昨日のフロイニで柾哉君が紹介してくれた

ドラマ「春になったら」

Netflix で一気見しました

 

柾哉君は毎回、号泣したと・・・

毎回ではなかったけれど、きっとここで号泣したんだろうなと思うシーンがありました

 

以下、ネタバレあります

 

父・木梨憲武さんと娘・奈緒さんのお話で

ざっくり言えば、すい臓がんで余命3ヵ月と宣告されたお父さんと

売れないお笑い芸人との結婚を認めて欲しい娘の話

 

娘は助産婦をしていて、新しい命が誕生するシーンと

父の命の期限が近づいていくシーンの対比が悲し過ぎて・・・

命について考えさせられるドラマでした

 

柾哉君がハッピーエンドだから安心して見てくださいねと言ってたけれど

ハッピーエンドでハッピーなシーンなのに涙が止まらない

それほど素敵な展開でした

 

ストーリーに直接関係ないけれど

娘が働く助産院でのお産のシーン

めちゃめちゃリアルで、妊婦さん役の女優さん

あの演技は大変だっただろうなと思いました

 

そして、リアルさを引き立てているのが

「生れました、女の子ですよ」と取り上げたばかりの赤ちゃんを

生んでホッとしているお母さんの顔の側に連れて来るのですが

生れたばかりの赤ちゃんにしか見えない、小さな赤ちゃんなの

生れたばかりの赤ちゃんって、肌質や肌色が独特で

顔もすぐに変わっちゃうのよね

人形を使っている訳ではなくて、本物の赤ちゃんなんだけど

まさか生まれてすぐの赤ちゃんを連れて来る訳にはいかないから

生後1ヵ月とかの赤ちゃんモデルなのだと思うけど

どうやったら、あんなにリアルに再現できるのか・・・

実際に、その事が話題になったみたいですね

お産のシーン、全部で3回だったと思うけれど

いや、ほんとにすごいです

エンドロールには「新生児出演協力…」と名前がありました

 

最終話の結婚式のシーンも感動的でした

この鳥居(福山雅治さんのMVより)

 

結婚式はこの鳥居の下で行われ

あまりにもぴったりなロケーションで

これセットなの?と思ったけれど

ほんとにあるんですね

(中央区佃1丁目)

 

家の前から、この階段までレッドカーペットを敷いて

まさかいつも登場していたこの場所で結婚式をするなんて

この場所があったから、このシーンが誕生したんだろうな

こんな場所を探そうとしても探せませんよね

 

ここでの挙式のあと、階段を上がった川沿いの道を進んで披露宴会場に行くのですが

川沿いの道は、中央区立佃公園で

「ここからすぐよ」と歩いて移動していたけれど

披露宴(旅立ち式)の会場は、千葉県木更津市の富来田公民館

 

もんじゃ焼きが出てきたりして、なんとなく佃かな…と想像していたけれど

ロケ地は、千葉や埼玉などでも行われていました

どこでロケするか探す専門の方がいるのだろうけど

大変なお仕事ですね

 

木梨さん演じる、末期がんのお父さん

がんを告知された場合、自分の最期をどうするか

自分で納得する最期を迎えることができる

心臓や脳の疾患での突然死より幸せだという考えがあり

まさにそれを考察しているような内容でした

 

このお父さんのように強い意志で

やり残さないように頑張れる?

一瞬の苦しみだけで、この世にさよならする方がいい?

 

このお父さんとほぼ同じタイミングで

すい臓がん、ステージⅣ

そう宣告された方が身近に居て

その方は抗がん剤治療を受けていますが・・・

「桜が見られると思ってなかったわ」とおっしゃっていて

このドラマを見ていると、その方にダブってしまいました

がんで闘病している方にとっては、厳しい内容のドラマで

気持ちが前向きになれるかと言うと難しいかも

 

病気になってから、悔いなく...ではなくて

元気な時から、1日1日を悔いなく楽しく生きましょ