minnne様やtetote様にて、出品をさせて頂いておりますが、
ハンドウォーマーやアームウォーマー等のカテゴリーはあるものの、
リストウォーマーというカテゴリーが無い事に、少しの寂しさを感じています。
そんな訳で、リストウォーマーについて独断!

まずは、似たような商品の考え方を整理してみます。

<ハンドウォーマー>
 ”手を暖める”という意味で、コート等の両脇に、縦に付いたポケットの事を、
 ハンドウォーマー・ポケットというそうです。
 この説明だけですと、手を暖めるものなら、どんな形状のものでもハンドウォーマー・・・。
 しかしながら、いわゆる普通の「手袋」だと推察します。
<アームウォーマー>
 マラソン選手等が、腕から肩口まで覆っているアレ。
 ファッション的な防寒具というより、実用性の高いものだと思われます。
<ミトン>
 親指だけ分かれていて、他の指は1つに纏められているもの。
 現在、スマホ操作等の理由で人気があるのは、これの”指無し”という事ですね。
<リストバンド>
 テニスプレイヤーが、試合中に汗で手が滑る事を防ぐ為に作られたもの。
 防寒具とは全く異なった使用目的で、開発されたものですね!

こうやって書き出してみると、やはりリストウォーマーとは別物だな・・・(´・ω・`)


元々、ビーズを編み込んだアクセサリーや、ビーズ織りが好きで作成していた私が、
ビーズを編み込んだリストウォーマーと出会い、虜になったのは4年前と浅いものですが、
調べてみると、リストウォーマーの歴史は古いようです。

リトアニアのリストウォーマーの歴史は19世紀に遡り、寒い時期、農地で働く人のために、
手を暖めるアイテムとして使われていたのが、始まりらしいです。
後にチェコからビーズが輸入され、ファッション性が高まり、礼拝や結婚式等にまで、
用いられる様になったそうです。

リストウォーマーが、手袋やミトンと違う点は、起きてから寝る時まで、
場所を選ばずに着けていられるという事だと、私は考えています。
シンプルな形状なだけに、使い方を、使う側に大きく委ねられている。
どうしても違う言い方をしなければいけないのであれば、私が一番しっくりするのは、
付け襟・・・ではなく、”付け袖”でしょうか(`・ω・´)☆
今風に言うなら”萌え袖”ですかね(笑)

袖口の露出部分を少なくし、寒さを抑えるだけでなく、袖口の擦り切れ防止にも役立つ。
それがリストウォーマーです!

私は、毛糸の優しい風合いと、ビーズの煌めきの対比が好きで、
ビーズを編み込むタイプのリストウォーマーを作成していますが、
素材もデザインも、様々な商品が有ります。
是非、お気に入りの一品を見付け、手袋とは違った感覚を楽しんでみて下さい!