先日、Facebookで
みんなポテトサラダってどう作ってる?
との投げかけがあり

みなさんの投稿を見てると
ほんとそれぞれに工夫がされてて
でもって、自分がやってるやり方は
慣れてて当たり前だったけど
そうでもなかったのか(°д°)
とちょっと発見してしまったので
下ごしらえになりますが
写真付きでご紹介しますね!




じゃがいも、です。

いろいろな種類がありますが
うちは生活クラブで
隔週で届くように登録していて
それが今のところ「デジマ」という品種なので
それを使ってます。

デジマは加熱すると色が濃くなるかなー
食感はメイクイーンに近いかも。
潰すとモッチリします。


さて、芋は洗って芽を取ります。

芽って、なんで取るか知ってますか?
芽が出ようとしている周りが
緑になっている事がありますが、
ここに「ソラニン」という
人間が食べると中毒症状を引き起こす
物質があるんです。
なので、緑色になっているところは
取り除いてくださいね。

あ、あと、
芽が出ていると古い、とか思う方も
いるかもしれませんが…

それは一概には言いきれません。
収穫直後でも保存状態などで出てきますし、
季節によって違います。

芋も生きているので、
芽吹きの季節になると
「おっしゃ!芽ぇ出そか!!」
(なんで関西弁?)
と生理作用で芽を出しやすくなります。

と、考えると
むしろ、芽が出ない芋の方が
私はちょっと…です。
(まあ、芽を出さないようにいろいろと
手を加えられてたりする、と聞きます)

その辺は講座などで聞いてもらうと
なんぼでもしゃべりますから、
遠慮なく聞いてくださいね!
(だからこその講座です!!)


で、私は芽を
包丁の手元のほう、あごという部分で
ぐりん!とくり抜きます。
か、Vの字に切り取って
だいたい同じ大きさに切りそろえます。
この時、皮はむきません。



こんなかんじ。
中サイズだと半分くらいにカット、かな。

で、うちでは圧力鍋で蒸します。
圧力鍋を使うのは早く出来るから、
蒸すのは味や栄養が
ゆで汁に逃げないからです。

この芋の大きさだと圧力がかかってから
8~10分くらい加熱、
火を止めたら自然に圧が抜けるのを待ちます。




ちょっと色が濃くなりました。




菜箸とかで火のとおりを確認。
うん、柔らかくなった。
もし、この時まだ硬さが残っているなら
加圧してみてくださいね。

で、この芋、触るとつるんと皮が剥けます。




こんなかんじ。
生の時に包丁とかピーラーとかで
んしょんしょ剥かなくても
ツルッと剥けてくれます。
皮付きが好きな方は
そのままでもいいですよー。

皮を剥くのは少し冷めてからでも大丈夫。
完全に冷えてもラクに剥けますよ。

熱々のうちに皮を剥きたい方は
フォークぶっ刺したり
キッチンペーパーで包んで剥いたり、
火傷しないように気をつけてくださいね。




そして、ここからが
他の方にびっくりされるポイント。
マヨネーズなどで味をつける前に
我が家では先に塩コショウと酢と油で
下味をつけます。

今回は食酢となたね油ですが
その時々で変えてもらって構いません。
ごま油とかでもいいし
(この場合のごま油は太白ごま油の方が
いいかもねー)
オリーブ油とかでもいいですね。

お酢も米酢でもりんご酢でもレモンでも!
なんせ、酸味を効かせることで
マヨネーズを減らせます

ん?もう一回言う???


マヨネーズの使用量を
減らせますー!!




油も使いますが、
マヨネーズって、なんと約7割が油です!
んで、ポテサラって結構マヨネーズを
たっぷり使うイメージないですか?

お料理ってモノによりますが、
材料を全部混ぜてから味をつけると
全体に味が散らばりやすいので
調味料を大量に使いがちです

それよりかは
下味をつけてから混ぜ合わせた方が
それぞれの味が立つので
全体の味もぼやけにくくなります。

特にポテサラなんかは
芋がどんどん味を吸収するのか
マヨネーズを
足しても足してもまだ足りない!!!!
って味見のループにハマるって話を
よく聞きます。

なので、まずは芋に下味をつけて
それから具を足していって
全体の仕上げをマヨネーズ、
それもいつもより
少なめでやってみてください。

あと、酸味と並行しておすすめなのが
スパイス類です。
粒マスタード、カレー粉、
コショウも粗挽きや粒を砕いたものを
足してみるとか

そうすることで、
塩分を少なめにしても満足感を出せる
ポテサラに仕上がります。


おー、やっぱり
お料理のことを書き始めると
どんどん書いてしまいますね^^;

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