先日、下の子の行事で小学校に行った。

 

その時に、長男の小学校の時の同級生のお母さんに会い

 

 

長男くん、学校行けてないんだって.....?

 

 

小学校の同級生の子に聞いたらしい。

 

そうなんだよーと現状を話すと

 

そうかぁ

 

と考え込んだ。

 

 

 

もう、朝から晩までずっと一緒だよぉー。

 

 

 

すると、ボソッと言った。

 

 

 

でも正直、羨ましいなぁ。

そんなに一緒にいれることもうないじゃない?

 

長男くんも楽しそうにお母さんと笑ってるの何回か見かけたよ?

 

 

 

目から鱗というか

 

ハッと気付かされた。

 

そっか。周りの中2の男の子といったら

 

学校に部活に塾に忙しく、時間がある時も

 

友達とオンラインゲームで親ともあまり会話がないのか。

 

 

 

そんな中、朝から晩までずっと一緒にいて色々話したり

 

一緒に家事をしたり、出かけたり

 

そんなことをできるのは、本当に貴重なことだと

 

気付かされた。

 

小学校に入った時点から習い事とか始めたら、もうずっと

 

走りっぱなしで、親とゆっくり時間を過ごす時なんて

 

数える程だろう。

 

そして、いつのまにか大人になって独り立ちしていく。

 

中学生の男の子で母親とこんなにずっと一緒にいてくれるなんて

 

珍しい話だ。

 

病気と言っても治らない病気ではない。

 

小学四年から中学受験で全速力で走り続けて

 

ちょっと今、疲れた程度の話。

 

その休憩時間を母親の私と楽しそうに過ごしてくれる。

 

あぁ、今の時間はしあわせな時間なんだ。

 

別に焦ることはないんだ。

 

今は、普通の生活を送ってたら得られなかった時間。

 

楽しんでいいんだ。

 

まだ少し悩んでいたその心が、解き放たれた感じだった。

 

そのお母さんは何気ない一言だったかもしれないが

 

私を解放してくれた。