3歳になった頃、園で順調に進んでいたかと思われていたトイトレで挫折しました。絵本を読んでいる途中、皆の前で、オムツからオシッコが横漏れしたのです。

 

突然のことに息子はパニックに。絵本を中断せざるをえなくなり、気分も切り替えられないまま更にパニック状態になりました。

 

トイレでオシッコ出来なかった、しかも漏らしたことが大きな失敗として脳内にインプットされてしまいました。

 

そこからは地獄の日々が続き、トイレに行きたがらなくなりました。トイレ行く?というと「嫌だ」と癇癪に。友達がトイレに行く姿を見て癇癪に。先生がトイレに行く人~と言うだけでも癇癪に。トイレという言葉が禁句ワードになってしまいました。かなり引きずっている。。。

 

こうなったらしばらくオムツでいいやと思い、オムツに戻したら、いつまでたってもカラッカラで園で全くオシッコを出さなくなってしまいました‼六時間以上出さず、家に戻ってからオムツで出す‼園でしたくないから家まで我慢するなんてほんと考え方が極端すぎるわ。。。

 

さすがにこれは体に悪いよ。。と思い、まず息子にトイレについてのイメージを回復させることから始めました。トイトレ絵本を毎日読む、今はオムツだけどオシッコはトイレでするもの、すっきりする場所、出来たらかっこいいね、お兄さんパンツを履いてみたいね等とにかく洗脳しました。

 

特に効果があったのはお兄さんパンツファッションショーを本人にさせて脱オムツへの憧れの気持ちを芽生えさせたことと、大袈裟にムズムズからトイレからスッキリ出るまでの様子を親が演じて見せたことでした。

 

そこから1ヶ月は家でも座ってみるようになり、座るだけでご褒美シールを貼るなどしてやる気を失わせないようにしました。園では友達と一緒にトイレに入ろうとしたり、座ろうとしたりして嫌な気持ちが減った様子が見えました。ただ、タイミングだけ合わずヤキモキしました。

 

園で座らせてみたある日、自分で出すコントロールが出来るようになったらしく、思ったタイミングで初めてオシッコをだすことが出来ました。ここで大褒めし、とても自信がついた息子は自分からトイレに行くようになりました。オシッコを長時間我慢した経験から膀胱におしっこをためる力もついたようです。家でも園でもお兄さんパンツで日中過ごせるまでになりました。外出先でも補助便座なしで座って出来るように。

 

自信がついて身に付いたらちゃんと定着するんだ。。と実感出来たことが嬉しかったです。

 

嫌だといってそのままにしていたらトイレでしなくていいんだとそのままになっていたと思うので、早いうちに軌道修正出来て良かったです。トイトレは発達障害を抱える子は苦戦することが多いと聞きましたが、ここまで手こずるとは思いませんでした。。まだまだ山はありますが。。

 

目下の課題は

①自分で尿意を感じて行けること(間隔を空けず、空っぽの時に行って、出ないと癇癪を起こす。一杯にならないと出ないを説得中)

②排便をトイレでする(お兄さんパンツでやって悲惨なことになっている)

です。

立ってする練習は園でやってみたいと思います。