昭和の時代、「タイピスト」「文選工」という仕事があったそうです。
タイピストというのは、主に商社や役所等のオフィスで働き、文書をブラインドタッチで清書する仕事です。女性の憧れの仕事だったそうです。
文選工というのは、活版印刷用に文字を組む仕事です。高度な訓練を要する専門職でベテランの方はリズミカルに素早く紙面を組み立てていたそうです。
二つの仕事はなくなってしまいました。
活字が並んだ書類や本自体の需要はありましたが、ワープロやパソコンが普及し、誰でもできる仕事になったからです。
私は今、会計系の事務職についているのですが、会計担当者には今この流れが来てるなーと思います。
複式簿記で会社の経済活動を記録する需要はありますが、人じゃなくて機械でできるようになってきたからです。
上記著書の中で、落合陽一さん、堀江貴文さんは、こう述べています。
「速く安く働くやつがいなくなればなるほど、オートメーション化がすすむ(p.49)」
ますます機械のできることが増え、人間のやらざるを得ないことが減るそうです。古代ローマのように、労働は機械に任せ、ベーシックインカムで人は働かずに暮らせるのが普通になるのでは、という事です。
初めて知ったのですが、「押し屋」という仕事が昭和時代にありました。吾妻橋や新橋など人通りの多い地点の坂の下で待機していて、大八車が通ると坂を登るのを手伝いお金を貰う仕事、との事です。当然ですが今はこんな人いません。ホリエモンのいう流れは確かにその通りだなと思います。
「昭和の仕事図鑑」を読んで感じたのは、
「需要のあるところに仕事はある」という事です。当たり前ですが...
そして、その需要を満たす手段に特化した技能は、機械に代替されるのかな、と思いました。
これまで、淘汰されそうな職種が生き残る道の一つとして、オーダーメイドの需要を拾う、というのがあったと思います。例えば、電気冷蔵庫の普及によって失業の危機に瀕した氷屋さんが、バー向けの特性氷を作ることによって事業を保ったように。
情報技術の発達は、このオーダーメイドの需要と供給のマッチングをますます進めているみたいです。
Ubarドライバーと乗客、メルカリの売り手と買い手がお互いを探す、とか、アマゾンがおすすめ商品をおすすめしてくる、という事です。
上の書籍の中で、落合陽一さんと堀江貴文さんは、
「遊びに没頭しろ(p55)」
「仕事と遊びの境界が溶け始めた(p226)」
「ポジションをとれ(p244)」
「溶けるか、溶けないか。それを自分で決めて、行動に移せばいい。(p246)」
「「信用」が価値になる(p176等)」
と述べています。
自分自身のあり方自体が、インターネット上で公開することによって、需要のある人からの支持を得る、という事でしょうか。
これまでは、出会う場がなかったから、例えゲームが得意とか、裁縫が得意とかがあっても、自分or自分の家族or自分の身の回りで出会える人の範囲かでしか役立てる事が出来なかったけれど、これからは世界の中で役立てることができるようになるよ、という事でしょうか。
そのためには、好きで、得意なことを、ひたすら磨くことが良いことになるよという事でしょうか。
もしくは、落合さんが言うように、自分の得意なことを複数かけあわせて唯一無二の存在になるか。
そして、それを世界に発信する事で、求めてくれる人と出会うことが出来る、という事でしょうか。その後に取引先を広げ、自分が決して詐欺的な輩ではないことをアピールし、存在感を増していくためには「信用」が重要、という事でしょうか。
今、私の理解だとこんな感じです。
でもまた読んだら新しい感想が産まれる気がします。
そして、それを世界に発信する事で、求めてくれる人と出会うことが出来る、という事でしょうか。その後に取引先を広げ、自分が決して詐欺的な輩ではないことをアピールし、存在感を増していくためには「信用」が重要、という事でしょうか。
今、私の理解だとこんな感じです。
でもまた読んだら新しい感想が産まれる気がします。
「10年後の仕事図鑑」
著 落合陽一と堀江貴文
発行 SBクリエイティブ
発行年 2018.4.13
「昭和の消えた仕事図鑑」
文 澤宮優
イラスト 平野恵理子
発行 原書房
発行年 2016.4.10
