なにかのトピックで「子供の身長が~cmなんですけど大丈夫でしょうか?


親の身長が低いので心配です」というのを見かけた。


その返答の「うちの子供だって小さかったから大丈夫!食生活をしっかり!」


とのコメントが多かったこと。


その質問者も「SD」を書かないところを見ると


多分、自分で低身長について調べていないのかな


とも思ったが、他人事ながら心配になった。


身長は個人差にもよるが、成長ホルモンによるものは


食生活を改善したところで大きな成長はみられない。


それは、血液検査によって成長ホルモンの量を調べればわかるし


今の骨の成長具合は手の骨のレントゲンでわかる。


男の子だったら睾丸の大きさで思春期に入ったかどうかも分かる。


そういった相談を専門医に相談するために必要なのはデータだ。


私自身も背が145センチと低い。


ただ女であるということと態度のでかさから小ささを感じさせないらしく


あまり気にしていない。


だが、男の子の場合は違う。


背の高さは一番重要ではない。


だが、理屈では分かってはいても本人はそうはいかないだろう。


コンプレックスの一つになりうる確率は高い。


確かに、大きな病気をせずに健康に育っている。


それだけで十分だ。


しかし、治療で避けられるコンプレックスだったら


取り除いてあげたいというのが親の思いだろう。


分泌される成長ホルモンが少ない為の低身長は体質ではない。


病気だ。


そして、脳に重大な病気が隠されている可能性もある。


それを、安易に体質だ。うちの子もこうだったというのは危険だ。


そして、自分でよく調べもせずに聞いてるトピ主にも腹がたった。


もし、専門医に相談するなら当人の家族の身長、


双方の親の兄弟、親の両親の身長。


当人の身長の折れ線グラフ。さまざまなデータが必要だ。


うちの上の子も小さい。


周囲の人間は、体質だ。性質だ。食生活の改善を口にしていたが


私は、低身長について調べていたので納得しなかった。


そして、ひたすらグラフをつけ続けた。


幼稚園の時、小児科の先生にそれを見せたら


まだ、様子を見ようと言われ


小学4年生の時に


-2.5SDに限りなく近くなったので


内分泌の専門医に診てもらうことになった。


結果、今のところは成長ホルモンがちゃんとでているということ。


手の骨の成長から、彼の骨はまだ8歳の骨だから


身長もそれ相応の身長だということ。


睾丸の大きさから、まだ思春期に入ってないからこれから伸びる時期に


入るということを説明してもらい。納得できた。


私が言いたいのは、安易に人の言うことを信じてはいけない。


信じるにはそれなりの根拠があってからで遅くない。


自分でも知識をつけ、準備をしていかなくてはならない。


ということだ。


もし、子供の身長で悩んでいる人が、このブログを見たら


こまめに身長を計ってあげて欲しい。


専門医に診てもらう時、そのデータが役に立つ。


そして、その成長ホルモンの充填治療は思春期を過ぎると


効果が期待できなくなる。


後で後悔しても遅い。


気になったら小児科の先生に相談した方が良い。


もし、怪しかったら専門医の先生に紹介してもらえる。


そして、覚悟が必要な部分。


ここからは私は経験せずに済んで、調べただけの知識だが、


そのSDによってかかる医療費の助成具合がかなりかわる。


助成が低い場合にはかなり高額になる場合もあるらしい。


そこの点は、家庭の経済状態によってかなり影響される部分だろう。


実際、高額なため、両親が払えず、祖父母が援助というケースも


あると、先生が言っていた。


教育にも経済格差、病気の治療にも経済格差。


世知辛い世の中だ。




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