入院した経験

私が統合失調症だと

診断を受けたのは

24歳の時です。 


新卒で入社した病院が

まぁブラックで(笑)


4ヶ月後に

幻聴、幻覚、妄想の症状が現れ始め

無理して働いた為

気絶するようになりました。


やむを得ず退職したのですが、

まだ病識が無く、

自分が弱いからだと責めて

すぐに老人保健施設へ就職。


3ヶ月後、また気絶する様になり

主治医の診断から入院する事に。


身体中検査を受けて、

心理検査も受けて

結果、統合失調症だと判明。


脳波で思いっ切り幻聴の反応が出ました。


それから3ヶ月入院生活を送り

陰性症状に突入。


引きこもりという名の

自宅療養をします。


これが一回目の入院の話。



二回目は30歳の時。

薬が合わなくなったのと

家庭環境が悪く

病状が悪化。


家庭環境は兄が結婚し義理姉との相性が悪く

丁度2人目の姪がお腹に居た時でした。

「つむぎの病気が子供に悪い影響を与える」

と言われてしまい、いよいよ居場所を無くしました。


主治医が私を守るように

入院を勧めました。


入院生活に入り、

環境が変わり安心したのと

薬が合って体調は落ち着きました。


主治医からはこの時初めて

家を出る様に言われました。


退院するまでの3ヶ月間。

一人暮らしで必要な費用や

1年後にこの位貯金して

家を出る計画を立てました。


ソーシャルワーカーさんにも

支えていただいて

退院後、訪問看護さんを

利用できるように手続きしてくれました。



一回目の入院は

自分の病気を知る事が出来ました。


二回目の入院は

自分の力で生きるための

準備をする事が出来ました。


どちらも今の私に繋ぐ為に

必要な時間だったと思います。


不安に感じなかったかと

聞かれたら嘘になります。


とくに二回目は一人暮らしを

目指す準備も兼ねていたので

実家を出たことが無かった

私には不安だらけでした。


だけど、主治医やソーシャルワーカーさん、

担当の看護師さん、訪問看護さん、

たくさんの方が私を支えてくれました。


けして、1人じゃないです。


頑張った先に明るい未来が

あるのだと信じて

これからも努力を続けたいです。


 

 

 

 

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