今回は民間療育の相談、遊びで気になること、普段気になることを聞いてきました。

 

・民間療育選びで悩んでいる。運動専門のところと、言語・SSTがあるところを分けて見ている。優先順位は?園生活との比重は?主治医には言語は訓練より、本人に合うところでSSTを受けるほうが伸びると言われた。

 

→息子の場合は①運動、②言語と巧緻性(手先を使う)の優先順位。手先は年齢相応に不器用なので、まだまだしっかり動きを入れて、脳に刺激を入れてほしい。言語訓練に関しては主治医のいう通りで、訓練が嫌になると、療育施設に来ること事態が嫌になるため注意。ただ、言語訓練は、人に何かを伝えるための正しい言葉を入れていくものなので、上手く気持ちを伝えられない息子には有益だと思う。ずっと行う必要はないが、期間を決めて受けるといい。

 

→今療育を受けずしていつ受けるのか。園ではなく、親の意思で、療育をしっかりと受けていく。

 

最後の一言でやる気出てきました!

 

・クレヨンやクーピー、色鉛筆でお絵描きを全然しない。感覚遊びに走る。

 

→握れてないから、線を引くのが楽しめていない。まずはキチンと握れる鉛筆とクレヨンを準備する。(オススメされたのは、くもんの6B三角こどもえんぴつとさんかくクレヨンです。必然的に正しい握り方になるそう。)

その次にめいろや線つなぎなどで線を引く練習(くもんのドリルや、紙に始点と終点のシールを貼るなどで線を引く。)

後は、みぞおちより下の机でないと、筆圧が出ないので、机の環境を整えるとのこと。

 

ダイニングテーブルでしてたので、遊び専用の机を今更ながら準備したいと思います。それにしてもくもん凄いな。。おもちゃ含めて、知育・手先に良さそうなものがいっぱいありますね。

 

・Aが原因で癇癪を起こしていたのに、Bが嫌という。Aだと認めない。

 

→ワーキングメモリが少なく、Aのことを忘れている。目の前のことにすりかわっている。本人が気にしていなければ現段階ではいいのでは。思い出させるため、Aじゃなかったのか?という確認はしてあげる。ワーキングメモリ強化には、あやとり・折り紙・お料理など、手順を覚えるものがいい。

 

図鑑的なものをよく記憶しているように感じるのですが、分かっているように思っても案外記憶が抜けているのは意外でした。ワーキングメモリが何か気になって調べてみたのですが、

 

⚫ワーキングメモリの機能が弱いときにはどんな困りごとが起こりうるか⚫

 記憶が苦手な場合

情報を脳内に書き留めておくことが苦手なため、必要なことを忘れてしまいやすくなります。例えば、先生の指示をすぐ忘れたり、黒板をノートに書き写すのが遅くなったりします。忘れ物や失くし物が多くなる場合もあります。

他にも、読んだ内容を覚えていられないために文章を理解するのに時間がかかる、頭に浮かんだ内容をすぐ忘れてしまい文章を書くことが苦手になる、など学習面においても困りごとが起こりえます。

 整理が苦手な場合

情報の整理が苦手だと、入ってきた情報の中で何に注意すればよいのかがわからず混乱してしまう、場違いな言動をしてしまうこと等があります。

例えば、会話の受け答えがちぐはぐになる、どの順番で体を動かすのかわからず運動が苦手になる、といった困りごとが起こりえます。

 記憶の削除が苦手な場合

記憶の削除が苦手な場合は、新しい情報を取り入れにくく、行動の切り替えや連続的に会話を続けることが難しくなります。授業時間が変わっても次の科目に移ろうとしない、前の会話の内容を話し続ける、といった困りごとが起こりえます。

 

ということで、当てはまることが多いなと感じました。息子の困り事はここが弱いところからもきているんですね。

 

次回から運筆練習を一緒に練習することになりました。握る動作って生活面、遊び面、学習面全てに大きく関係するので、あなどれないですね。絵を描くにしてもただ握っているだけでは上達しないとは。。人間の動作習得の複雑さを実感します。