療育に通いだした頃は普通の児童館のイベントと何が違うんだろう?と感じていた私ですが、通う回数が増えるにつれて、違いを実感していきます。

 

まずは先生の数。少人数クラスでは子供に対して1人、もしくは複数人で見てくれます。どんな些細なことでも大げさなぐらい褒めてくれて、息子の意欲を高めてくれています。担当でない職員さんも会ったら挨拶してくれ、施設全体で息子を見守ってくれる雰囲気があります。息子もすぐ馴染み、楽しんで参加してました。

 

次に相談の場があること。とにかく発達について不安を抱えていた私は、毎回相談をし、真摯に聞いてもらえることが嬉しかったです。また、言語聴覚士や作業療法士といった専門職に繋げてもらえるという安心感は凄かったです。この息子の行動はどういう心理から来ていて、どう対処すればいいかアドバイスをもらえるのも参考になりました。誰にも息子のことで気を遣わず、すいませんと言わなくていいので落ち着いた気持ちで参加出来ました。

 

そして、発達に特化したプログラム。見通しが通せるよう決まった流れをつくり、発達を促すための遊びを取り入れます。体全体を使う、手先を使う、バランス感覚を鍛える、感覚に働きかける等、様々なことをしました。やっている中で息子の成長、そして弱み(弱みについては他の時に書きます)も見えてきました。

 

大きな変化としては歩けるようになったことと、言葉が増え理解力が少し上がったことです。膝歩きからの脱却は嬉しかったです。歩きを促す音楽が療育中毎回流れていたのですが、とても効果がありました。自分で歩こう!と後押しになったようです。そして歩けるようになると、5つしか出ていなかった擬音語の単語が、意味のある単語に変わってポンポン増えていきました。簡単な指示が通るようになり、出来ることが増え、出席シールスムーズに貼れてる!お返事してる!呼んだら来た!歌歌ってる!そんな一つ一つのことに感動していました。

 

3ヶ月ほど0歳児クラスを過ごした後、歩行が安定したため1歳児クラスに移動することになりました。