1歳10ヶ月になる頃、ようやくセカンドオピニオンを聞きにいけることになりました。この頃はようやく自分で歩こうとする姿が見られ、歩くことには大分安心感を覚えた時期でした。しかし息子の行動面が気になるようになり、不安感が増した頃でもありました。療育の先生に毎回心配メモを渡して相談していました。

 

セカンドオピニオンの先生は、その界隈に名だたる発達障害の専門医。私は息子の成長は何も心配ないと言ってもらいたい一心でした。まずは生育歴、普段の様子、気になること、家族歴、1歳半検診で言われたことなど詳細に確認されました。

 

「この発達の具合と、言葉も少ないという状態からして何も問題がないとは言い切れないです。あえていうならボーダー(境界域)ではないでしょうか。息子さんはゆっくり成長していますね。今後も彼のペースで伸びていくと思います。園に入れるなら少人数のところがいいです。」

 

またもや同じことを言われました。オブラートに大分包んでいますが、黒に近いよと宣告されたようなものです。でも、この頃には先生の話を聞くことは出来ていて、そうかもしれないなと感じることも増えてきました。

 

息子が月齢に対して一体どれだけのことが出来るのだろう?どれぐらい分かっているのだろう?やりとりが上手くいかない頃から抱えていたモヤモヤを晴らすため、今度は発達検査を受けることにしました。予約を取って、また1か月後に、別の病院を受診することになります。発達関連の受診は待たされることが多く、ヤキモキすることが多いです。