タブレット故障のため、PCからの打ち込みで改行など見ずらいところがあればすみません。
前年度、療育園と折り合いが上手くいかず悩んでいた母。今年からはどうしても入園施設と
上手くやっていきたいという気持ちがありました。どうして去年は上手くいかなかったのかと
考えて、
①支援を要求しすぎた・言い方の問題?
②こちら(素人)の提案は的外れだと思われた
③息子の特性の認識に対して、担任と親の間に乖離がある
ことから、専門性のある第三者に間に立ってもらって、なるべく専門家との支援方針にズレが
ないようにしたいと考えました。とにかく昨年は厳しい副担任に不当に叱責されることが多か
ったので、そこだけでも気を付けて欲しいなという思いが強くあったからです。
そこでかかりつけの心理士さんが意見書を書いてくれるということで、お願いすることにしました。
=意見書=
「当初の来院のきっかけは、言葉の遅れと歩行の遅れについて保護者が気になったこと。
現在言語面は自分の考えを上手に発信することが出来るようになってきており、課題に
よっては検査場面でも年齢以上の力を発揮する場面が見受けられる。一方で、
他者(目の前にいる相手)が自分に要求している内容や考え、感情を掴み損ねることが
しばしばあるため、ミス・コミュニケーションが生じて、結果的に本人にとって上手くいか
ない状況や、周囲の大人から注意や指導を受ける場面がしばしばある。
運動面に関しては、身体運用は年齢平均に達していない項目がいくつかあるが、他者
の動きや姿勢を模倣したり、自分の姿勢を修正することが少しずつ出来るようになって
きている。実際の場面では、順番に並ぶことや、遊びのルールなどを理解するまでに
何度か経験を重ねる必要があり、一度獲得したものでも再学習が必要なことがある
ため、新奇場面の不安を含め、繰り返しサポートが求められる場面がある。
言語能力の高さゆえに、いろいろな物事をよく理解しているように大人は見えることが
あるが、認知処理上の取りこぼしはまだまだ多く、本人の努力を超える困難が隠れて
いる場合がある。強い指導や罰によるコントロールは本人が委縮して、注意が逸れ
たり、モチベーションが下がってしまうことが多いため、遊び場面での試行錯誤といった
アプローチの方が上手く学習に繋がることが多いように思われる。
実際の園での生活場面については、詳細が不明のため、今後の支援や課題については
保護者経由の手紙でやりとりさせていただきたい。」
☆☆☆
抜け漏れなく、現在の課題や支援の注意点を書いてもらえたなと思います。親側は分か
ってもらえていると感じる内容で、園側からは「思った以上に問題を抱えやすい子」なんだな
と感じてもらえる文章です。どうしてもふざけている、厳しく注意すれば分かってくれると
思われやすい子なので。。本人は分かってないことが本当に多いです。
また園側へも必要であれば一緒に支援を考えましょう、という内容で、角が立ちにくい切り口
にもなっています。あーしろ、こーしろと言われるのは、考えて支援している園側もいい気分が
しないこともあるかもしれないので。。
親と園だけだと、親は子供の様子を心配しすぎたり、支援を求めすぎてしまうかもしれないし、
園は大したことないで終わる可能性もありそうで。中立的な視点から適切な支援を考えられる
人は必須だと母は考えています。自治体の療育機関の訪問支援がそんな感じなのでしょうか?
とはいえ人間同士、完全に上手くいくことのほうが難しいかもしれないですが、少しでも折り
合いをつけて同じ方向を見ていきたいです。