今月の作業療法メニューです。

 

★ポーズの模倣

動きを止める、持続的にもたせるを意識しました。◯秒間ピッと同じ姿勢を取るって意外と難しいです。

 

★ボール・ワンバウンドキャッチ

ポーンと弾ませて、手でキャッチするというもの。キャッチのタイミングもそうですが、それ以上に真下にボールをポーンとするところで苦戦しました。本人もボールを離してはいけないと思い込み、ボールが手離せませんでした。段階を下げて、取りやすいようにしゃがんだ姿勢で一回ボールをついてキャッチさせました。(サポートあり)

 

★不安定な台の上に登ってボールキャッチ&投げ返す

以前は台の上に登るのも補助が要りましたが、一人で登りました。キャッチ&投げ返すのも練習の成果か、以前より上達。しかし、台から降りる時にお尻を付けず、膝から落ちました。降りるにしても膝を曲げてジャンプという発想はなかったようです。怪我に繋がるので、危ないよということで、降り方をレクチャーされていました。最近やっと一人で段差からジャンプするようになってきたのですが、着地がちょっと不安定です。膝を曲げるを意識するとだいぶマシですが危なっかしいです。

 

★お箸の練習

STEP1 繋げたチェーンビーズをつまんでコップに入れる

     食べ物をつまむ練習です。ダイソーにあるサポート箸でやりました。家では

     箸ぞうくんというバネ箸を使っています。

 

STEP2 お箸を閉じたまま、おはじきをコップに寄せて入れる

     食べ物を寄せて食べる練習です。一直線にシューっと移動します。コップに

     入れるには慎重に、力を加減する必要があります。

 

STEP3 お箸を閉じたまま、野菜消しゴムをコップに転がして入れる

     100均にあるおもちゃの消しゴムを使いました。ゴロゴロしているため、

     箸の動きをゆっくり小さくしなくてはいけません。大きいものを動かす

     練習です。

 

息子は持ち方には問題はないようなのですが、操作になると変に手首に力が入ってしまうようです。優しい力で、そっとするという経験を増やす必要があるそう。食材だと壊れやすい&ご飯に夢中で練習には不向きということで、オモチャで遊び感覚で取り組むように言われています。先生とのお箸練習はゲーム感覚で楽しそうでした。

 

手首の力のコントロールのために、目盛り線をつけたコップの入れ替え遊びがいいと言われたので、お風呂やクッキングなどで見比べさせ、力を調節する機会を作っています。あとは道具を使った遊びも意識しています。コップで飲むのが苦手なところは、ここからきていたのかなと思います。(すごい角度で口に入れ込んでむせる)角度を意識させてむせることも減ってきました。

 

★足のチェック

土踏まず…少ない。足でぐっと踏ん張る力が弱い。坂を登るなど踏ん張る経験を多く持つこと。靴に気を付けること。

→昔は土踏まずは普通にできていた。インソールがないと土踏まずが作れないのは現代の象徴かもしれない。

 

筋肉量…プニプニ(笑)。男の子の足?と言われる。確かに同世代の男の子ってもっとがっしりしているんですよね。赤ちゃんが大きくなった感じです(失礼)。

 

☆☆☆

作業中はよくポロポロ物を落として気づいてません。。かなり拾いに行っていました。

 

作業療法で教えてもらったことは、本人も意識してやるようになるので意味があるなと思います。特にポーズの模倣は大好きで、毎日楽しそうにやることで、少しずつ体のイメージやバランスの取り方が上手になっていると感じます。何事も好きなことからですね。

 

引き続き受けていきます。