0歳児クラスに通っている間、療育での人との関わりは先生と同じクラスの保護者だけでした。療育中は他の保護者には話しかけていい雰囲気はなかったので、特に情報交換もなく終わっていました。

 

発達障害の疑いを言われてから、ずっと何かをしなくてはと気が焦っていた私は、市で発達障害児を持つ保護者の会があることを知ります。ここで何か有益な情報を得たい。一人で参加するのはハードルが高いなと感じつつも、思い立ったが吉日と、参加をすることにしました。

 

当日は一番乗りに着いてしまい、人見知りの私はドギマギしていましたが、会の方が話しかけてきてくれました。参加者は就学前の子を持つ人のほうが少なく、息子は2歳ですというと少し驚かれました。最初はほぼ私の話を聞いてもらいなんだか無知すぎて申し訳ない気持ちでした。

 

他の人の話を聞いて驚いたことは、子どものためにもの凄く情報収集をしているということ。療育も公的なものだけでなく民間のものを選択していたり、病院や習い事一つにしても子どもに無理のない対応をしているところを選んだり、講演会に沢山参加していたり。私はこんなに動けるだろうか?というくらい皆精力的でした。また、兄弟姉妹で発達障害だったりで大変そうだなと思いつつ、あっけらかんとしている人がいるのも印象的でした。扱いにくい特性も理解して、子どもに合わせた工夫をこらしているようでした。

 

私はまだ息子の特性を掴みきれておらず、困りごとが多いので、それに対してこうしたらいいんじゃないかというアドバイスは大変参考になりました。自分のやり方にあてはめようとするのではなく、子どもに合うやり方に合わせること。皆それを実行しているようでした。

 

親の会では多くの情報に触れることが出来、悩み事も聞いてもらえて有意義な時間が持てました。その一方で、子どもの発達のことばかりになってしまう母親に、ストレス溜まらないのだろうか?息抜きは出来ているのだろうか?その状態はいつまで続くのだろうか。。今後なるかもしれない自分の姿を重ねて、少し不安がよぎったのでした。