2歳6ヶ月の頃、療育面談2回目がありました。ちょっと気持ちが落ちて息子への接し方に自信をなくしている時だったので、親子教室での対応がダメだと言われたらどうしようと思って構えていました。
先生に渡した不安メモを元に、息子対応への対策と、5ヶ月の振り返りを行う予定で話が始まりました。
先生「お母さんも頑張っていますね。最近はどうですか?」
私、先生の前では泣きたくなかったのですが、涙が堪えきれなくて号泣。(このタイミングで⁉という感じなのですが)
私「対応が上手くいかず癇癪や反発があり、息子とずっと一緒にいるのが辛いです。息子にもいいところが沢山あるのに、悪いところばかり探そうとしてしまう自分が嫌です。療育中も楽しめなくなってしまって。。」
そこからは、先生が話を聞いてくれました。そしてアドバイスをもらいました。
先生「お母さんは真面目ですからね。まずは、お母さんがしんどくならないようにしましょう。ずっと側にいる必要はなくて、見守りつつ、スペースを取って自由に遊ばせる時間は取りましょう。T君が来たら遊んであげてください。」
先生「しんどくなったらお互いに本を持ってきて読もうねといったり、家事するね、と離れるのもありです。気をそらしましょう。パニックに近い癇癪は付き合わなくて大丈夫です。その後自分で落ち着いたら誉めてあげましょうね。」
聞いてもらったらちょっとスッキリしました。今後の自分にはアンガーマネージメントと、無理しない育児が必要そうです。
ただ、大好きなオモチャを出すとずっと一人で遊びたがるので、情緒的関わりは要るなと感じています。私に見向きもしてくれなかった昔に戻ったようで寂しくなります汗。メリハリをつけてやっていこうと思います。
☆☆☆
息子の評価
言葉…生活で覚えた言葉は口にするが、言葉を使ってのやりとりをするのはまだ難しいところがある。日々のやり取りで出ている言葉を使ったり、やりとりの見本を見せるなどして経験を重ねる。
人との関わり…好きな友達が出来、近くに寄っていくことがあるが、関わり方が分からなかったり、急に来られるとビックリすることがある。お母さんが仲介して、友達との関わり方の見本を見せる。
療育中…体を使う遊びが出来てきた。今後も息子のペースで無理なく参加出来るよう見守る。やってみようという気持ちを大事に。出来たら誉める。
☆☆☆
困りごとへの対応
・とっさの時(癇癪で物投げる、遊具使用時に早く行ってほしいと私や人を押す、してほしくない場所で転がったり座ろうとする)に肯定的な言い方が出来ない
→否定的な言葉に強く反応するので、怒る環境を作らないのがベスト。癇癪しやすいものは出さない、順番を待たなくていい人の少ない公園に行く、社会マナー的にアウトなものはさせない。
・主人がギャーギャー言われるからと、渡したくないものを渡して誤魔化そうとする
→本物は渡さない。おもちゃで代用出来そうならそれで、大人のものが使いたいというのなら、今使ってない古いものを渡す。人のもの、触ってはいけないものという区別をつけさせる。それが本人のため。
・身辺自立が進まない
→8ヶ月前に歩きだした、まだ赤ちゃんみたいなようなもの。園でもまだ出来ていない子が多い年齢。無理なことを今しない。無理な時はお母さんがやってオッケー。今はお互いが気持ちよく過ごすほうが優先。
・一人でやりたいという気持ちから、こだわり癇癪が多くなってきて困っている
→息子が挑もうとしているのは、年齢的に難易度が高いものが多い。癇癪が減るのであれば、無理にさせないほうがいいのでは。
・やる、やらないといったような選択の場面で混乱してパニックになる
→今はお母さん主導でいい。むしろリードしてあげる。悩んだりグダグダする時間は息子にとっては苛立ちの元になりやすい。(待てない性分だからか?)
・息子に効果的な遊びはあるか?
→ここに来るだけで十分。それより楽しい、やったという経験を親子でするほうが大事。
・進路
→相談しても、あまり積極的な回答をもらえず。とりあえず成長を待ってから考えましょうとのこと。年少ももしかしたら療育園をすすめられるのか?といった雰囲気もある。
☆☆☆
全体的に、親子教室は息子の成長を待ってというスタンスで、発達に関するフィードバックに関しては曖昧にされることがあります。診断を受けていない親が多いのもあると思いますが。
積極的に聞きたい、いいものを取り入れたい!という私には不完全燃焼の部分があります。そして集団メインなので個別への
支援は手薄です。療育園での個別サポートもありそうですが、巡回回数が少ない。
私が不満を抱きすぎなのか?2歳なら療育園だけでもいいか?とも思っていましたが、今まで受けた検査の様子から、じっくり個別で指示を聞く訓練をさせたいと思うようになりました。
そしてこの3月から、療育園に内密に、個別療育も通い始めています。そのお話はまた後日に。