療育園のクラスには、現在発達凸凹メンバーが7人います。診断名は聞いたことないのですが、何かしらの発達障害の傾向を持っているであろうグループです。

 

①常に動いてアクセル全開、運動神経抜群でなんでも積極的、チャレンジ精神旺盛な男の子

②言葉は出ないけど、身ぶりや反応で気持ちを伝えるのが得意な男の子

③反応は薄いけど、とっても周りの動きに敏感な音が大好きな男の子

④オモチャ等で独創的な作品を多く作れる芸術肌、運動も得意で周りの真似も上手な男の子

⑤おしゃべり&謎の行動で笑いを取りに行く、マイペースな我が息子

⑥マイワールドで女優さながらのなりきり遊びを見せる女の子

⑦普段は才女でおしとやか、お友達と遊ぶのが大好きな女の子

 

こだわりがあるか、どの感覚の偏りを持っているか、言葉の出具合はどうか、人への興味とコミュニケーションの様子はどうか、身辺自立の進み具合はどうか…など、同じ発達障害の傾向があっても人によって違うので、本当に興味深いです。個性的で面白い子達だなと思います。困り事スイッチさえ入らなければ扱いやすいのに(苦笑)。お母さんは皆大変です。

 

☆☆☆

 

園ではお友達や大人と交流したいという気持ちを持っている子が多いので、いい刺激を受けていると思います。息子は素直になれず自分から行けないので、誘ってもらえて嬉しそうです。(ただ追いかけっこは相手の足が速すぎてすぐに抜かされてしまう汗)

 

また一緒に長く遊ばないので、母親が「○○ちゃんにどうぞする?」「(遊びたそうだったら)遊ぼうって言いにいく?」等、友達と関わる機会を増やしてみてというアドバイスを受けました。誘いに行ったり、タッチしたりと、少しずつお友達と一緒に遊ぶ意識が根付いてきました。

 

友達への関心が出てきたことによる問題が二つ出てきて、こちらもアドバイスをもらいました。

①適切な距離感や関わり方が分からず少し手が出る形になっている

→相手が嫌な思いをしていること、息子が何をしたかったのか聞いて、口で相手に伝えるように教える

 

②友達が泣いている、癇癪している、怒る、拒否するという行動を、自分のものと混同し、パニックになる

→共感の気持ちが出てきたのはいいこと。そこは前頭葉が育てば感情コントロールが出来るようになり強みになる。○○ちゃんが泣いているのを見て悲しくなったんだね、優しいね、でも悲しいのは○○ちゃんで、息子の気持ちとは別だよ。と気持ちを区別させていく。

 

療育園児の絡みは微笑ましいなあと思うこともありますが、親が介入しないとトラブルを起こしがちなので、なかなか友達関係でも気が抜けないです。