3歳1ヶ月の頃、主治医との定期診察がありました。先生は自分の聞きたいことを確認してくるスタイル(無駄を省きたい)です。

 

先生・「運動面はどうですか?」

母・「ジャンプやダンスの模倣、鉄棒ぶら下がり、追いかけっこは出来るようになってきました。ただ階段昇降や、よじ登るのは一人だとたどたどしいです。階段は両足揃えて一段ずつ昇降します。手足の動きがぎこちなく、よくバランスを崩して転んだり、動かし方も分からずフリーズしていることもあります。手先は器用なほうかと思います。」

ふむと少し考えた顔をする先生。月齢に対して粗大運動がゆっくりなのをかなり気にしている様子。

 

先生・「言葉やコミュニケーションはどうですか。」

母・「文を長く喋るようになり、一方的な面や独特の言い回しはあるものの、やりとりが出来てきました。」

先生・「意味のある話し言葉も出てきて以前より伸びてる感じがします。関心が外に向いてきましたね。挨拶はしますか?」

母・「する時としない時がありますが、意識しています。」

横で挨拶はね~、おはよう、いただきます、おやすみetcもあるよという息子。

先生・「挨拶をカテゴリー分けで理解していますね。言葉は貯めているので、それを人に言いたいと思えるように関心をより外に向けていきたいですね。」

「オープンクエスチョンには答えられますか?(YES/NOで答えられない自由度の高い質問。どうだった?等。)」

母・「やはり曖昧な質問は答えるのは苦手ですね。」

そうですかと答える先生。自閉的な部分がどうなっているかを確認したようです。そこは難しいよね。と言われている感じがしました。

 

先生・「身辺自立はどうですか?」

私・「ご飯とトイレ小は自分から積極的にしています。靴や衣服の着脱は刺激で注意散漫になりやすいです。ただ最近少し自分でやろうとする意思が見え始めました。ご褒美やカウントダウンなどを使うとスッとやります。それがないとなかなか進みません。そのような場合はどういうふうにサポートしたらいいですか?」

先生・「今は全然手伝っていい時期ですよ。最初は100から、80、60と介助の手を減らしていきましょう。」

身辺自立に関しては3歳ならそんなもんだとあまり何も言われませんでした。

 

先生・「他に気になることはありますか?」

母・「園で試し行為(する・しないを決められず周囲を揺さぶる)をして、やっている息子自身が混乱しています。軸を決めてこれ以上長引くなら泣いても喚いてもこちらが決めるという対応をしているがいいですか?」

先生・「毅然と対応していて、お子さんもその方が楽だと思います。」

 

母・「人との距離が近すぎて、初対面の人を覗き込んだり、触ったりする時があります。どう教えたらいいですか。」

先生・「知らない人は触らないを徹底させましょう。大きくなった時にお子さんが困りますからね。」

息子は受動型だと思っていたのですが、積極奇異型なのかなと思う部分があります。

 

母・「進路は公立のこども園にする予定です。気を付けることはありますか?」

先生・「加配付きなら問題ないでしょう。気持ちを表すのが苦手なお子さんなので、嫌なことがあったときに友達に手を出したり、噛んだりすることがあるかもしれません。そういう時は止めることを第一に考えがち(勿論必要)なのですが、その後どうしたら良かったのかを教えてあげることが大事になってきます。」

他害の可能性ありというのはショックでした。。確かに本当に嫌なことを伝えられないときは私に、押して叩いてきたりするもんなあ。。心労が増えるのかとため息がこぼれました。

 

グデーンと私の膝に乗っかっている息子を見て、

先生・「後は体幹が弱いので、椅子に座れるようになっておいたほうがいいと思います。」

姿勢保持が出来ない原因は低緊張にあるのですが、生活面だけでなく学習面へのつまづきへと発展すると示唆されました。本当に改善したいです。姿勢が悪いだけでだらけていると誤解もされやすいので。。

 

運動面の心配をかなりされたのと(してないのは療育園だけという皮肉)、以前から切望していたのもあって運動療育決めてきました!そのお話はまた後日にします。