中学2年の時に起立性調節障害を発症して以来

 

ほぼ学校に行けてなかった長男。

 

中高一貫に行っていたのと、

 

自宅学習のおかげで模試で特待をとれるくらいの成績は取れていたので

 

高校にそのまま上がれましたが

 

やはり体調が悪く休みがちで出席日数が足りなくなっていき

 

留年が濃厚になった時点で、通信制高校に編入しました。

 

その通信制高校もなにもかもオンラインで行って頂き

 

単位認定試験も事情ありの特例としてオンラインで受けさせていただきました。

 

そんな長男、薬学部に現役で合格したものの、通えるのか、進級できるのか。

 

中2から学校に行っていなかったのに、薬学部のカリキュラムについていけるのか。

 

心配で頭の中がぐちゃぐちゃでした。

 

入試も体調不良で受けられるか受けられないかのギリギリの状態でした。

 

緊張状態下の試験というのも中学受験以来、経験しておらず

 

精神状態もギリギリでした。

 

そんな中でいただいた合格。

 

合格したもののどうしたものか、頭を悩ませました。

 

もうとりあえず入学して、途中で体調悪く通える状態でない時は休学しよう。とか

 

体力づくりのために、入学してすぐに休学してしまうかとか。

 

いや。むしろ通った方が体力や自律神経が整っていっき体調が良くなるのでは?とか

 

色々考えましたが、折角合格を頂いたのだからダメもとで通い始めたい。

 

もし、体調の回復が追いついてなかった場合、休学も視野に入れる。

 

そう長男が決断したので、通学を始めました。

 

そして、行くのなら頑張って単位をとって

 

留年はしたくないという本人の希望があったので

 

大学側に面談をしていただき、今年からの試験や成績のシステムをお聞きして

 

こちらの体調が今どういう状態かお話をして

 

どこまで体調不良を配慮できるか、学部内で話し合って頂くことになりました。

 

昨日、そのお返事があったのですが

 

とても、長男の体調に寄り添っていただいたご回答でした。

 

薬学部という国試に向かって勉強を一丸となってしていかなくてはならない環境の中で

 

長男の体調に最大限に寄り添ってくださった内容でした。

 

本当に、この大学にご縁があって良かったです。

 

長男は今、どういう様子か、どういった体調かは聞いていません。

 

困ったときは連絡をしなさい。

 

そう伝えて、本人に任せています。

 

体調管理や大学とのやりとり、色々なことを経験していって

 

社会に出る準備をしていくことでしょう。

 

心配で心配でどういう体調かどういう感じか知りたい。

 

でも、中2からずっとそばで寄り添っていましたが

 

子離れする時期がきたんだ。

 

親から巣立とうとしているのを邪魔してはいけない。

 

そう思い、そっと聞かずにいます。