11月は後半体調不良で行けず、一回しか受けられなかったので、12月になりました。
・マットでストレッチ
ごろんと仰向きに転ばせて、腹筋したり、寝た姿勢のまま色んな所に動く先生の手を的にしてキックしたりしました。疲れたのかだんだん余裕がなくなってきて、息子の言葉数が少なくなっていました(笑)。普段動かさない筋肉や体の動きを意識するのにいいようです。
・台の上でボール投げ
高い台の上によじ登る→ボール投げる→ジャンプして降りる
よじ登る動作がまだ上手くいかないため、先生の手を借りつつやりました。高い所からのジャンプも怖くへっぴり腰に。落ちないように足元を見たり、ボールを入れるためゴールを見たりなど見る機会が多いのですが、見てないので先生に「ここ見て」と度々言われていました。
・型はめパズルによる形の認識
アンパンマンの型はめパズルの部品を使い、先生の指示通り形や色別にしたり、並べ方を変えたりしました。並べるという指示は理解しても、先生の見本を見ず、自分の好きなように並べようとする姿がありました。先生に違うよと言われて気づいてました。
あとはパズルを箱の中に入れて目隠して触り、何の形か当てるゲームをしました。形を指に覚えさせるためだそうです。自信がないのか分かっていても答えるのを嫌がっていました。ここでも先生に大丈夫だよと言われていました。
・ペアカードを揃える
先生と息子で同じ絵カードのセットを作り(今回はカーズのUNOでした)、先生の出したカードと同じキャラが書いてあるカードを手元から取り出して机の上に出す、ということをしました。
絵を見比べる→手元から取り出す動作が要るのですが、取り出す動作に苦戦していました。(イメージ的にはトランプのカードを手元から取り出す感じです。)スライドさせたり、引き抜くのも細かな動作なんですね。合っているのに自信がなく、固まっている場面がありました。
・粘土で動きを入れる
前回に続き動作をいれていきました。ねじる&ちぎって半分にする、伸ばして丸めてカタツムリ、丸めたものと押し潰したものを指で挟んでギョウザ等作りました。前回より指の腹を使うようになっていました。
粘土自体は好きなのですが、出来ない手の動きがあると思うと、困っている・教えてが言えずにふざけることで誤魔化していました。先生の見本を見ず、勝手に作ろうとすることもかなり多く、「こうするんだよ」「見て」とかなり言われていました。
☆☆☆
全体的に見受けられたのは不安感と自信のなさです。出来そうなことでも経験がないことは一歩が出ない。そのままにすると経験不足になりがちなので、大丈夫というフォローを入れてあげてと言われました。
また、言葉の指示は理解しても、自分の言葉のイメージにとらわれて、人の言ったことと違う認識をしていることがある。そして指示を誤って進めていることがあるため、言葉より「これだよ」と見本を注視させる・「そうだね/違うね」の確認をする必要があると言われました。
人の指示を誤って理解しているのは衝撃でした。ただ話を聞いてないだけだと思っていたので、こちらも注意を向けたり、見本を見せて適宜軌道修正していきたいと思います。
☆☆☆
作業療法の先生は愛あるビシバシタイプで、息子のペースには乗りません。乗せます。意外と息子は反発しません。逆らえないと分かっているのと、信頼関係があるからでしょうか。こういう先生もアリだなと思います。