子での姿勢がナナメになっているようだ。
→背筋と腹筋が弱く姿勢が保持できていない。お尻が滑っている状態なので滑り止めや滑らない座布団をお願いしたほうがいい。
家でも以前起きていた姿勢問題。これも先生の助言により、椅子の上やお皿の下に滑り止めをつけて随分と落ち着きました。園で一度様子を聞いた時は、問題ないとのことだったので気にしていませんでした。しかし最近見学した療育施設で、息子が園と同じ椅子に落ち着いて座れない事実が発覚し、園でも同じではないか。。と思い聞いたところ、実は。。と担任が教えてくれました。食事時に目立っていたので、ただふざけている思いと毎回ピッと座ろうねと注意していたようです。フラフラしていたのも、刺激もあったかもしれませんが、椅子に座るのがしんどかったのが大きかったのかな。。と今は思います。
合理的配慮を快諾してもらい滑り止め+その上にタオルを敷いたところ、かなり効果があったようで、「きれいな姿勢で座ってます。」と教えてくれました。
本当は滑らないように、色々踏ん張ろうとして頑張っているが、滑って椅子で落ち着きがなくなって見えてしまう。これを理解してもらうのは説明しないと難しいです。。私も知らない時はよく怒っていました苦笑。
☆☆☆
旦那と息子がやっているストレッチの話ですが、体を支えたり、伸ばしたり、模倣したりと良かったです。ただ、あまりにも長く息子が飽きてきてオリジナルなものに変えているので、現在の効果は謎です(汗)
運動療育でも作業療法に通じるような効果的なものがあったので、また載せられたらと思います。